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「バーガーキングが近くにあること」は一人暮らしの条件になりうる

一人暮らしをするとなったとき
誰もが住む家に求める条件というものを考える。

それは例えば「駅から近いこと」であったり、「近くにコンビニがあること」だったり、「コンロが二口あること」だったり。

そうやって頭の中で箇条書きに整理された条件が作る関門をくぐり抜けた物件たちが、最終的に振るいにかけられて住む場所として選ばれるのだ。

ただ、自分の頭の中でリスト化された一人暮らしの条件とは、そう言った一般的な意見だけには留まらないと自分は思っている。

言うなれば、自分だけにしかない条件。

「仕事場から近い」とか「近くに大型スーパーがある」とか、そう言ったありきたりな条件ではなくて、他の人が聞いたら「え、それいる」みたいなマニアックな条件。

自分にとって「バーガーキングが近くにある」というのは、そう言った条件に分類されるのだ。

そもそも「バーガーキング」と言うものを
皆はどれぐらい知っているだろうか。

アメリカ発のハンバーガーチェーンである「バーガーキング」は日本にも数多くの店舗を出店しており、「ワッパー」と呼ばれるハンバーガーが看板商品として多くの人から人気を得ている。

ちなみに「ワッパー」というのは「とてつもなく大きい物」という意味があるらしい。ある意味清々しいネーミングセンスをしている。

コスト面で言うと、マクドナルドよりは高くてフレッシュネスバーガーよりは安い。個人的にはそんなイメージ。

しかし、実はこのバーガーキング、2019年に大量閉店したことで大幅に店舗数が減少してしまった。

自分の実家近くにあった店舗もこの際に閉店してしまって、友達界隈からも「これから一体どこでバイトまでの時間をつぶせばいいんだ」など、多くの落胆の声を聞いた。

そんなバーガーキングなのだけど、自分が今住んでいる場所の近くには稀少な店舗が存在していることもあり、生粋のヘビーユーザーと化している。

その魅力は何といっても、コスパが最高すぎること。

クーポンなどを使用すると比較的安く購入することができるうえ、クオリティの面でも一定水準を超えた味を提供してくれる。(個人の意見)

あと「ワッパー」がめちゃくちゃ美味い。「ワッパー」さえあれば他のメニューは何もいらないとさえ思う。単体で勝負できるポテンシャル秘めている。


と言うことで、もし完全に一人暮らしをすることになって現在の場所から引っ越しすことになろうとも、バーガーキングが近くにある物件が良いと心の底から願っていることが分かって頂けただろう。

しかし、このままだとバーガーキング側の回し者だと思われる可能性が非常に高いため、他にも自分だけしかない条件を挙げるならば、歩いて行ける範囲に「スーパー銭湯がある」というのも欠かせない。

まぁこれに関しては自分だけとは思わないけども、大きい湯舟とサウナをこよなく愛する者としてはいつでも通える位置に「スーパー銭湯がある」ということは、健康的なライフスタイルを構築する上で非常に重要なポイントなのだ。

ところで、この世で初めて「スーパー銭湯」なるものを考えついた人は誰なのだろうか。

その発案者はスティーブ・ジョブズに匹敵するぐらいの天才だ。ぜひともその功績を後世まで称えたい。


こんな風に、いわゆる「住まい検索アプリ」ではチェック項目に表示されないような条件、自分だけしかない条件と言うのは誰にでも存在するだろう。

改めて考えると、自分にとっての家に求めるマニアックな条件というのは、どちらかと言うと「家の内側」よりも「家の外側」に求めるものが多いのかもしれない。

なぜなら、実際のところ「家の内側」に関する事柄というのは、ある程度所望できるポイントが限られているから。

レストラン並みのハイテクキッチンやオーセンティックバーが開けるぐらいのカウンターが欲しいと言われても、そんな物件が手の届く範囲に存在している可能性など皆無に等しい。

そうなると必然的に「家の外側」の環境に自分の希望する条件を多く求めていくことが、心地よい一人暮らしライフに繋がっていくのかもしれない。

それにしても、物件探しと言うのはなかなか骨の折れる作業だ。

無数に存在する選択肢から一つに決めるだけでも労力を使うのに、物件ごとにプラスポイントもあれば「う~んと」首をひねってしまう部分もあって、自分の条件に完璧に一致することなんてまぁ無いわけで。

どこかで妥協することも必要になってはくるだろうけども、「バーガーキング」「スーパー銭湯」が近くにあることは決して譲らないようにしていきたい。

とりあえず、この二つの項目が住まい検索のチェック項目に入ることを願っている。

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