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エッセイとか手記とか

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エッセイをまとめたものです。
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#エッセイ

先輩の後ろ姿に、物語を重ねる。

先輩の後ろ姿に、物語を重ねる。

「若かりし頃は」なんていう歳でもないが

私にはふと思い返す思い出がある。

私が今こうやって、文章を投稿するようになった

そのきっかけの思い出だ。

もともと、文章は得意ではなかった。

字が下手だった私は、文章そのものを書くことが

少なく、国語も苦手で読解力もなかった。

そんな私が文章を書き始めたのは、手紙だ。

そんな手紙の物語は以前エッセイで好評を得た。

今日話すのは、私が物語を書

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右を見ても左を見ても、同じ人なんて誰もいないんだよ

右を見ても左を見ても、同じ人なんて誰もいないんだよ

「みんな持ってるもん」

この言葉で、私は何回親を困らせただろうか。
「よそはよそ、うちはうち」と一掃され、何度も悔しい思いをしたことを未だに覚えている。

気づけば、その言葉をいつの間にか言わなくなった自分がいる。
ようやく、「よそはよそ、うちはうち」という言葉の意味を理解したのかもしれない。

子供のうちはまだ可愛い駄々こねで済んだかもしれないが、大人になると大変である。

「みんなが言うなら

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【エッセイ】打ち上げ花火、散るとみるか消えるとみるか

【エッセイ】打ち上げ花火、散るとみるか消えるとみるか

夏の夜空に咲く大輪の花———

きらきらと火花が撥ね、夜のキャンバスに動的な芸術が咲き誇る。
猩々緋、菖蒲色、群青色に梔子色。
草花にはないその配色は、人工物たる芸術の最たるものである。

花火は”散る“と言うのだから、それはもう職人の息吹が込められ、血が通っている生命そのものだ。
まるで蝉の幼虫のように、羽化をまだかまだかと望み、そしてようやく外へと出ると、小さな心臓に鞭を打ち、生命を涸らしなが

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エッセイ『彷徨えるオリジナリティ』

エッセイ『彷徨えるオリジナリティ』

物語を書いていると、ふと思うことがある。

「本当にこれは私が考えた物語なの?」と。

もう、何百年も前から物語は存在する。

歴史上のありとあらゆる人物が、筆に手を取り、数千万、数億万という物語を書いている。

世に出ていないだけで、ノートの切れ端に書いた落書きの物語も含めれば、それはもう数え切れないほどの膨大な数だろう。

文化は発展し、価値観も多様化した現代。

あろうことか、物語は飽和し、

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才能なんて何一つない僕が、ライブステージに立ったあの日。

才能なんて何一つない僕が、ライブステージに立ったあの日。

才能なんてもの、僕にはなかった。

頭もそんなに良くはないし、運動も出来ない。
人前には出ることも出来なければ、根暗であった。
何をやっても上手くはいかない。それが僕だった。

苦い思い出なら、数えられないほど持っている。
そんな僕が、ライブステージに立ったあの日までを書いていく。
少しでも、今頑張っている人の力になれれば、それだけで僕は嬉しい。

①学生時代いじめの経験学生時代、それはもうとこと

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幸と不幸の狭間で、僕らは揺れている。

幸と不幸の狭間で、僕らは揺れている。

人はみな、幸福と不幸の狭間で揺れている。
どちらかに身体を傾ければ、簡単にそちらへと転がり込むのだ。

幸と不幸を二分すれば、50:50になるはずだ。
それであるのに、僕らの周りは不幸な人で溢れている。

お金がない、友達がいない、愛がない、楽しみがない。
口を開けば"不幸だ"という人がほとんどだろう。

この世界の現実は、10:90の割合で不幸な人なのだ。

幸せに絶対的な尺度はない。
その人が

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私の半透明の手のひらから、いつも大切なものばかりがこぼれ落ちていく。

私の半透明の手のひらから、いつも大切なものばかりがこぼれ落ちていく。

7月1日、午前0時。
30歳の誕生日を迎えると同時に、私の手は半透明に透けてしまった。

手首から先の輪郭がぼやけ、手のひら越しに、外の景色が見える。
半透明であるためか、肌色交じりに星空が映っているせいか、とても綺麗とは言えない景色。

そうかと思えば、普通に物は握れる。
私の手は、なぜ半透明になってしまったのだろうか。

頭の中にはぐるぐると悩みが旋回している。
そんなとき、ふと私の視線は本棚

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それはまるで、アリエッティの住むお菓子箱のような

それはまるで、アリエッティの住むお菓子箱のような

こんばんわキリイチです!

オリンピックも始まり、家でごろごろとする時間が増える夏場ではございますが、みなさんはお家のお菓子をどう選んでいるでしょうか?

さて先日、大切な人のバレエの発表会のプレゼントを探していたところ、ずっと買いたかったお洒落なお菓子が見つかりましたので、それをご紹介させていただきます!

洋菓子店Atelier UKAIの『フールセック 小缶』です。

Atelier UKA

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銀のお菓子缶に、四季のふきよせを飾って。

銀のお菓子缶に、四季のふきよせを飾って。

こんばんは!
昼間の日照りが増し、局地的な豪雨の降る季節になりかけている今日この頃。
皆さんはどうお過ごしでしょうか?

さて先日、大切な友人よりとても小洒落たお菓子缶を頂き、それが非常に美しいものだったのでご紹介させて頂きます!

和のモダンスイーツを展開するtamayose(たまよせ)の甘じょっぱい缶です。

ふきよせとは?ふきよせとは、茶席で振舞われる干菓子・焼き菓子のことで、秋風で吹き寄せ

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"違和感"こそが心地よい

"違和感"こそが心地よい

「違和感」
誰しもが、この言葉を聞いたとき、いいイメージを持たないだろう。

「違和感」という言葉は、何らかの疑念であったり、はたまた自分の中の何かのバランスが崩れた時によく出る言葉だ。
大抵の場合、その直感というのは当たっていて、そしてあまり良いということはない。

逆に、「違和感」がない状態とは状況だろうか?
何事もなく事が進んでいき、調和がとれた日々が流れ、誰も何も邪魔をしない状況と言ったと

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『No Rules』熱狂は創造を作り出す

『No Rules』熱狂は創造を作り出す

私は、『熱狂』に恋焦がれている。

私自身、働くことは嫌いではない。
この世に存在しない価値を生み出し、顧客に予想外の付加価値をもたらすことが出来るからだ。
この感情を誰かに押し付けようとは思わない。
なにせ、これは私自身の自己満足に過ぎないからだ。

私の一つの小さな組織に所属する身ではあるが、『井の中の蛙、大海を知らず』ということをひどく痛感している。

それもこれもこの本に出会ってしまったか

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いつかのハンターは、再び相見えん

いつかのハンターは、再び相見えん

モンスターハンターライズが発売され、早2ヶ月が過ぎた。
おかげさまで、退屈だった私の毎日は、モンスターを狩りに行くハンターとして活気を取り戻していった。
仕事もある中で息抜きがてらやるハンター生活は、実にゆっくりとした成長スピードで進んでいる。
そんなスローペースでありながらも、ソロ討伐もすんなりと熟せるのは、それなりの経験の積み重ねの賜物だろう。

強敵の出現というのは、実に心を躍らせる。
少年

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僕らの価値は、いずれ消滅へと向かっていく。

僕らの価値は、いずれ消滅へと向かっていく。

僕らの価値は、いずれ消滅へと向かっていく。
気づかぬ間に、声もなく、音もなく。

僕らの価値は、目に見えぬ形で出現する。
それは蝉を捕まえて喜ぶ少年の心だったり、目と目が合っただけでドキリと揺れてしまう初心な恋心であったり、変声期の前の透き通った少年の声であったり。

僕らの価値は、宝石にも劣らない輝きを持ち、様々な可能性の光を反射させているのにも関わらず、当の本人はそれに気づくことが出来ない。

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レシピ本は宝の地図である

レシピ本は宝の地図である


『あなたはレシピ本を何冊持っていますか?』

ほとんどの人がこの質問に、「持っていない」と答えるだろう。
逆に、ごく少数の人が、『十何冊持っています!』と誇らしげに答えることもある。

世の中には数々のレシピ本が存在する。
その出版数も毎年右肩上がりに伸び始め、レシピ本の需要の高さが伺えることからも、あなたの知らないところでレシピ本というのは買われ続けているのだ。

レシピ本としてイメージするの

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