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自意識過剰な妄想

自意識過剰な妄想

いつも一番先に見る空は、東側の明るい空。
気分も上がる。

あの人のきげんが悪いのはわたしのせい?

なんて思うことありませんか。

身に覚えがある近しい人なら別ですが、

それはもう、大きな勘違いを通りこして、自意識過剰でしかないでしょう。

他人の人生では、他人が主人公。
その人にとっては、ただの脇役でしかない自分がそんな主要な位置にいつもいつも登場しないよ。出番多すぎ。

自分が見ている世界

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頭の中のひとりごとを止めてみようか「右脳革命」

頭の中のひとりごとを止めてみようか「右脳革命」

嫌なことを思い出し怒ったり、落ちこんだり。ネガティブな考えが何度もめぐり、止まらない。これらを自動思考と呼びます。

自分の意志でも性格でもありません。

2年前にネドじゅんさんの「左脳さん、右脳さん」を読みました。脳の思考の仕組みを知り、止めることができると知り新鮮な驚きで、おすすめの呼吸法などを実践したりしました。

何より「今、私は左脳に支配されている!」と気づくようになっただけで、不安や悩

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オーディブルの活用法と聴いた本の紹介

オーディブルの活用法と聴いた本の紹介

昨年のAmazonのブラックフライデーセールのときに、聴く読書オーディブルが、3ヶ月間99円だったので加入しました。(いつもセール期間だけ聴きます)

家にいる間はずっと聴いてます。noteを書くとき以外。耳はいつでも空いているからね。

文字の情報がないから、一語一句聞き漏らさないよう集中する。頭へのインプットも濃くなる。

記憶が薄れてくると「なんだったっけ?」と本はパラパラいつでも読み返せる

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自分をしばる固定観念に気づく、手放す

自分をしばる固定観念に気づく、手放す

オーディブルで聴きました。「神様とのおしゃべり」

主人公が脳内神様とおしゃべりしながら、それまでとは180度ちがう考えを身につけていきます。

2人の軽妙な掛け合いでテンポよく進むので、止まりません。

「あーっ」(気づき)とか「はあぁー」(納得)など思わず声も出ます。

**

禅の教えにも似ていました。

私も昨年は娘に同じようなことを言ってました。

「感情に振り回されないで、それはあなた

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嫌いな人は心に住まわせずに手放す

嫌いな人は心に住まわせずに手放す

好きな人に執着するのはわかるけれど。

いやだ、嫌いだ、くそーっ、あいつ!って思い続けるのも執着だそう。寝ても覚めても頭から離れなくなって、嫌な人を頭の中に住ませていない?

やめよう、やめよう。忘れよう。

私の場合は「なぜ、この人が嫌なのか」観察、分析してみる。大抵は、価値観がちがうから。

そうか、私が大切にしているものに気づかせてくれたのか。「ありがとう」とお別れします。

こちらから、離

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紅白歌合戦みた?

紅白歌合戦みた?

私は見ていません。

TVerでフジテレビの「オールスター合唱バトル」を見なおしてました。(12月29日放送分)

誰もが認める実力派シンガーが20名1組でチームとなり“合唱”で熱い戦いを繰り広げます。

令和アイドル合唱団、最強ボーカリスト合唱団、歌うま芸人合唱団、ミュージカル合唱団、演歌合唱団、ものまね合唱団、ミリオン再生合唱団の総勢140名7組。

プロの本気の合唱。熱唱。
美しい歌声と楽曲

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今年読んだ本を振り返ってみる【文章編】

今年読んだ本を振り返ってみる【文章編】

今年読んだ本のなかで、書く力に大きな影響を受けたのは、三宅香帆さん。

文章術の本は、あまり好きではなくて。「こう書きましょう」と言われたって、すぐにはできませんからね。
「こうしないといけない」に縛られてしまうのです。

三宅さんは、一緒に楽しもう!のスタンスで「こんな書きかたしたらカッコよくない?」「こんなのもあるよ」って広く提示してくれるので、できることだけとりいれて。自分の文章のちょっとし

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自分だけの感覚は決して手放さない「幸せへのセンサー」

自分だけの感覚は決して手放さない「幸せへのセンサー」

子どものころの私は、人見知りで恥ずかしがり屋で人に注目されるのが苦手だった。小学校に入ったころは授業中に当てられただけで、ポロポロと泣いていた。

何が嫌なのかはよくわからないけれど、反射的に涙がこぼれていた。

先生は見かねて「じゃ、いいわ」と他の子を当てるので「もう、泣けばいいと思って」とみんなからは言われていた。

でも誰になんと言われようと、みんなの前で立って、一人で発言するほうがもっとず

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肩の力をぬいて生きていきましょ「自分とか、ないから。」

肩の力をぬいて生きていきましょ「自分とか、ないから。」

Amazonオーディブルで聴きました。
難しい東洋哲学を噛み砕いて、口語体で語られる文が、心地よく響きました。

現代におきかえた例え話のおかげで、堅苦しくなく、笑いながら、ゆるく哲学を学べます。

東大卒業後に勤めた会社を退職し、虚無感におそわれ、ひきこもる作者。

生きかたを模索しようと自己啓発本や哲学書に手をのばしてみるものの。

自己啓発本はお腹いっぱい。生理的に受けつけない。西洋哲学の本

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今年よんだ本をふりかえってみる【身体とこころ編】

今年よんだ本をふりかえってみる【身体とこころ編】

今年の私は二十四節気と七十ニ候にそって養生してみました。何千年も前からつづく、人が人らしく生きるための知恵がつまっていました。

季節の移りかわりとともに、人の体も心も変化します。
季節なんて暑いのか、寒いのか、レジャー目的ぐらいしか気にしていなかったけれど。大きな自然の流れのなかで生かされていることに気づきました。

たいていの不調は、食事と睡眠で改善できます。と言ってもそんなのわかっているし、

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今年読んだ本をふりかえってみると【思考術・ノート編】

今年読んだ本をふりかえってみると【思考術・ノート編】

前半は、自分の思考を書き出して向き合おうとしていたようですね。一行日記とか三行日記とか、楽にできそうなものを見つけるたびに手を出してました。どの方法も習慣化はしなかったけれど。

先月急に思い立って朝のノートを始めました。

やろう、やろうと気にかけていれば、いつかなんかのタイミングでできるものなんです。

脳の地ならし?覚悟?脅迫?
人の脳は安定を好みます。だから新しいことを始めようとすると、脳

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文才でも語彙力でもない細分化が「好きを言語化する技術」

文才でも語彙力でもない細分化が「好きを言語化する技術」

いやー、めっちゃおもしろかった。ためになるわ。まじで考えさせられた。やばいわ。泣けてきたわ。

感動を伝えたいのに。言葉が出てこない。
やばい、おもしろかった、感動した、考えさせられた、泣けた、なんて誰もが使うありきたりな言い方しかできない。しかもこれらは思考を停止させる言葉。

noteを書くときにも避けたい。だけどあるある。「楽しい」とか「すてき」とか多用してるわ。「いかがでしたか」など定型文

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人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情がたまらなく好き

人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情がたまらなく好き

子どものころから読書が好きで本の虫、いや本に棲んでいる虫かとまで言われていたけれど。最近の読書はもっぱら電子書籍。

紙の本へのこだわりが強い人も多いけど、私は電子書籍をはじめて手にとったとき、こんないいものがあったのかと素早く飛びついた。

何がいいって、行間や文字の大きさ、書体など好みにカスタマイズできる。

縦書きでも横書きでも行間のつまった文章は苦手。
無表情な字のかたまりが飛び込んでくる

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面白いことがあるから日記を書くんじゃない「日記の練習」

面白いことがあるから日記を書くんじゃない「日記の練習」

生活のなかで「あっ、これ日記に書こう」が増えていくと毎日がおもしろくなる。

どこそこに行ってこんなことがありました的な日記は私は書けなくて。日記に書かなくても覚えているだろう大きなできごとも書かない。

日常の端々でふと浮かんだ思いや発見を書いている。
きっと明日には忘れているようなことを書いている。

れいんさんの視点がおもしろすぎ。道ですれ違ったおじさんのクシャミが「アクション!」と映画監督

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