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頭の中のひとりごとを止めてみようか「右脳革命」
嫌なことを思い出し怒ったり、落ちこんだり。ネガティブな考えが何度もめぐり、止まらない。これらを自動思考と呼びます。
自分の意志でも性格でもありません。
2年前にネドじゅんさんの「左脳さん、右脳さん」を読みました。脳の思考の仕組みを知り、止めることができると知り新鮮な驚きで、おすすめの呼吸法などを実践したりしました。
何より「今、私は左脳に支配されている!」と気づくようになっただけで、不安や悩みが半減。きもちが軽くなりましたよ。
今回おすすめするのは、ネドじゅんさんがおこなわれた幸せ脳になるための連続講座を書籍化されたもの。
受講者のみなさんは宿題ワークをこなして、2ヶ月後には自動思考から解放され、「今ここ」の幸せだけを感じて生きていけるようになったそうです。
自動思考ってなに?
左脳は、私たちの意識を構成する一つで、言葉による意識を担当しています。ルールや時間管理やコミュニケーションなど、私たちが社会で生きるには欠かせないものなのですが。
脳の回路は使えば使うほど強く、つながりやすくなります。左脳回路が強くなりすぎると、左脳は勝手に暴走し、脳内ひとりごとが止まらなくなります。
計画や翌日の準備、失敗の解決法など、行動に繋がる思考はいいのですが。
✅仕事がうまくいかなかった。「あれはダメだ」「失敗だ」となんの行動にも結びつかない思考。
✅怒りや悲しみなど感情を伴う思考。
「あいつが許せない」怒りで燃え上がる。「どうして私がこんな目に」なんて考え続ける被害者思考。
✅自分を理解してくれそうな人を想定して愚痴などを語る仮想会話。
✅「変なやつと思われたんじゃないか」と誰かから見た自分を気にする思考。これは左脳の大好物なんですよ。
これらすべてが「止まれ!」といってもまた数秒たつと始まってしまう自動的な思考です。だから、自分の意志ではなく、左脳の声なんだ、と気づくのが大切。
右脳で生きるしあわせ
私たちが考えれば考えるほど、それを栄養にし、左脳はどんどん強くなります。だから、エサさえやらなければ左脳優位はおさまり、右脳が育ちます。
右脳は直感力をつかさどる脳。過去も未来も興味なく「今ここ」しかありません。
嫌なことがあってもすぐに流れていき、今日の空は青いな綺麗だな、と日常に戻ってこれます。
私はそんな境地には至っていませんが。
思考が減ると直感力がさえるし、気づきも早くなるなぁと実感しています。
目の前の人が何に困っていて、何をして欲しいか、瞬時にわかり行動できるようになりました。
それまでの私は、自分の中のぐるぐる思考にとらわれて、人のことなんか見えていなかったのでしょうね。
また「手助けしたら、何と思われるだろう」なんて思考が先にくるので、すぐに行動する勇気もなかったのです。
この本はオーディブルで聴きながら歩いていました。耳に集中していると、思考が現れず、空の青さや木や草花の美しさだけを味わいながら歩けます。
こんな時間が増えていくといいのですが。ほんと、思考ってやっかいですね。
頭の中のひとりごと、つまりは左脳のうるさいおしゃべりが止まらない。脳内を静かにして、今ここを味わいたい。そんなみなさんにおすすめします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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