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歴史考察

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歴史について考察した記事をまとめています。
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記事一覧

日本と英国の歴史と地理の共通点と相違点

日本と英国の歴史と地理の共通点と相違点

同じところもあれば、違うところもある。
同じところは?

◆どちらも「島国」
◆どちらも「ユーラシア大陸の近く」
◆大陸の国・勢力の影響を受けつつ発展
◆うまく文化を取り込みつつ独自の展開
◆国王/天皇というトップの存在がある
◆議院内閣制で、独裁政治は馴染まない

…では、違うところは?

「まず、使う言語が違います。
英語と日本語は語順も表現も違う。
大陸との距離も違う。
日本海を泳いで大陸ま

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氷河期世代は「大人」ではないのか?

氷河期世代は「大人」ではないのか?

『いい加減大人になれよ…
若い世代からも強まる氷河期世代へのバッシング。
ロスジェネ世代の〈最大の不幸〉とは?』

という記事を、最近、読みました。

御田寺圭さんの著書である
『フォールン・ブリッジ』(徳間書店)より
一部抜粋・再編集し、
就職氷河期世代について解説している記事です。

私自身、ずっぷり「氷河期世代」です。
40代後半の中年世代になります。

氷河期世代、と一口に言っても幅があり

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英国の初代内閣総理大臣

英国の初代内閣総理大臣

日本では伊藤博文。では、英国の初代首相は?

答えは、ロバート・ウォルポールです。
Robert Walpole。1676~1745年。

ええ、いたんですよ。初代首相。
英国は世界に先駆けて議会制度を発達させた。

彼の時代、公式に「首相(総理大臣)」
という役職があったわけではありません。
しかし英国の「初代内閣総理大臣」と言えば、
通常、ウォルポールの名前が挙がります。
なぜなら彼は「責任内

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名誉革命 ~穏やかな革命あるいは乗っ取り~

名誉革命 ~穏やかな革命あるいは乗っ取り~

英国の「名誉革命」という『事件』は複雑です。
自称「偉大なる革命」!(Glorious Revolution)

ここに至るまでの国王は
「ジェームズ」と「チャールズ」が2人ずつ。
J・T・T・Jの順番で即位。
まぎらわしいので、先に書き出します。

名誉革命の概要はこちら!

…これを、仮に日本史に
置き換えて書いてみましょう。
その複雑怪奇さが際立つように思います。
(注:あくまでフィクション

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分断の時代のヒント ~英国王朝史~

分断の時代のヒント ~英国王朝史~

百年以上も西欧で続いた『百年戦争』!
1337年から1453年に起きたと言われます。

1333年「イチミサンザン鎌倉幕府(の滅亡)」、
1467年「ヒトノヨムナしい応仁の乱」ですから、
日本史なら「室町時代の最初」の頃…。

百年戦争が起こるまでイングランドの国王は、
ノルマンディーの支配者も兼ねていました。
「イギリス」と「フランス(西部)」は
一つの国だった。
「アンジュー帝国」とも呼ばれま

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「イギリス」の中と外 ~大陸との混合と分離~

「イギリス」の中と外 ~大陸との混合と分離~

United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
略称UK。直訳すれば
「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」。

しかし日本では「イギリス」とざっくり
カタカナ英語で呼称されます。これは、

これらの言葉が由来だ、と言われている。

そうなんです。
イギリス(あえてこの呼称で書きます)は
複雑で紆余曲折のある歴史を重ねてきました

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中と外との日本文化史 ~風をどう通すか?~

中と外との日本文化史 ~風をどう通すか?~

日本史には、海外の影響が強い時代があります。

「中国王朝」からの影響…。
「西欧諸国」からの影響…。
「アメリカ」からの影響…。

日本列島ならではの固有・独特な文化も
たくさんあります。
しかし時には海外からの影響を受けつつ
柔軟に「アレンジ」してきた歴史が
日本にはある…。

本記事ではその概要を
ざっくり書いてみよう、と思います。

まずは「稲作」から行きましょう。

水田や黄金色の稲は、

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旅人と住人の反復横跳び ~中と外と旅と~

旅人と住人の反復横跳び ~中と外と旅と~

「中」と「外」とを結びつけるのは「旅」です。

昔は今よりもずっと交通事情が悪く、
特に「海を越える」のは命がけでした。
『遣隋使』や『遣唐使』では遭難も多く、
名高い鑑真も、船の事故で視力を失いました。

しかし今では「飛行機」が使えます。
椅子に座ったままひとっ飛び!
比較的、安心に海を越えることができます。
一般人でも円滑に国境を越えられる。

…ただ「旅に出るかどうか」の決断自体は
個々人

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公務員が自らの財源を稼ぐ?! ~茂木町とSUM~

公務員が自らの財源を稼ぐ?! ~茂木町とSUM~

「地域商社」として町の資源に価値を生み、
町の財源を「生み出す」!
役場の職員が、税金を「使う」だけでなく、
「自ら財源を稼ぐ」ことにも挑戦する…!

そんな取り組みをしている町があります。
栃木県にある茂木町(もてぎまち)です。

本記事にて、その取り組みを紹介します。

まずは茂木町の歴史と地理を
確認していきましょう。

人口は約一万人強。小さな山間の町です。
川では鮎が採れます。
場所は、

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もなかに夢中、もなかの最中

もなかに夢中、もなかの最中

「茶道家(表千家教授) にしてフランス語翻訳家・通訳」の
光森 ちづこ(Chizuko Mitsumori) さんの記事の中で
『もなか』のことを拝読しました。

とても美味しそうなもなかでした。
下部のリンクから、ぜひ!

…私は、以前に書いてみた
「もなか記事」を思い出しました。
本記事では、自分のもなか記事をリライトして
もう一度、投稿してみます!

パリっとした皮に餡が入っている「もなか」

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多種多彩、いちごのような栃木県

多種多彩、いちごのような栃木県

栃木県は、北関東にあります。

その昔の『下野国』(しもつけ)から成る、
都道府県の一つです。
県庁所在地は「宇都宮」(うつのみや)!

…「栃木」県であり「宇都宮」県では
ないところに、深い事情が垣間見えます。

本記事では、この栃木県の歴史について
書いてみたい、と思います。
便宜上、6つの時期に分けて書いていきます。

◆西暦1年 ~600年頃 ≪約600年≫

「宇都宮」の街の歴史は、と

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「関東八屋形」から「つながり」を考える

「関東八屋形」から「つながり」を考える

宇都宮、小田、小山、佐竹、千葉、長沼、那須、結城。

これらの言葉に共通することは?

近いですが、違います。
答えは『関東八屋形』です!

室町時代の関東地方において
「関東公方を支える家」として
「武家の名門認定された一族」の名前。
すなわち、
『宇都宮氏、小田氏、小山氏、佐竹氏、
千葉氏、長沼氏、那須氏、結城氏』。

本記事では、
この『関東八屋形』について紹介しながら、
「つながり」につい

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西遊記と水戸黄門とその他の物語の4類型

西遊記と水戸黄門とその他の物語の4類型

群像劇、キャラ設定のお話です!

『西遊記』というお話があります。
孫悟空たちが大暴れしながら
西方に旅に行く話。

史実では「玄奘」というお坊さんが
唐の時代の中国から
インドに旅をして帰ってくる出来事があった。
その旅の様子を書いた
『大唐西域記』という本があるんですね。
それをフィクション仕立てで
想像をふくまらせて書かれたお話…。

「中国四大奇書」というものがあります。

『三国志演義』

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ナラティブ ~「主観的」な語り~

ナラティブ ~「主観的」な語り~

ストーリーとナラティブは違う!

日本語に訳すとそうなりますが、
実はニュアンスが違うんです。
本記事ではその違いを探っていきます。
(私もどちらもカタカナ英語のまま
何となく使っていたので反省を込めて…)

まずは、語源から。

ストーリーは、story。
ラテン語のhistoriaから来ています。
「歴史」「物語」という意味です。
(his story=historyは俗説ですが、
歴史と物語

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