七十二候で3/15~3/19頃『菜虫化蝶(なむしちょうとなる)』 さなぎが冬を越し蝶となり飛びはじめる頃。 人はずっと人の形のまま過ごしていくけれど、虫は形を変えて生きていく。 青虫はさなぎを見てどう思うのだろうか。 そして蝶になったとき、目の前の世界は違って見えるのだろうか。
図書館で偶然会った友だち。 とっても久しぶりだった。声かけてもらって、立ち話をした。楽しかった。そうそう、こういう他愛もない話を外でする。 楽しいんだな、って改めて思った。
久しぶりに実家から見た遠くの山々。 あんなに高かったっけ?と不思議な感じ。20年近く見続けていた山も、久しぶりだとこんな感覚になるのだろうか。不思議。
風が強くて寒さを感じても、もうあの冬の寒さじゃない。 雨が降っても、もうあの凍えるような冬の寒さじゃない。 春が来ているのが嬉しいのだけど、どこかで過ぎゆく冬を少し惜しむ自分もいる。 世の中は花の色が増えてきた。
二十四節気「啓蟄」七十二候第九項「菜虫化蝶」なむしちょうとなる