七十二候の【菜虫化蝶】に入ります。
「菜虫化蝶」は「なむしちょうとなる」と読みます。二十四節気「啓蟄」の末候で、第九候です。3月19日まで。
「菜虫」とは菜を食べる虫のことで、青虫、主にモンシロチョウの幼虫をさします。幼虫からサナギになり、蝶になってひらひらと舞う季節です。
てふてふの夢のひとことこの世かな
蝶は、「夢見鳥」「夢虫」などの異名ももっています。荘子の「胡蝶の夢」を思います。蝶になる夢を見たけれど、ほんとうのわたしは蝶で、いま人になって夢を見ているだけではないか。
毎朝体操をする小公園の前のお宅は、椿の生け垣で。冬の間から定点観察をつづけていて、硬いつぼみが柔らかくほどけていきます。つぼみが羽化して、美しい花を見せてくれるような。楽しみです。
あなたが幸せでありますように 琶湖のほとりの草庵にて 大ざぶろう
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