見出し画像

啓蟄

3/5~3/19頃、二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」です。

蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)

3/5~3/9頃
地中で冬ごもりしていた虫たちが、暖かい春の気配を感じて姿を現し始める頃となりました。
ここでいう「虫」とは、いわゆる昆虫だけでなく、蛇や蛙、とかげなど、冬の間を土にひそんで過ごす様々な生き物のことを指します。

桃始笑 (ももはじめてわらう)

3/10~3/14頃
桃のつぼみがほころび、花が咲き始める頃となりました。
花が咲くことを「笑う」と表現するのとてもすてきですよね。
#もふもちらじお 第3回でも日本の赴きあふれる季節の表現としてお話させていただきました。
02:02~


菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

3/15~3/19頃
菜虫が蝶になり、飛び交い始める頃となりました。
菜虫とは、大根や蕪などの葉を食べる青虫のこと。
一般的には蝶の幼虫のことですね。
まだわたしの住む地域では蝶々は見かけていませんが、菜の花は咲き始めてきました。
モンシロチョウやモンキチョウを見るようになったら、いよいよ春本番、というかんじですね。


「啓蟄」もあと3日でおわり、3/20頃から二十四節気は「春分」に変わります。
春分、それは昼と夜の長さが同じになる日。
言われてみればずいぶんと陽が伸びました。
わたしは日照時間が伸びるとその分活動的になれるのでうれしいです。

春は気が昇りやすい季節です。
ふわふわしたりくらくらしたりしやすくなります。
体調が悪いかんじはしないのに、なんだかくらくらするなぁという日がポツポツ出てきていて、鍼灸院で診てもらうと案の定「春だから気が昇ってますね」と先生に言われプスッと頭に鍼を刺されたりしています。

春はトラブルが出やすい季節ですから、みなさまもよりいっそうご自愛していきましょうね。
#今日もがんばらない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?