襾漫 敏彦(アマントシヒコ)

美術作品を見に行って、そこで会った作家さんに、襾漫 敏彦のペンネームで、評論の形式の感想作って渡してます。その一部を紹介していきます。画廊を訪ねて、絵を直接みて、作家さん達と話をすると豊かな世界が広がります。自分の見方を一緒に見つけていきましょう。

襾漫 敏彦(アマントシヒコ)

美術作品を見に行って、そこで会った作家さんに、襾漫 敏彦のペンネームで、評論の形式の感想作って渡してます。その一部を紹介していきます。画廊を訪ねて、絵を直接みて、作家さん達と話をすると豊かな世界が広がります。自分の見方を一緒に見つけていきましょう。

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襾漫敏彦と美術評論についてーー付)画廊探訪 索引

 自己紹介の前に、【画廊探訪】の索引をあげておきます。   襾漫敏彦というのは、美術関連の文章を書く時のペンネームです。   美術評論家の鷹見明彦氏は、2011年に震災の後、病で亡くなりました。 わたしは、彼ともうひとりの友人と1980年後半『砂洲』という同人を組みました。襾漫というのは、その頃、書こうとしていた詩の主人公の名前です。     鷹見さんは、画廊を廻り若い作家の話を聞きさまざまなアドバイスをしていました。わたしも一日で、五、六軒、連れ回されたりしました。

    • 展示紹介:第十七回、工燈21日から27日、高岩寺会館

      第17回、工燈が高岩寺会館(とげぬき地蔵)で開かれます。毎年、恒例ですが、ひとりひとりのあゆみがみれて楽しいです。 第17回工燈 (こうとう) 令和6年11月21日(木) 〜11月27日(水) 午前11時 〜 午後5時 (最終日3時) 仏教美術 木彫 能面 神楽面 展示 入場無料 高岩寺会館 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-35-2 最後は仏像です

      • 展示紹介:第十七回、工燈21日から27日、高岩寺会館

        第17回、工燈が高岩寺会館(とげぬき地蔵)で開かれます。毎年、恒例ですが、ひとりひとりのあゆみがみれて楽しいです。 第17回工燈 (こうとう) 令和6年11月21日(木) 〜11月27日(水) 午前11時 〜 午後5時 (最終日3時) 仏教美術 木彫 能面 神楽面 展示 入場無料 高岩寺会館 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-35-2 次は木彫りです。 京都で活躍されている宮本さんの作品も楽しみです。また、新しい方も参加されるようです。

        • 展示紹介:戸賀崎珠穂展 JINEN GALLERY 11.19〜12.1

          戸賀崎珠穂さんが、個展を開かれます。 戸賀崎珠穂展 JINEN GALLERY 11.19〜12.1、12時〜19時(最終日16時)、月曜日休廊 JINEN GALLERY 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-8-9 渡菊ビル新館6階 TEL:03-5614-0976 東京の街のように、変わらないように見えて日々変化する戸賀崎さんの作品は楽しみです。

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        襾漫敏彦と美術評論についてーー付)画廊探訪 索引

          展示紹介:アートコンプレックスセンター主催「版は異なもの味なもの 展 拾」

          アートコンプレックスセンターで、「版は異なもの味なもの 展 拾」が開催されます。 アートコンプレックスセンター主催「版は異なもの味なもの展拾」 出展作家 青栁絵美/綺朔ちいこ/遠藤 萌/福田美菜/生熊奈央/神﨑智子/小林文香/今野樹里恵/黒田阿未/前川 弘/真栄城理子/丸山浩司/松尾夢佳/無た。/野瀬昌樹/大石照美/奥平恵理/小野澤久美/清水佳奈/新名安奈/豊川宏美/辻 えりか/塚田辰樹/わたなべなみ/やましたみか/横山千裕 2024年11月19日(火)-12月1日(日)

          展示紹介:アートコンプレックスセンター主催「版は異なもの味なもの 展 拾」

          展示感想:<あかつきの、かすかな光に>清水佳奈個展「たりない世界

          清水佳奈個展「たりない世界」に行ってきました。結構、評判の高い清水佳奈さんですが、今回は初の個展になります。 清水佳奈さんは、幼い頃に亡くした妹を亡くしますが、その喪失感が絵を描く一つの主題にもなっています。清水さんの作品は、光のない世界に浮かび始める断片のような印象がありましたが、今回は、全体が明るく感じる作品が増えてきているようです。   夜が明けて少しづつ白み始めている中で、ぼんやりとしていながら形を捉えることができるようなそんな感じです。これまでが、記憶の断片を拾

          展示感想:<あかつきの、かすかな光に>清水佳奈個展「たりない世界

          表現再考:旧暦十月一六日、望月、11月16日

           今日は、旧暦でいえば十月十六日、望月になります。秋とも冬とも、区別つきにくいですが、暦の上では、冬の月です。  昨夜は、まんまるな月にボンヤリもやがかかっていて、朧月をおもわせました。今日は晴れそうですから、スッキリした綺麗な月が見れるといいですね。

          表現再考:旧暦十月一六日、望月、11月16日

          展示紹介:第十七回、工燈21日から27日、高岩寺会館、その一

          第17回、工燈が高岩寺会館(とげぬき地蔵)で開かれます。毎年、恒例ですが、ひとりひとりのあゆみがみれて楽しいです。 第17回工燈 (こうとう) 令和6年11月21日(金) 〜11月27日(水) 午前11時 〜 午後5時 (最終日3時) 仏教美術 木彫 能面 神楽面 展示 入場無料 高岩寺会館 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-35-2 まずは、面打ちから紹介します。 田中さんは、神楽面のグループ展にも参加して、新たにひとつのステップを踏んだようです。 また

          展示紹介:第十七回、工燈21日から27日、高岩寺会館、その一

          表現再考:亥の子祭

           陰暦十月の亥の日の亥の刻に餅を食べる無病の呪いになるという中国の俗信に基づいて、平安以来行われた風習が亥の子の行事だそうです。月を十二支に当てはめると、十月は亥の月になるそうで、亥の刻は午後九時から十一時ごろになるようです。  地域、時代によって、上の亥の日、中の亥の日、下の亥の日とさまざまで、今年は初の亥の日が七日、中の亥の日が十九日になります。  亥の子餅は茶道の炉開きに欠かせないお菓子だそうです。また、稲の収穫の後の区切りのようなものとしても根付いたのでしょう。

          展示紹介:ただあやの展『Boundaries』11月20日(水)〜12月8日(日) ヨロコビto

          ただあやのさんが個展を開きます。 ただあやの展『Boundaries』 2024年11月20日(水)〜12月8日(日) 平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30 月曜休 最近は、絵本と結びつき始めてるたださんですが、可愛い文具を揃えているヨロコビtoの個展は、イマジナリーなものになるかと思います。

          展示紹介:ただあやの展『Boundaries』11月20日(水)〜12月8日(日) ヨロコビto

          画廊に行くようになって気がついたこと その62

           最近行った画廊であった作家と話をしました。     ひとりひとりが、納得できる表現を目指して作品を作り続けているんですよねと言ったところ、その作家も、結局のところ、なんでやってるかというと、好きでやってるんだとしか言いようがないんだよねって笑っていました。  表現というのは、これまでの何かをなぞりながらも、自分の感性にしっくりくるところに持っていこうとするものだと思います。  既存の何かを超えていこうとするところに、〈自由〉〈選択〉というものがあります。  既存のものを

          画廊に行くようになって気がついたこと その62

          表現再考:維摩会

           十月の十日は、維摩会が始まる日でした。維摩会というのは、興福寺で行われてきた維摩経を講じる法会で、維摩居士の忌日である十月十日から、藤原鎌足の忌日である十六日まで行われてきたもので、南京三会として重要な仏会であったそうです。  明治の廃仏毀釈で、断絶したそうです。  法相宗の寺院で復興したところもあるようです。  維摩居士というのは、ブッタの弟子ですが、商人であり、在家の人であったようです。彼が病気になった時に、文殊菩薩が見舞いに行って問答した内容が、維摩経には描かれてい

          画廊に行くようになって気がついたこと その61

           最近は、漢方の陰陽五行説を学び始めていますが、陰と陽というのは、結構、興味深いものです。  陰というのは、凝集する、固まる、そして、陽というのは、発散する、拡散するということで、水を例にすれば、温められて蒸気になるのが、陽の方向に進むということで、蒸気が冷やされて水となり、さらに氷となるのが、陰の方に進むということで、陽は目に見えないもの、陰は見える形です。  「魔法科高校の劣等生」の司波達也の分解と合成の能力が、陽と陰に例えれるかもしれませんね。  物質とそこに潜むエネル

          画廊に行くようになって気がついたこと その61

          展示紹介:<明日への一歩のために透明人間になって> 内藤瑤子展「無意味の彼岸」 T-BOX

          内藤遥子展、「無意味の彼岸」行ってきました。 内藤遥子さんは、かつては、油絵を描かれていたようですが、子育てが始まってから、油絵で試作するのが困難になってしまったため、版画の技法を利用した制作を始めたそうです。 内藤さんの作品の色彩の豊かさを見ると、油絵の経験がその基盤にあるとも思います。版画では色彩が制限されがちなため、引き算のする部分が少なくないですが、すっ散らかすように、次から次へと色彩と形を足していく内藤さんに作品は、絵の具を重ねていく油絵に通じるものを感じます。

          展示紹介:<明日への一歩のために透明人間になって> 内藤瑤子展「無意味の彼岸」 T-BOX

          展示紹介:清水佳奈 展 「たりない世界」11.15 〜11.24 gallery Face to Face

          清水佳奈さんが初の個展を開きます。 清水佳奈 展 「たりない世界」 2024.11.15Fri. 〜11.24Sun. 11月19日火曜日・20日水曜日休廊 12:00~20:00 (最終日11/24は、19:00終了) 運命に分離されて、喪失したものをあらためて覗きほどくような個展になりそうです。 清水さんの新境地を確かめに寄ってください。

          展示紹介:清水佳奈 展 「たりない世界」11.15 〜11.24 gallery Face to Face

          展示紹介:内藤瑤子展「無意味の彼岸」 T-BOX 11/8 〜11/19 T-BOX

          内藤瑤子さんが、個展をT-BOXで開催されます。 T-BOX 〒104-0028 東京都中央区八重洲 2-8-10 松岡八重洲ビル3F TEL/FAX: 03-5200-5201 11月8日から19日 11:00から19:00、土日は11:00から17:00 最近、表現の膨らみが充実している内藤さんです。以前の評論も添付しておきます。

          展示紹介:内藤瑤子展「無意味の彼岸」 T-BOX 11/8 〜11/19 T-BOX