彼を愛することができるのだろうか。 父を母を何度も信じたけれど、何度も裏切られてきた私が。 彼を愛することができるのだろうか。
京アニ放火事件は、児童福祉関係者で共有しその背景を振り返り、今後防ぐにはどうしたらいいのか、真剣に考えておかないといけない事件。
国が現場の支援者の頭を通り越して、子供の意見を聞きます!ということに、ものすごくモヤモヤする。現場の子どものための支援者が日々子どもと向き合い、信頼関係を築き支援を積み重ねていることをどう思っているのか?!
子どもの支援者は、自分の前では素になれる関係性を築く力がないといけない。そうしないと、抱えている課題が見えてこない。結果、支援が届かないまま、大人になってしまう。怖がらせると、自分を繕い、背伸びをして良い子になろうとするし、弱みを見せなかったり、隠したり、嘘をつくようになる。
他人を見たら、泥棒と思え!的な教育は、社会性が育たず、子どもを不幸にさせる。人間関係にリスクはつきもの。それも含めて、機械とは違う、不完全だけど血の通った『人間』というものだから。そう考えると、社会性とはお互いの欠点を認めあうことなのかもしれない。
子どもがヘルプを出せる事も大事!って言っても、雰囲気がそうじゃないから言えない、もしくは言えなくなっていっただけじゃないかという疑惑。