説明はできるだけしたくないのですが あまりにも「馴染み」がないかとも思い失礼しますm(__)m 現在執筆中ホラー小説『あなた』 一話、二話の二人称としては主人公のイメージをできるだけ消して読み手である「あなた」が主人公です。 三話は典型的な語り手と聞き手構成のザ・二人称です。
倉橋由美子『あたりまえのこと』を読む。もう何度目か分からない。40代と60代にそれぞれ書いた小説論。小説をおもしろくするのは「何を書くか」よりも「いかに書くか」。彼女の二人称小説『暗い旅』はその極み。強く薦める。あの村上春樹作品のラストを「ありえない」とばっさり斬るのも一理あり。
聞き流すといっても、小説であるからして、さっさとどういうはなしかを伝えた方がいいだろう。状況説明だ。私はナレーターだ。作品の地の文を担当する。どうかよろしく。主人公は「あなた」にしておこうか。二人称小説。いきなりアヴァンギャルドだ。では、「あなた」は実家に帰った。(3559日)