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はるのもみじ
2025年1月3日 18:24
先日の日記の続きを書こうと思う。今日はここで、「山」が自分自身の中でどのように流行っているのかということを書いておきたいと思う。ときは、2017年。約7年ほど前にさかのぼる。その当時、私はキラキラとした、いわゆる都会で働いていて、たしかにきらびやかで華やかな世界は、それはそれで素敵だったのだけれど、どう考えても自分とは釣り合っていない都会の生活に、身体と心が蝕まれていたのをよく覚えてい
2024年12月29日 17:32
約3か月前、無職期間中に、異国の地、タイのチェンマイへと旅に出る前日に偶然本屋さんで出会った一冊を読んだ。手に取った当初、自分が今から出ようとしている自分探しの旅をなんだか否定されてしまいそうな気がして、見なかったことにしたことを今でもよく覚えている。旅を終えた今、なんとなく、自分の立ち位置を確立できた気がしているので、今なら読んでも大丈夫な気がして、恐る恐る手に取ってみた。読了後、一
2024年12月2日 17:59
日々、毎日のように本を読んでいる中で、一番テンションが上がって高揚し、まるで自分の人生を言い当てられたかのような、共感の感情のあまりに涙してしまった瞬間が、私には人生で一度だけあって、それが、よしもとばななさんの小説「海のふた」を読んだときのことだったことを覚えている。それ以来、この本は私が人生を生きていく上でのバイブル的な存在になって、誰かに同じようなことを感じてほしくて、いろんな人にこの本
2024年12月27日 17:53
誕生日を迎えたので、【29歳無職日記】をこの今日の記事で終わろうと思っている。たまたまだけれど、もうすぐ働きはじめることも決まっているので、終わるタイミングとしては、割とベストだったなと勝手に自画自賛している。最後の記事として、「30歳でやりたくないこと」を決意表明して締めくくろうと思っている。「なぜ、30歳でやりたいことじゃないの?」という問いには明確に答えがあって、なぜなら、たいがい誕
2024年12月26日 16:58
2024年12月11日私には、インスタでタイムラインに流れてくる投稿をミュートしている知人がいる。その知人は同じサークルに所属していた知人で、ミュートしていながらも、ときに共通の友人たちで集まったときにいつだって彼の投稿がネタになるので、それなりに彼がどんな投稿をして、どんな生活をしているのかは把握しているという不思議な現象が起こっていてその彼がいつだって自分の誕生日を迎えると「歳」とい
2024年12月20日 17:51
2024年12月7日私は人生で、自分自身の自覚する限りぼうっとしたことがない。「たまには、ぼうっとして何も考えない時間をつくる」そんなことが人が生きていく上で大切なことだと、死ぬほどわかっているのに、ぼうっとできない。そんな自分がつらくてしんどくて、意図的にぼうっとする時間を作ることを試みてはその度に、「そもそもぼうっとするってなんだ?」と再び考えこんでしまって、宇宙の果てまでたどり
2024年12月15日 17:40
2024年12月6日先日、こんな短歌を詠んだ。詠んでみて、けれど気持ち的には200点をつけたい気分になった。なぜなら私は今、そもそも朝起きることができないから。朝起きて身支度して出社している人が神様仏様に見えてしまう。12月で無職を卒業して、1月からまた新たに働くことが決まった最近、私は朝起きる練習をはじめた。8月に無職になってからというもの、何ら予定がないときの私の平均起床時間は
2024年12月7日 17:39
2024年12月3日もうすぐはじまる新生活に備えて、私は今、せっせと引越し準備を行っている。12月下旬には、無職期間中、お世話になった実家を出て、新しい職場の近くにあるワンルーム社宅へと引越し予定だ。割と引越しの多い人生だったと思う。学生時代を含めて考えると、今回で8回目。一人暮らし歴は、すでに約10年を超えている。今回はじまる新しい一人暮らしは、ほぼほぼゼロの状態からのスタートだ。無
2024年12月3日 17:59
2024年12月1日無職になってから、約4か月の時が過ぎ、気づけばもう5か月目に突入した。あっという間に季節は移り変わり、冬になったのでまたもやサムネも衣替え。受給していた失業保険の期限も残すところあと数日。見方によれば、その失業保険が切れてからが、真の無職であると定義する人もいるのかもしれない。けれど、ありがたいことに私は1月から、新しい職場で働くことになった。なので、真の無職を半月ほ
2024年11月28日 17:49
2024年11月16日久しぶりにマクドナルドへ行った。「ダブルチーズバーガーセット、サイドポテトで、ドリンクはアイスコーヒー。追加でチキンナゲット5個入、ソースはバーベキューソースで。」幾度となく繰り返してきたその呪文を久しぶりに唱えて、ひとりで店内で味わった。学生時代、社会人入りたての時期を思い返せば、いつだって隣にマクドナルドがあった。上記のフルコースを頼むときはいつだって、自
2024年11月24日 17:41
2024年11月15日「白か黒」自分なりの正義と照らし合わせて、それなりに善悪をはっきりとつけて生きてきた人生だったように思う。「これは白でも黒でもなくて、グレー」そんな選択肢が許せなくてずっと、自分が黒であることなんてありえなくてずっと、白になりたくて、自分が白であることを証明したくてずっと、強がって生きてきたように思う。人はそれを「完璧主義」と呼んだりもするらしい。「完璧
2024年11月14日 17:54
2024年11月6日29歳の月日もあっという間に流れていき、もうすぐ、私は30歳になる。「子どもを産むなら30歳までに1人は産んでおきたい」日本社会において、医療は発達し、30歳以降に出産をするケースも多々あるとは聞くが、なんだかんだで、この考え方は今現在でも女性の生き方のいわば一本の軸として、私が幼いころから変わらずに、女性たちの中に根強く残っているように感じる。実際、ここ1年2年
2024年10月11日 17:47
2024年10月1日この日、ハローワークが開催している自己分析セミナーなるものに行ってきた。こうやって自発的に自己分析セミナーに応募して参加するのは約10年ぶりのことだ。約10年前といえば、私は、大学3回生も終盤を迎え、絶賛、就職活動にやっけになっていた頃だった。まるで朝ごはんを食べるかのようにエントリーシートを書き、昼ごはんを食べるかのようにSPIを受け、夜ごはんを誰かと一緒に食べるかのよ
2024年8月19日 16:12
2024年8月10日無職になってから10日という月日が流れた。無職になったその日から私はすでに10冊以上の本を読んでいる。こんなに毎日のように読書するのは小学生以来かもしれない。そんな読書三昧の日々で見つけたとある発見について今日は綴っておこうと思う。余韻が残る文章の秘密読書をしていると、小説しかりエッセイしかり余韻が残る文章というものが存在する。「余韻が残る」という感覚を正確