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【29歳無職日記】30歳でやりたくないこと

誕生日を迎えたので、【29歳無職日記】をこの今日の記事で終わろうと思っている。たまたまだけれど、もうすぐ働きはじめることも決まっているので、終わるタイミングとしては、割とベストだったなと勝手に自画自賛している。

最後の記事として、「30歳でやりたくないこと」を決意表明して締めくくろうと思っている。

「なぜ、30歳でやりたいことじゃないの?」という問いには明確に答えがあって、なぜなら、たいがい誕生日に決意表明した「やりたいことリスト」を実行できた試しがないからだ。

「やりたいことは紙に書いて壁に貼っていると、常に意識することができるから一番いい」

と誰かに教わってからというもの、何回か誕生日にその時点のやりたいことを挙げて、紙に書いてリスト化しては、壁に貼っていた記憶はうっすらとあるのだけれど、だいたい新年を迎えると、その紙はどこへいったか行方不明になってしまう。

そして、そもそもそんなリストを書いていた記憶さえどこかに飛んでしまうくらい慌ただしくジタバタした1年を例外なく過ごしているのが、私だ。

だから今回は、「やりたいこと」じゃなくて「やりたくないこと」にしてみて、そして、紙ではなく、web上にそれを書いて残そうという新しい取り組みを試みている。

①もう一度無職

つかの間の無職期間は、控え目に言って最高だった。最初は怖かったけど、一度なってみればこちらのもので、全然いつだってもう一度無職になってもいいと思ってしまえるくらい。

それでも、そんな風に、もう一度無職に戻ることすらも考えられなくなるくらい楽しくて面白く新しい仕事、新生活を送ることができればいいなと思っている。

②眠らない

働いているとき、よく私はハイになって眠らなくなる癖がある。けれど、とにかく約半年の無職期間を経て学んだことは、「睡眠は大事」この一言に尽きる。

「眠っている時間がもったいない」なんてことはなくて、とにかく寝て十分に休息をとった方が、かえって効率が上がったり、思考が整理されて物事がシンプルに見えたり、私にとってはいいこと尽くしだ。そのことを肝に銘じて生きていきたい。

③noteを書かない

無職の期間中、ほぼほぼ毎日私はnoteを書いてきた。noteを書くときはいつだって、誰に邪魔をされることもない、自分だけの、自分のための時間で、そんな時間を、そう簡単に安々と誰かに奪われたくない。そんなことを思っている。

正直、働きはじめるとシンプルに自分の時間は減るので、いとも簡単にnoteを書くことをあきらめそうな自分が容易に想像できて、めちゃくちゃ怖い。

それでも、別に更新頻度が落ちたとしても、それでも、机に座って書く時間だけは、意識的に確保していきたいとそんな意志をここに決意表明しておく。

④読書をしない

三宅香帆さんでいうところの「他者の文脈に触れる余裕」。こちらも忘れたくない。

社会人になってからというもの、私はほぼ読書できていない。働いている間、読書ができた試しがないのだ。「仕事」という文脈がなくなった今、毎日のように本を読んでいるというのに。ただその文脈が新たに加わっただけでまた、読書をできなくなる自分が怖い。

だからこそ、月に何冊とかの目標を立てて、それに達することのできない自分を責めないように、仕事という文脈も半分は大切にしながら、全身全霊になりすぎず、疲れたらしっかりと休んで、少しだけでもいい、他者の文脈を受け入れられる余白を残した上で、日々を生きていきたい。そんなことを思っている。

⑤人とむやみに関わる

無職期間を経て感じたことは、今までに自分は、割と年代業種問わず、たくさんの人と関わってきたということ。

noteを書いているといつだってその関わって他者に自分がいかに影響されていたかが明確にわかるし、いい意味で、たくさんの世界に触れたり、新しい発見があって、人と関わること自体は否定もしないし、むしろそうやって人と関わることでしか、人は生きることができないと普遍の真理を感じたりもする。

それでも、「むやみに」関わりすぎることはよくない。自分がエンパス、HSPという特性の気質があるからなおさらだ。

無職期間中、何日間も自分ひとりで過ごす時間があって、生来寂しがり屋の自分は、すぐに寂しくなって働きたくなったりするのかもしれない。なんて思っていたけれど、いい意味で期待を裏切られた。

ひとりでいる方が楽で、ひとりの時間がある方が、自分自身の身体や心が安定するのだ。

適度に人と関わって、その分しっかりとひとりになる。そういうひとり時間をこれからは大切にしていきたい。

⑥笑わない

20代を終えて、たくさん笑いもしたけれど、それを上回るくらいに笑えない時間や出来事がたくさんあった。何度も笑えない、眠れない夜を過ごしてきた。

けれど、そんな笑えなかった時間という前提があるからこそ、なおさら、できれば毎日笑って、できれば毎日を面白く生きてたい。とそんなことを思っている最近だったりする。

できれば今よりも早く、笑えない出来事を、鼻で笑えるくらいになるまでのスピードを爆速にして、楽しく、日々を生きていきたい。むしろ人生を鼻で笑えるくらいの温度感で、のらりくらりと生きていきたい。

というわけで、30歳でやりたくないことを、ここに6つ挙げてみた。

なんだか、やりたいことをリスト化していたときよりも、やる気に満ち溢れている自分がいる。今のところ、「全部やってやらないぜ。任せとけ」という並々ならぬ意気込みだ。

また1年先、振り返りを記事に綴ることができていたとするなら、そのときは自分自身を盛大に褒めちぎりたいと思っている。

そして、今まで拙記事を読んでくださったみなさま方に改めて感謝合掌。
本当にありがとうございました。

こちらの日記は、終わってしまうけれど、近々また新たなる日記を開始予定なので、また読んでくださるとうれしい限りです。

それでは。

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