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記事一覧
「1番近いイタリア2024秋号(Vol.19)」刊行!
「1番近いイタリア」2024年秋号を刊行!
今号ではや第19号、温かい読者の皆様に支えられていることに感謝です。
イタリアで見つけた「土地と生きる食の豊かさ」を、皆様に生の魅力たっぷりでお伝えできれば幸いです。
さて、今号はいかに!
2024年秋号巻頭エッセイは「海のないボローニャに」、ボローニャから始まる物語の場面を綴りました。
マンマのレシピ集、今号のテーマ食材は「キノコ」。
キノコ
海のないボローニャに
※この記事は「1番近いイタリア」2024年秋号の巻頭エッセイからの抜粋です。
軽くグラスを合わせ、共鳴する音を楽しむと、目を合わせ、ゴクリと一口飲む。運ばれてきた魚のフリットを、すぐに竹串で口に運ぶ。泡のピニョレットがドライで心地よく、絶品の海の料理たちに心を踊らせる。今夜は特別にボトルで頼んだワインが底をつくまで、時折テラスに入る秋風が、色んな思い出を運んできてくれる。今日は私たちの記念日だ。
「1番近いイタリア2024春号(Vol.17)」刊行!
「1番近いイタリア」2024年春号を刊行!
あっという間に第17号、温かい読者の皆様に支えられていることに感謝です。
イタリアで見つけた「土地と生きる食の豊かさ」を、皆様に生の魅力たっぷりでお伝えできれば幸いです。
さて、今号はいかに!
2024年春号巻頭エッセイは「カーブを曲がると」、トスカーナ州をバイクで旅した時の短編です。
マンマのレシピ集、今号のテーマ食材は「リコッタチーズ」。
編集後記「1番近いイタリアvo.17 2024春」
雲に隠れまいと橙色の光を放つ太陽は、オリーブが所々見える平原の向こうの海に吸い込まれるように、あっという間に沈んでいく。5日前と同じ道を走る。今日は夕日を左側に見ながら。そして、今日は歳を1つ重ねた私が。島から本土に戻り、ボローニャに帰る道は、5日前と確かに同じ道で、でも不思議なことに、たった5日前が遠い過去に思えるくらいには景色が違って見えた。
30歳のお誕生日には、行き先シークレットの旅行が
編集後記(「1番近いイタリア」Vol. 16 2024冬号)
フェイスブックに「2年前の思い出」として、ボローニャに着いた日の写真が上がってきた。駅のホーム、赤い高速列車、食べたパニーニ。あれからちょうど2年。大学院を卒業して、ボローニャに残ることを決めて、ボローニャに家を買ったり、ボローニャ大学の博士課程に進学したり。広く17州の家庭を訪ねたり、深く農家料理を研究したり。失恋したり、新しい恋が愛に変わったり。自分にとっては激動の2年で、赤ちゃんが生きていく
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