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人間関係

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夫婦関係や親子関係などの様々な関係について、言葉を探して綴りました。 書くことが難しいことも、文字にすることで初めて見えてくるものがあります。 ひとはそれぞれ生きる場所も違って…
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記事一覧

記憶の引き出しの中から

記憶の引き出しの中から

祖母のことを、そして彼女を巡る物語を綴りたい。

令和という元号を、初めて聞いた時に反射的に親しい気持ちがしたのは私の祖母の名前が「令子」だったから。レイコという名前はよくあるけど“令”という字は珍しいと予々思っていたので新しい年号にこの字が使われるなんて..と少しはしゃぎたい気持ちになった。

大正の終わりの方に生まれたこの祖母が他界して20年近くが経つ。
2年近く前にあるnoterさんのコメン

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断食と内面への旅

断食と内面への旅

断食体験を書こうと思いながらnoteをなかなか開けずにいました。
実体験が大きいと消化に時間がかかるものだなぁと感じていましたが、今日で2月が終わります。この本当に大きな出来事があったわたしの2月が終わる前に、記事に纏めたいと思い今机に向かっています。

ここ数年、自分の誕生日をドイツで迎えるのが苦痛でした。
3年前の2020年に、元夫のDは百合の花束をくれましたが、全く受け取れる心情ではありませ

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心の波にさらわれる時

心の波にさらわれる時

元夫の薬指に金色の指輪があった。

前に末っ子が言っていたから、どうということでは無いと思ったのに、ふとした心の隙間にそのことがポトリと落ちてしまった。

3年以上別居し、今後も「夫婦」に戻ることはないと確信している。
「未練も恋しさも無い」と言い切れるくらい心の距離は遠い。

それでも指輪の一件は、ボンヤリしていたら波に引きずり込まれて沖に流された様な、そんな感じになってしまった。

もし私がい

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あの頃、まだ欧州を知らなかった頃に知ったこと。

あの頃、まだ欧州を知らなかった頃に知ったこと。

若い頃はずっとアフリカへ行きたくって、それが人生の夢だった。

だから結婚も子供も30を過ぎてからでいいと思っていた。
反面、女性にはリミットが有り「26歳が子供を産むには心身共にベスト」という説を聞いて、その26の年は特別な思いで過ごした。
ちょうど母が私を産んだのも26歳だったし、何か特別な気持ちになったりした。

当時の私は東京でナース6年目。
日々は仕事に追われ過ぎてゆく一方で、その先のこ

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人生のあと片付け。

人生のあと片付け。

夏休みにドイツから戻り、東京で幾日か過ごした後、元実家でかつての生活のカケラだった物たちの片付けをずっと続けている。

9歳から18歳までこの家で暮らした。

両親は今はすぐそばの別の家に住んでいる。
その元実家に3年前に奈良から引っ越しをした物をほぼ全部置いた状態になっていた。

「今回は帰国したらちゃんと片付けをして!」と母からキツく申し渡されていた。

奈良に暮らしていたのは、2018年1月

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本に繋がる全てのものへ

本に繋がる全てのものへ


読書や本について何かを想ったとき、ほぼ条件反射のように思い出す人がいる。
今は亡きその人は、友人の叔父で私が二十代半ばの頃に出逢った。

「本好きなあなたに紹介したい人がいる」と友人が繋いでくれたのが、その後20年近く続く交友関係の始まりだった。
出逢いの記憶はもう朧気なのだが、今でもよく思い出すのは、私が帰省するたびに三人で会った日々のことだ。
彼だけかなり年が離れていたが緩やかな連帯感のよう

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生きるということは、

生きるということは、

芸能界で訃報が続いている。

こんなに遠くに住んでいても、その衝撃のようなものは感じてしまう。

あまり表立って言われないが、昔から日本は自死が多い。

私も親族を自死で失っている。
一人は5歳下の従弟で彼は17歳の夏に突然逝ってしまった。
親しい間柄ではなかったけれど、1999年のその日のことは強烈な記憶として残っている。

彼の死は、少なからず私の人への接し方に影響を与えた。

身近な人を注意

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1ヵ月気楽に生きていこうと思った

1ヵ月気楽に生きていこうと思った

昨晩9時からオンラインでカウンセリングを受けた。
カウンセラーは例のコスタリカ在住、日本人女性のNさん。
今年に入って初めてだった。

最近、五月病なのか何かにつけてやる気が出ない状態で、やたら眠いし、気持ちが滅入りがちになっていた。
子や猫がいるので、決まったルーティンはこなすし必要なら玄関を磨いたり、庭の掃除もやっていた。

でも私の内面が如実に表れるのはドイツ語への向き合い方かな・・・と思う

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苦しい記憶と向き合うこと

苦しい記憶と向き合うこと

息子の誕生日の記事の翌日に、こういうことを書くのもどうかと思うが、思い出してしまったのでそのまま書こうと思う。
(暗い内容で申し訳ないが、お付き合い願えたら幸いです)

私のドイツの母が亡くなったのは昨夏で、そろそろ1年が経とうとしている。
そのことを思い出すと、お葬式のことがやはりセットで蘇って来る。

このことは過去記事に書いたが、書いていないこともあった。

昨日のお誕生日に義姉も来ていて、

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微熱さんからのプレゼント〜海を越えて

微熱さんからのプレゼント〜海を越えて

私の大好きなクリエーターの微熱さんのことをお話したいと思います。

微熱さんを知ったのは私がnoteを始めて直ぐの頃、去年の12月のある日でした。

この記事を始めて読んだ時のことはとてもよく憶えています。

映画を観たような切ない余韻に包まれて、記事の最後にあった歌を聴いていたら、なぜだか涙が溢れました。
そのくらいその歌はたった今読んだ物語に合っていたし、その両方は心の内側の何かに触れるようで

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解り合えることの難しさ/独り言のように。

解り合えることの難しさ/独り言のように。

普段心にあってずっとモヤモヤしていることを相手に書いて伝えた。

言葉が違うから何処まで正確に伝わっているかは解らない。

相手の言語は使わない。

向こうの母国語で、こういうセンシティブなことを書く気はしない。

「だって狡いじゃないか」っていつも思ってしまう。

私はこんなに苦労して使うのに、相手は息をするのと同じなのだから。

✳︎✳︎✳︎

たとえこの国に長く住んでいても、ドイツ語は私には

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アフリカの妹と私の物語

アフリカの妹と私の物語

「人を助けることは、自分が傷つくこと」

この文をアンパンマンの絵本の後書きに見た時、不覚にも涙が溢れた。

息子がアンパンマンが大好きで、アンパンマンのマーチの歌詞がとても深い事と、なぜアンパンマンが自分の顔を与えるのだろう、と気になっていた。
ある年、ドイツから帰省し子供達と児童館へ行き、たまたま床に転がっていた「あんぱんまん(アンパンマンシリーズの第一作)」の後書きを読んだ。

作者のやなせ

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卒業のとき

卒業のとき

先週の土曜日に、子供達が通う日本語補習校の終業式&卒業式が行われた。

日本語補習校に通うということ

長女が卒業した。

この補習校には4歳の時、幼稚部の年少から通っている。その子が小学校を卒業した。
(今後も中学部に通うが)

早いものだなぁとしみじみ思う。

ドイツの小学校は4年間で終わるので、娘はすでに2年前からギムナジウムに通っている。
ギムナジウムは9年間、13年生まであり他国より1年

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私の大好きなnoterさんがいなくなってしまった....

私の大好きなnoterさんがいなくなってしまった....

今、フランクフルトに来ています。
ひとりの時間をしみじみ味わいながら、ホテルの窓から見えるビル群を眺めて、物想いに耽っていました。

普段はほとんど呑まないんですが、ルームサービスでモヒートを頼んで1杯半も呑んだら酔ってしまいました。
酔った勢いで書いています。

で、それですごーーーーくショックで。

なぜかって....

私の好きなnoterさんが忽然と消えてしまったことに、たった今気がついた

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