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表に出さなきゃ意見じゃない。
自分の意見がないんです。
自分の意見がなかなか言えないんです。
こんな人は沢山いると思う。僕もその1人だ。
しかし、僕が最近読んだ本のおかげで、
少しずつだけど、自分の意見が相手に伝えられるようになり、意見の数も少しずつ増えてきた。
今回は、そんな自分の意見を言えない人に向けた記事を発信する。
まず、結論から、
自分の意見がないって本当??
本当は自分の意見があるのに、
相手に対して100%分かりやすく、かつ短時間で伝えようとして、自分の意見を自分の中で精査していないか...??
僕は、この言葉にハッとした。
つい相手のことを考えてしまい、相手が求める100%のことを伝えようとして、自分の意見を自分で殺してしまうことがよくあることに気づいた。
例えばこんな感じだ。
「〇〇っていう案、思いついたんだけど、どうせ、役に立たないしなぁ。」
「〇〇って言ったら多分相手のためにならないしなぁ。」
こんな場面は、読んでいるあなたにもきっとあるはずだ。
相手のことを考えて、自分の言うことを躊躇してしまう。これは、一見すると時間節約には良いかもしれないが、自分の意見を自分で殺して表に出さないことで、意見がないことになってしまう。
自分の頭の中だけで留めている意見の数は、考えていない人と同じで、ゼロだ。
自分の意見がない人は、僕の考えだといないと思う。人は誰しも何かしらの意見があり、自分の属している集団に対して何も感情を抱かないということはありえない。
自分の意見がないという人は、その意見の中で、100%の正解だけを伝えようとして、伝わるまでの流れが滞ってしまっているだけだと考えられる。
今一度、何か発言を求められたときに考えてみてほしい。本当に自分の意見はないのか??本当に何も考えていないのか??
何も考えていないなら、それはもうしょうがない。あなたに何かを考えさせることができなかった環境が悪い。しかし、少しでも何か思うことがあるならば、それは全て伝えるべきだ。
相手が何を求めているのかを、深く理解し予測することなんて、簡単なことじゃない。もしかしたらできないかもしれない。
それなら、自分の意見がないと思われるよりは、当たって砕けろの精神で自分の意見をどんどん言ったほうがいい。もしかしたら、その雑多な意見で流れが変わることを、あなたの上司や聞いてきた人は考えているかもしれない。
自分の意見があるのに、自分の意見がないと思われるのは本当にもったいないことだろう。
相手に合わせるという優しい心があるにもかかわらず、それが裏目に出て、自分が損をしてしまう。これはHSPの人がよく陥りやすい失敗の例だ。相手のことを考えすぎて、感じすぎるが故に、自分の意見をなかなか言えない。
そんな人に言いたいことは、100%の正解でなくても良いから、まずは言ってみること、相手の感情は、あなたが実際に発した言葉でしか動かない。だから、とにかく思ったことはどんどん言ってみよう。何かしら変化があるはずだ。
一番もったいないことは、自分の意見を自分で精査してしまい、そのアイデアが世に出ないことだ。悩むなら1人じゃなく、みんなで悩む、これが、今の社会がある理由だと思う。
もしあなたが、発信することを制限されている環境にいるならば、それは環境を変えた方がいいと断言できる。人はそれぞれ感性や考えが違うからこそ、一緒に切磋琢磨するものだ。言葉一つとっても、それに関わる人数は多い方が良い。
時間がないなら作れば良い。アイデアを出す時間が一番大事であって、その後の作業はいくらでも早くできる。しかし、方向が間違っていれば、それは取り返しがつかないことになる。
もしかしたら、あなたの一言が方向修正に繋がるかもしれない。だからこそ、どんどん発信しよう。相手にどう思われようと関係ない。私はこう思いますと、はっきり言うんだ。
相手がどう思うかは、それから考えれば良い。100%の意見が完成していないなら、その相手と一緒に100%を考えればいい。
一番もったいないことは、
自分の意見を、自分の中で留めて、
世に出さないまま終わることだ。
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