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趣味は多い。やりたいことは何もない。
こんにちは。久しぶりに今回は自分語りをします。テーマは趣味、興味について、そこから関連して、将来の仕事をどう選ぶか、に関して書いていきます。自分語りを聞くのが嫌いな人はこの文章を読むことはおすすめしません。ですが、私と同じような悩み方をしている人も一定数いるのではないかと思うので、せっかくだから書き残しておこうと思います。また、私がどういう人間であるかの自己紹介にもなっています。なお、この記事は有
もっとみる不可逆的な彼女、現代的な死
目の前にいる彼女は、一旦蜻蛉に成りかけた。あの毒針を持つ、獰猛な雀蜂を捕食する蜻蛉に。一秒後に彼女に戻っていた。いや、戻ったのではなかった。一瞬蜻蛉に成って、またすぐ彼女に成ったのだった。彼女は相変わらず裸で、天井から引っ張られているように立っている。一枚彼女を撮った。次は一旦ピアノ用の椅子に成りかけた。喜怒哀楽を空気の振動に乗せる、あのピアノの隣にある椅子に。今回は蜻蛉の時より少しだけ、長い間成
もっとみる分析的キュビスムの素描性とアナロジー
この文章は大学のレポートを加筆修正したものです。正直読みにくい悪文です。独自性を謳いつつも、現在評価されているピカソの絵画に自分なりの解釈を加えただけであり、新規性はないと思います。ですが、割と内容は面白いかも。
私は国立西洋美術館で開催されている「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革命」の展示されていたピカソ作『ギター奏者』を取り上げる。
この作品は1910年に発表され、初期キュ
プロメテウスは戦争を肯定するか。
まずはじめに
この文章では、戦争行為を一部擁護、剰え肯定するような(ように見える)文言が含まれます。読まれる方はその点ご留意をお願いいたします。
そしてはじまり
2011年3月11日、東日本大震災によって福島の原発は甚大な被害を受けた。この事故を主なテーマとして扱った朝日新聞の記事に『プロメテウスの罠』というものがある。
プロメテウスはギリシャ神の王であるゼウスの命令に背き、火を盗み出して
論理的正しさと倫理的正しさ。
一文字しか変わらないのに、全く異なる。
はあ。