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自分自身と向きあう記録

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闘病生活や自己管理の方法についてまとめています。
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ふと思い出したポジティブ

ふと思い出したポジティブ

いつもの事ながらあまり明るい話ではない、が、ある意味ではポジティブな話なような気もしつつ…。

先日、京丹後のばら寿司をお店でいただく機会があった。
甘辛い鯖のおぼろがふんだんに使われており、錦糸卵の黄色、蒲鉾の桃色、紅生姜の赤色、お野菜の緑色が目に鮮やかでとても華やかなちらし寿司。
私はこの料理がとても好きだ。

以前ノートでも書いたような気がするが、私は祖母とあまりいい関係を築けないままに死別

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踏ん張りながら、ぎりぎり

踏ん張りながら、ぎりぎり

大阪神戸2日からの接待連勤、今日が最終日。
ここ3日は本当に最低限しか動けておらず、なんとかお風呂に入って、化粧をして、接待用の女性を作って指定の時間に出荷する。
普段であれば楽しい弾丸トークが出来ているはずなのだけれど、思うように口も回らず、行き帰りの車の中も疲弊感がすごい。

自宅では、というと
一応旦那の食事は作るけれど、以上。
布団からなかなか動けず、リビングでも何をするでもなく、ただただ

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生きるということ

生きるということ

多分、人より死について考える時間が多い私なのですが、その分『生きるということ』について考える時間も多いのではないかな、と、ふと思いました。
病状が酷い際は希死念慮が常々あるという話を先日しましたが、それが少し落ち着いた後、逆に、どう生きるかについて物思いに耽ったりします。表裏一体というか、不思議なもんです。

『生きる』にあたって、まず自分自身がどんな生を望むのか。これが1番多い脳内会議の議題です

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波が凪ぐまで

波が凪ぐまで

年が明けてからこっち、実はちょっと大きめの鬱の波がきています。
といっても以前よりはいくらかマシで、決まった用事があれば動けるし、1日中寝込む…という程酷い症状ではない為、なんとか最低限人間らしい生活が出来ているとは思うのですが…。

今辛い事といえば、1日中…とくに夜間の希死念慮と自己否定。
また、活動意欲の低下。
やりたい事への活力が沸かず、何にも手をつけられない…そんな感じです。

とはいえ

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歌のちから

歌のちから

今日、2024/12/4は明後日のライブ本番に向けた最後のレッスンでした。
調整や打ち合わせも兼ね、さて頑張ろう。と頭では思っていても体と心がついてこない
こんなタイミングでやめてくれよ。と悔しくなるほど、鬱に全てが蝕まれた目覚めでした。

豊岡から宮津への道中、1時間の道のりを普段は運転しながらの声出しに充てるのですが、どうにも声も出ない。
声が出ないどころか、出発ぎりぎりまで何も手につかず化粧

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外見

外見

嬉しいこと。と定義してよいのか、悩ましいお言葉を頂くことがある
具体的に言うのもそれはそれで嫌味ったらしく聞こえてしまいそうで悩ましいのだが、ざっくりと言えば容姿に対する賞賛について。だ

つい昨日の事だが、初対面の異性から『お姉ちゃんは綺麗だから若い頃から男性にモテただろう』
という風に雑談の中で褒めていただいた

それに対する返答は
「いやいや、今より20kg以上肥ってましたから、そんな事はな

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演目、人間

演目、人間

自分に向き合う、という事については恐らく人一倍時間をかけているのだろう。と思う事がある

理由のひとつは、もう長い事心療内科に通い、トラウマ治療としてしっかりカウンセリングを受けている為だ

私のトラウマは幼少期から青年期の家庭環境や境遇に起因するのだが
自己を愛する、という当たり前の事が非常に難しく、成人してからも希死念慮や自傷行為であったり、自暴自棄のような性交渉など
人との関わり方に関しては

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ふっとべ

ふっとべ

珍しく、今の事を書く

主人と整体を兼ねて神戸に出てきていた
メンタルの落ち込みがすこぶる激しく、90分の施術で身体が軽くなった後も気持ちだけは後ろ向きで、イライラとしたまま元町商店街を歩いていた。

主人の整体が終わるまでスナップでも…と思うも気持ちが乗らず。

どこに向かうともなくアーケードを歩いていると、前方から私に向かってくる人影
アメリカンスタイルなハグで挨拶してくれたのは、長い付き合い

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なぜ写真を撮るのか

なぜ写真を撮るのか

先日、主人とそんな話をした。

『どうして写真を撮るのか?』
その問いに私は即答する事ができず、しばらく考えた。

考えて出した答えは至極単純、『記録行為だ』それに尽きると思った。

ライフワークとしてFUJIFILM XT-30に小さい単焦点レンズを着けて持ち歩き、スナップを撮っている。
被写体に選びがちなものは『カフェで注文したもの、店内風景』『レトロな街並み』『信楽焼の狸』で、絶景を追い求め

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余計なお世話だ。と関係に終止符が打たれた話

余計なお世話だ。と関係に終止符が打たれた話

『余計なお世話だ』と一つの縁が切れた。

相手との出会いも、私の《余計なお世話》から始まったものだった
当時お付き合いしていた彼氏の妹の友人が困っている。
その子と私の悩みの種が似ていたことから、力になれないか?と話を振られ、私で役に立てるなら。と初めて顔を合わせた

年はいくつか離れていたものの、関係は至って良好だったように思う。
もちろん向こうがどう感じていたかは、今となっては知る由もないが…

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熱っぽさと苛立ち

熱っぽさと苛立ち

どうにも体調が悪い日が続く。
体調不良に同調するように、苛立ちと焦燥感。それから自己嫌悪

あまり、自分自身を刺激しないように。
こういう時にSNSを見ているのは本当に良くない…
ここに吐き出すだけ吐き出して、それでよしとして本でも読もうか。と、思う

では、本の話でもしてみようか。

日用品や決まった商品は基本的にポイント効率がいい時にネット通販でまとめて購入する私だが、実物を見て買いたいものが

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自分の許容量

自分の許容量

ここ3ヶ月くらい
当社比バタバタと動き回っていたな…っていうのと、それに伴い随時体調を崩していた。

予定が沢山あるのは幸せな事なのだけれど、あまりにも詰めすぎるともれなく体調不良になるのである程度のセーブが必要。
っていうのを頭では理解しているのだが、ついつい楽しそうなことに飛びついてしまう。
フットワークが軽いのは自分の良いところでもある、しかし療養中ということを考慮する上ではあまり褒められた

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見える姿

見える姿

「いつも元気そうだね」「自由にやっている姿が羨ましい」
そんな言葉をかけていただく事がよくあります。
そう見えているのなら、それは努力が実っているという事で喜ばしい事。と捉えて問題ないでしょう。

実際の私は月の半分以上を療養の為に使っています。
診療内科への通院は3週間に一度、1時間30分の道のりを主人の運転で通い、カウンセリングと投薬治療の真っ只中。
ありがたい事に最近はかなり元気な日も増えま

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感情がごっちゃまぜ

感情がごっちゃまぜ

私は今幸せな自覚があります
トラブルもなく、嫌なことなんて全然ない
むしろ順調。楽しみな事もいっぱいある。

それなのに、突然なんの前触れもなく死にたくなる
死にたいわけないのに、どうしても苦しくて自殺衝動が芽生える。
これが鬱なんだなと実感しています。

付き合っていくのが難しい感情
突然の自殺願望。
でも私は幸せで、この上なく恵まれてる。心からそう思ってるんです