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ふと思い出したポジティブ
いつもの事ながらあまり明るい話ではない、が、ある意味ではポジティブな話なような気もしつつ…。
先日、京丹後のばら寿司をお店でいただく機会があった。
甘辛い鯖のおぼろがふんだんに使われており、錦糸卵の黄色、蒲鉾の桃色、紅生姜の赤色、お野菜の緑色が目に鮮やかでとても華やかなちらし寿司。
私はこの料理がとても好きだ。
以前ノートでも書いたような気がするが、私は祖母とあまりいい関係を築けないままに死別している。
具体的には割愛するが、今でも許せない事が沢山あるままなわけなのだが…
そんな祖母とのいい思い出が、ばら寿司だ。
京丹後生まれの祖母がちらし寿司を作る時はいつもこのばら寿司の味付けだった。
鯖のそぼろが甘辛く、色鮮やかなばら寿司には特別感があったし、幼少期の私はちらし寿司といえばこれを思い浮かべた。
嬉しかった記憶の1枚に祖母が出てきたのは初めてかもしれない。
こうやって、少しずつ時間が経つにつれていつか私の中の祖母とも和解できるのだろうか…
ふとそんな事を思ったので、備忘録。
もうすぐ祖母の三周忌だ
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