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#スタートアップ

0→1の事業開発における落とし穴とそこからの乗り越え方~SaaSスタートアップの実例~

0→1の事業開発における落とし穴とそこからの乗り越え方~SaaSスタートアップの実例~

はじめまして。Ubie Discoveryで、事業開発兼PO(プロダクトオーナー)をしている兵頭です。

自分はユビーの中でも新しい事業の推進をする機会が多くあったことから、今回はそこで得られた学びをお伝えできると嬉しいです。
まずはユビーにおける事業開発の一般的な考え方をご説明し、自分自身が陥った落とし穴についてもご紹介ができればと思います。
具体的な学びは【新規事業開発において陥りがちな落とし

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10Xの同僚から学ぶプロマネ術 - シリーズ②

10Xの同僚から学ぶプロマネ術 - シリーズ②

こんにちは、10Xで事業開発(BizDev)を担当している赤木です。

今回はプロジェクトマネジメントにおけるミーティングの準備力について書きたいと思います。

このシリーズを書こうと思った経緯は↓のツイートがきっかけです。2月から一緒に働いている同じく10XのBizDev田村さん@TamuraHaruakiから日々学ぶことが多いので、それを言語化しておきたいという思いで書いています。

ちなみに

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プロダクトマネジメントと意思決定のはなし

プロダクトマネジメントと意思決定のはなし


1/ 想定読者
意思決定を日々してる人

2/ 序文ヘルスケアスタートアップのバックテックでプロダクトマネージャー(PdM)をしてる坪井(@yamato_tsuboi)です。

今のポジションになって半年ほど経過するのですが、PdMって難しい意思決定をする機会とてつもなく多いなと思ったので、意思決定について整理したいと思います。

PdMの役割も会社によって色々みたいなので、前提を共有しておくと

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カルチャーは戦略に勝る。ミッション・ビジョン・バリューという最高の武器

カルチャーは戦略に勝る。ミッション・ビジョン・バリューという最高の武器

今日は記念すべき日。創業して3年11ヶ月が経過し、ようやく自社のミッション・ビジョン・バリューを公開できる日が来ました。

実は今まで存在していなかったんです。

そもそも、ここまで時間がかかった背景などはこちらのnoteに書いているので、もしお時間あれば読んでみてください。

今回のnoteはタイトルにもなっている「カルチャーは戦略に勝る」と考えるようになったきっかけ。カミナシの具体的なMVV(

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スタートアップの事業ポテンシャルに説得力を持たせるKPI

スタートアップの事業ポテンシャルに説得力を持たせるKPI

最近、シード〜アーリーステージの起業家の方々とお話する機会が多かったのですが、よく「VCはどんなKPIに注目するか」という話になったので、この機会に個人的な考えをメモしておこうと思います。(色々な考え方があると思いますが、こちらは普段の社内での議論や海外VCなどからの学びが基になっています)

課題や欲求の大きさを表す「エンゲージメント」事業成長のポテンシャルを見極める際、市場規模(TAM、SAM

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スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

テックスタートアップのベンチャーキャピタルへのピッチ資料には、チーム、プロダクト、ビジネスモデルなど様々なことが詰め込まれていると思いますが、その中の一つで意味があるのかないのかよくわからないと思われがちなのが「マーケットサイズ」です。

起業家の皆さんはVCに「ちょっとマーケットが小さいなあ」などと言われ、「そしたらちょっと市場規模増やしとくか」と無理やり計算したり関連市場を増やしたり、「これ意

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スタートアップで重要な意思決定力を強くする | 芯・しなやかさ・見切りという3つの心得

スタートアップで重要な意思決定力を強くする | 芯・しなやかさ・見切りという3つの心得

数で劣るスタートアップが勝つための基本戦略の一つは、強いチームを作り既存企業が真似できないスピードで動くことだ。

そのためには、メンバー1人1人が高い意思決定力を持つ必要がある。

意思決定能力は先天的なものだと考えている人もいるが、自分は間違いなく後天的に獲得可能な能力だと考えている。

その際に重要なのが、芯・しなやかさ・見切り、という3つのマインドセットだ。

1. 芯 = 頭の中に優先順

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プロダクトマネージャー1年目の教科書

プロダクトマネージャー1年目の教科書

こんにちは!

dely, Inc.でVPoP (Vice President of Product) として、新規事業開発をしている奥原 (@okutaku0507) といいます。役割としては、プロダクトマネージャー (PdM) 兼エンジニアと言った方がわかりやすいかも知れません。VPoPとはどのような役割なのか、後ほど書かせていただければと思います。

この記事はdely Advent Cal

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プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

こんにちは、フリッツ です。プロダクトマネージャー(以下 PM)になってから相当の年月が経ち、特に、現職の US メルカリにおいては「 UIUX 強化型 PM 」として認知されるようになりました(ありがたい)。

ただ、最近は自分があまりにもいま持っているスキル・経験に立脚しすぎているなぁ、と感じており、強みの分野を広げようとお勉強中。

ということで、旅の序盤として、本記事では「プロダクトの成功

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ベンチャー企業に入る人が身に着けるべき8つのマインドセット(動画つき)

ベンチャー企業に入る人が身に着けるべき8つのマインドセット(動画つき)

\マネジメントスクール&コミュニティ「Emo」受講生募集中/

はじめに私は2006年新卒でリクルートに入り、2009年にDeNAへ転職をしました。
当時のDeNAは今より社員数も少なく、まさに”ベンチャー企業”という感じでした。

初めてのベンチャー企業は、1社目とは全く異なる世界でした。
入社して半年間は使い物にならず、

とフィーバックいただいたことを覚えています。

その後8年間DeNAに

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DNX Venturesが考えるSaaSスタートアップ成功のための10大ルール(2020年版)

DNX Venturesが考えるSaaSスタートアップ成功のための10大ルール(2020年版)

DNX Venturesの倉林&湊です。

今回は、SaaSビジネスを成功させるために押さえておきたい重要なポイントについて、お伝えしたいと思います。

現在、コロナショックの影響で市場環境が悪化し、SaaS企業にも少なからず影響が出ています。しかし、VCという立場で多くのSaaS企業の不況時の状況を見る中で、力強く対応・成長できているSaaS企業と、そうでないSaaS企業には「差」があると感じて

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Biz人材のオンボーディング日記②

Biz人材のオンボーディング日記②

Tech系のスタートアップに転職して、「スプリント」という言葉がスポーツ以外の場面でも使われていることを知った。スポーツで用いられるスプリントは、ご存知の通り全力疾走を意味するが、エンジニアリングの世界では、プロダクト(ソフトウェア)の開発期間の区切りとして使われる用語で、僕が転職した10Xの場合はスプリントの単位を1週間に設定している。

プロダクト開発は数ヶ月〜年単位におよぶ実装(実際にコード

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【スライド約300枚】ベンチャーマネージャーのマニュアル

【スライド約300枚】ベンチャーマネージャーのマニュアル

\マネジメントスクール&コミュニティ「Emo」受講生募集中/

本マニュアルの概要本マニュアルは、「ベンチャー企業のマネージャーに必要な行動の型・知識」を、私のマネジメント・経営の実践経験、及び様々なベンチャー企業の経営アドバイザーとして観察したことを元に体系化してまとめたものです。
総論だけではなく各論に突っ込んだ、ベンチャー企業のマネージャーのための”実務マニュアル”です。
(ベンチャー企業の

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PMFのはかり方、見つけ方: やや実践編

PMFのはかり方、見つけ方: やや実践編

同時に書いた"基礎編"では、若干細かい内容になるのでこちらのポストに記載することにしました。ただ、この内容もただいろんな記事をまとめただけの、"やや実践編"です。大切な真実、本物の実践、一番新しい方法、最先端、は常にプロダクトの現場にしかありません。また、こういう基礎が全部知りたい人はY Combinatorのスタートアップスクールがおすすめです。2015-2019、全部見て欲しいです。

基礎編

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