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Daily Giraffeのしごと論。

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しごとについて考えたことについて。 社会人になってから思ったこと、感じた事、学んだことを書いています。 読んでくれた方の参考になったら、これ以上嬉しいことはありません。
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記事一覧

ベースは仕事だからね(細野さんと山下達郎)

ベースは仕事だからね(細野さんと山下達郎)

たまたま細野さんのラジオを聴こうと思ったら、なんと山下達郎がゲストだと知って驚いた。

いつもはRadikoで録音された番組を聴いていたのだけれど、今日は何かのご縁であると思い、夜中の1時からラジオを聴いてみることにした。

学生時代は、Radikoなんて便利なものはなかったから、予定の中に好きなラジオ番組を組み込み、それまでに勉強を済ませたり、ときには勉強しながらラジオを聴いたことを思い出した。

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最もベターを追い求めて生きてみる

最もベターを追い求めて生きてみる

結局のところ、人生は最もベストな答えをいつも求めることができるわけもなく、結局複数あるうちの選択肢から1番良いもの、つまり最もベターなものを選んで、私たちは生きていかなければならない。

今まで生きてきて、小さい頃から自分が1番欲しいものはなんですかとか、1番やりたい事は?とか、とにかくベストな、一番良い唯一のものばかり求めてきたけれど、大人になればなるほど、唯一のベストの答えを見つけるこは、もの

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じぶんの体験でさえ忘れてしまう、わたしたち。

じぶんの体験でさえ忘れてしまう、わたしたち。

日々を暮らしていると不思議な事はよくあるもので、今日仕事をしながら、たまたま机に置いてあったショーペンハウアーの『知性について』という本を開いてみた。

たまたま開いた箇所が、胸にずしりと刺さる言葉だったりすることは、珍しいようでよくあったりする。

冒頭に引用した文章は、まさに、今の自分にドンピシャな内容だったから不思議である。

最近は多忙にかまけて、何か自分が感じたり、学んだりしたことを何か

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あくびを手で覆う

あくびを手で覆う

学校で習ったことを思い出せる?

そう聞かれたら、あくびを手で覆うこと
これが、いつも頭に浮かぶ。

それは、国語の授業の先生が、最初の授業で言ったことだった。

「まず最初に言っておくけれど、僕はあくびを目の前でやられると非常に嫌な気持ちになります。一生懸命授業しているのに、話しているのに、目の前でくちをぽかんとあけられたら、どんな気持ちになりますか?嫌でしょ?」

教室の中は、それこそぽかーん

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ジェノベーゼを食べながら

ジェノベーゼを食べながら

日本人のイメージは?

そう海外の友達に聞いてみると、丁寧、礼儀正しい、協調性があると答え、それから、閉鎖的な雰囲気があるという裏の面についても話す。

五右衛門のジェノベーゼを食べながら、本当に日本人は閉鎖的なのだろうか、と思った。

街を見渡せば、中華料理、イタリア料理、フランス料理、スペイン料理、世界各国のレストランがあるし、建築物だって欧米風のものたくさんある。

日本って他国の文化につい

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蝉が浸かる露天風呂で

蝉が浸かる露天風呂で

夏の朝日は、とても清々しい

昼間の灼熱の太陽とは違い、まだ心地よい夏の朝の気温は、早起きした者の特権だと思う

温泉旅館、特に山の中の旅館に泊まる時、朝日に照らさられる木々を眺めたくて、早起きして、お風呂に行く

蝉が仰向けになって浮かんでいる
露天風呂に浸かってあたりを見渡すと
お風呂の中に浮かぶ蝉を見つけた

蝉もお風呂に入りたかったのだろうか
蝉は7日間しか地上で生きられないから、やりたい

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テクノと大滝詠一、山下達郎が語る。

テクノと大滝詠一、山下達郎が語る。

山下達郎さんが、大滝詠一さんについて語る。
コンピュータ音楽を勧められた大滝さん。
何を思い、やらないと決断したのだろうか?

やはり、ルーツの50年代ミュージックが
なによりも好きだったからだろうか。

ご本人がいないので、答えは風の中ではありますが。

りんごの中身。

りんごの中身。

アイフォンで、だれもがご存じの会社、アップル。
その社内の実情を描いた『インサイド・アップル』という本をよんだ。
りんごの中身は、人間臭さがあふれるストーリーで溢れていた。

日々の生活で、些細なことを決めるのも、結構労力がいる。
どの道を通るべきか、どのレストランに行くべきか、そこにはだれと行くべきなのか、何をたべるべきなのか。

私たちの生活は、選択肢であふれていて、その選択をすることに疲れて

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知らない誰かのやさしさで。

知らない誰かのやさしさで。

先日近所のカフェに座っていたら、老夫婦が席を探しに店内を歩いていた。

週末のお昼時ということもあり、カフェはほぼ満席で4人席のテーブルと、カウンター席が数席空いているだけだった。

もちろん老夫婦は、4人席のテーブルに座ると思ったら、
おばあさんは「ここは4人席だから、わたしたちはあちらにいきましょう」と旦那さんに話し、二人は狭いカウンター席に腰をかけた。
(そして注文した、パスタとコーヒーを食

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ここにいるのに、ここにいない。

友達の旦那さんは、ハードワーカーで、四六時中仕事について考えている。

正確に言うと、奥さんの視点では、そう見えてるらしい。

子供と遊んでいても、ご飯を食べていても、何もしていても、どこか上の空で、話を聞けば仕事について考えている様子。

そんな旦那さんについて、
「ここにいるのに、ここにいない。」
そんなことを彼女は話してくれた。

物理的にはここにいるのに、頭の中、心はここにないというのだ。

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Remember Me

Remember Me

おはようございます!デイリージラフです🦒

自分のことを忘れてしまうことが多いもの

毎日のいざこざに巻き込まれていると
自分のことは後回しで
誰かのためにと思いながらも
結構しんどく生きている人もいる

先日会社の同僚とはなしていて、
やさしいひとは、
ずるい人に使われてしまう現実を見た

けれども、実は、
「ずるいひと」に「ずるいこと」を
させてしまっている現実もある

さらに話を聞けば、

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赤ワインを飲みながら。

赤ワインを飲みながら。

こんにちは、デイリージラフです🦒

先日、1人で考え事をしたくて、実家の近所のサイゼリアに行った。

赤ワインを飲んで、エスカルゴなんか食べちゃって、
その時のなんとも言えない幸福な背徳感を感じながら、
ぺらぺらと本を読んでいて。

鈴木おさむさんと秋元康さんの対談本『天職』を読んでいたのだけれども、そこでは、孤独の時間が、クリエイターによっては必要不可欠な事だと書かれていた。

コピーライター

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調べることによって、失われる可能性たち。

調べることによって、失われる可能性たち。

こんにちは、デイリージラフです🦒
日曜日も19時をまわり、月曜日がまもなくやってきます。

今日は、「調べることによって、失われる可能性たち。」について書いてみます。

今はなんでも調べようと思えば、調べられる時代です。

本来わからないことを調べて、
何か発見する事は悪くないとは思うのですが、今はそれがあまりにも多すぎる時代になっていると感じます。

めんどくさいことはもちろん避けたらいいので

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則巻千兵衛、28才?!(『Dr.スランプ』再訪Revisited)

則巻千兵衛、28才?!(『Dr.スランプ』再訪Revisited)

こんにちは、デイリージラフです🦒

先日鳥山明さんが亡くなったニュースを受けて、鳥山明作品を読み返しています。

ドラゴンボールはもちろんですが、両親がアラレちゃんファンだった為、Dr.スランプは現役世代ではないないにも関わらず、小学生の時から漫画とアニメを何度も観ていました。

その時からずっと「則巻千兵衛はすごいおじさん」と思っていました。(もちろん当時は自分が小学生だったので、その通りだっ

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