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深層意味論で読む『神話論理』×『秘密曼荼羅十住心論』

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クロード・レヴィ=ストロース著『神話論理』 弘法大師空海著『秘密曼荼羅十住心論』 この二冊を並べて読む試みです。 導きの系は「構造」と「曼荼羅」と、深層意味論(意味分節理論)
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#哲学

C.G.ユング著『個性化とマンダラ』を読む

C.G.ユング著『個性化とマンダラ』を読む

ここ最近、ふとしたことからユングの著書を読んでいる。

ユングの著作に最初にふれたのは、随分むかしのことである。

まだ中学生の頃、とあるところから「読むべし」とアドバイスを受け、読み始めたものである。

読み始めた、といっても当時は「文字がならんでいるなあ」以上のことは理解できておらず、どうにもならなかったのであるが、それでも1ページ1ページ、一文字一文字、言葉の透明な流れに手を突っ込むように、

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天/地を切り結ぶ太陽*月*ヤマアラシ*三姉妹 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(76_『神話論理3 食卓作法の起源』-27,M455天体の妻たち)

天/地を切り結ぶ太陽*月*ヤマアラシ*三姉妹 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(76_『神話論理3 食卓作法の起源』-27,M455天体の妻たち)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第76回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第五部「オオカミのようにがつがつと」を読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

はじめにレヴィ=ストロース氏が論じる「神話論理」を、空海が『吽字義』に記しているような二重の四項関

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北米先住民の「岩戸隠れ」神話から、人類の心の深層の動きを如実に知る -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(75_『神話論理3 食卓作法の起源』-26,M454 天体の諍い)

北米先住民の「岩戸隠れ」神話から、人類の心の深層の動きを如実に知る -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(75_『神話論理3 食卓作法の起源』-26,M454 天体の諍い)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第75回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」の最後から、第五部「オオカミのようにがつがつと」の冒頭を読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

はじめにレヴィ=ストロース氏の「神話の論理」を、

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境界面を通り抜ける針と心の深層 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(74_『神話論理3 食卓作法の起源』-25,M445 色とりどりのヤマアラシ)

境界面を通り抜ける針と心の深層 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(74_『神話論理3 食卓作法の起源』-25,M445 色とりどりのヤマアラシ)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第74回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」の「IIヤマアラシの教え」を読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

はじめにレヴィ=ストロース氏の「神話の論理」を、空海が『吽字義』に記している

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マンダラを観想すること、神話を聞くことは、心の底を同じ構造へと励起する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(71_『神話論理3 食卓作法の起源』-22)

マンダラを観想すること、神話を聞くことは、心の底を同じ構造へと励起する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(71_『神話論理3 食卓作法の起源』-22)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第71回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」から「ヤマアラシの教え」にかけてを読みます。

今回は、マンダラを観想することと、神話の語りを聞くことは、心の底の底において同じようなゆらぎ・振動を生むのではないか、という話です。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまで

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W・パウリ「元型的観念がケプラーの科学理論に与えた影響」における四数性と、思考の根源を思考すること ーーユングとパウリの共著 『自然現象と心の構造』より

W・パウリ「元型的観念がケプラーの科学理論に与えた影響」における四数性と、思考の根源を思考すること ーーユングとパウリの共著 『自然現象と心の構造』より

深層心理学で知られるカール・グスタフ・ユングと、「パウリの排他律」で知られる物理学者ヴォルフガング・パウリとの共著『自然現象と心の構造』という本がある。

この本の終盤、「付録III」、236ページに次のような図が掲載されている(図3 スコトゥス・エリウゲナの『自然の分類について』において考えられた四元性)。

ここでは、

1: 造る(能動)/造られる(受動)
2: する/しない

この二つの二

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関係が項よりも先に -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(70_『神話論理3 食卓作法の起源』-21)

関係が項よりも先に -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(70_『神話論理3 食卓作法の起源』-21)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第70回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」を引き続き読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

分別を「離れる」ことを新たな分別にしないわれわれ人類は、生きている限り、どうしてもあれこれものごと

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"ある"ように"なる"ような・・/「月」と「カエル」が二つの結婚を捩って分離しながら結合する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(69_『神話論理3 食卓作法の起源』-20)

"ある"ように"なる"ような・・/「月」と「カエル」が二つの結婚を捩って分離しながら結合する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(69_『神話論理3 食卓作法の起源』-20)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第69回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」を引き続き読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

前回の記事に引き続き、神話的な「結婚」の話である。

結婚とは?結婚といえば、それ自体として単

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【*】"ある"ように"なる"  神話の論理と近代の論理、論理を息づかせるコミュニケーションの問題 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(68_『神話論理3 食卓作法の起源』-19)

【*】"ある"ように"なる" 神話の論理と近代の論理、論理を息づかせるコミュニケーションの問題 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(68_『神話論理3 食卓作法の起源』-19)

(本記事は無料で最後まで立ち読みできます)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第68回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第四部「お手本のような少女たち」を読みます。これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

いま、目の前にボールペンがひとつ”ある”。

窓から空を見上

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【*】神話論理は表層四項、深層四項の八項関係で世界の起源を分節する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(67_『神話論理3 食卓作法の起源』-18)

【*】神話論理は表層四項、深層四項の八項関係で世界の起源を分節する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(67_『神話論理3 食卓作法の起源』-18)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第67回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第三部「カヌーに乗った月と太陽の旅」の最後のところを読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

レヴィ=ストロース氏は『神話論理』で神話を分析する目的について次のように書いている。

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海幸山幸の猿かに合戦からの玉手箱開封の儀で、かごめかごめをうたう  -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(65_『神話論理3 食卓作法の起源』-16)

海幸山幸の猿かに合戦からの玉手箱開封の儀で、かごめかごめをうたう -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(65_『神話論理3 食卓作法の起源』-16)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第65回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第三部「カヌーに乗った月と太陽の旅」を読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

今回読むところもとてもおもしろいのであります。
いや、もちろん、基本的にすべておもしろいと思ったと

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【*】深層の「心」をチューニングして、コトバ(意味)のはじまりと共鳴する  -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(64_『神話論理3 食卓作法の起源』-15)

【*】深層の「心」をチューニングして、コトバ(意味)のはじまりと共鳴する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(64_『神話論理3 食卓作法の起源』-15)

(本記事は無料で最後まで立ち読みできます)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第64回目です。『神話論理3 食卓作法の起源』の第三部「カヌーに乗った月と太陽の旅」を読みます。

これまでの記事は下記からまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

この一連の試みは、レヴィ=ストロース氏による『神話論

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鶴の恩返し?!「神話」から神話の外へ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(62_『神話論理3 食卓作法の起源』-13)

鶴の恩返し?!「神話」から神話の外へ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(62_『神話論理3 食卓作法の起源』-13)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第62回目です。これまでの記事はこちら↓でまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

鶴の恩返しの八項関係一年生になったばかりの下の子が、学校で「鶴の恩返し」のお話しを聞いてきたという。

そして次のように尋ねてきた。

ん? わたしに聞くと、ちょっと、話、長くなる

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神話の「構造」はダイナミックで生成的である -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(61_『神話論理3 食卓作法の起源』-12)

神話の「構造」はダイナミックで生成的である -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(61_『神話論理3 食卓作法の起源』-12)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を”創造的”に濫読する試みの第61回目です。これまでの記事はこちら↓でまとめて読むことができます。

これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。

ちょうど中沢新一氏によるレヴィ=ストロース論『構造の奥』を読んでいるところ、ということで、今回の『神話論理』精読は、「構造」にフォーカスしてみよう。

神話の論理をどのようにモデル

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