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柱を四本立てる動きが現世を非現世から分離する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(78_『神話論理3 食卓作法の起源』-29,M458太陽と月の休暇)

1か月前

分離と結合のマンダラは2/3/6/4/8極に伸び縮みする -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(77_『神話論理3 食卓作法の起源』-28,M430b天体の妻たち)

1か月前

言葉を不可得モードにずらす読書経験へ -唐澤大輔・石井匠著『南方熊楠と岡本太郎 知の極北を超えて』を読む

5か月前

◆「そして人間の自由とは、演戯の自由のほかのなにものも意味しません」(福田恆存『藝術とは何か』41頁,中公文庫) 「演戯」を抽象化すれば意識的な仮面と意識的な素顔である。つまりまずは明確な意識で二つに分けること、分節することが必要となる。生真面目の融合無分別はこれと対極にある。

◆総選挙により、新分節議会ないし新分節政治と呼ぶべき高度の集中力を要する世界に突入した。諸項の理 logic を見極め切り結びながら創発の政治となるか、あるいはブレない言い切り・強硬姿勢・信念を貫く頑迷さで停滞と混迷に沈むか。単調な論理を乗り越えて、悠然たる視野で創造する政治を。

【*】神話論理は表層四項、深層四項の八項関係で世界の起源を分節する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(67_『神話論理3 食卓作法の起源』-18)

5か月前

◆この世界という書物の記号を読み解きながら生きる「記号人間」(佐藤信夫)たる私たちは、作り示すモノの意図に逆らって「逆なでに読む」(C・ギンズブルグ)方法を身につける必要がある。押し付けられた諸項の接続秩序(分節体系)を自身のそれで切り結び返すことに、自由と創造の鍵が潜んでいる。

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不老不死の妙薬/語への執着を断つ妙薬 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(59_『神話論理3 食卓作法の起源』-10)

10か月前

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◆諸方策 分節:諸項の新生的切り結び 細部:個別性に宿る内包 範型:異化と類推 徴候:未知項の探求 範列統辞:虚世界への視線 *これを可能とする個の確立、これを支える私淑性・友愛性、これを支える諸基盤、これを織り成す自然と人工.前提たる無限の内包を有する流動して止まない現実.

中沢新一氏の新著『精神の考古学』を読み終える

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10か月前

20240815「記憶の果て」

5か月前

隕石と彗星の起源神話における四つのディス・コミュニケーションのβ脈動 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(40_『神話論理2 蜜から灰へ』-14)

生焼けのエイを投げつけて言葉を止める -β振動状態に励起されたコトバ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(39_『神話論理2 蜜から灰へ』-13)

グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』の冒頭に紹介された「 神話 」を精読してみる

コミュニケーションの"失敗"が役に立つとき / 誤解された言葉・バレない嘘・バレる嘘・空耳 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(38_『神話論理2 蜜から灰へ』-12)

「心」の最深部へ -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(37_『神話論理2 蜜から灰へ』-11)

◆マルチネの二重分節(言語の持つ経済性(有限の素材)と創造性(無限の現象)).「有限のことばを使って無限のものごとを表現する...」佐藤信夫『レトリック感覚』62頁).対象(文、文学作品、世界)に応じ分節の相貌はかなり複雑であり、縦にも横にもかつ何重にも取りうるのではないか。

GPTの"P"にマンダラ状の確率分布を描くβ脈動を組み込む -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(32_『神話論理2 蜜から灰へ』-6)

太陽の娘とキツツキの結婚における波動関数の収縮 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(31_『神話論理2 蜜から灰へ』-5)

hyper-β土鍋で空中浮遊?! 対にした瞬間に「意味」が出現する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(25)

清水高志氏の『空海論/仏教論』に導かれつつレヴィ=ストロースの『神話論理』を読む -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(24)

hyper-Δ項 虹、そして金星 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(22)

猿-人間-獲物-嘘-カエル-煤-毒-魚/経験的事物の対立関係を裏返して記述される存在分節の論理 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(23)

hyper-Δ項プレヤデス -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(21)

川を渡ること・言葉を交わすこと/騙す言葉〜因幡の白兎  -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(20)

◆分節(articulation)は、差異の確認であると同時に同一の確認である。また、分節は、分割と接続であり、単に分割されたままのことではない。対象を、あるいは対象と「切り結ぶ」ことである。*伊藤忠夫「分節についての覚え書き(1)」357-394頁,中京大学教養論叢,2000.

吾子の名

AI、曼荼羅、深層学習。神話論理と言語の未来 -人間もしくはAIが「言葉の意味を理解する」とは

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◆分節層.現実をつかむため言葉という分節認識体系を対象に投射(逆投射と不可分)する際には分節層を意識すること。分節層は抽象度の高低はもとより、動的・静的、規範・事実、コンテクスト範囲の大小等、またその程度差、これらの組み合わせから成る。原理上、分節つまりは認識の仕方は無限である。

◆まっすぐに固定された肘の状態でコーヒーを飲もうとするのはどうも不可能な気がする。関節という分節システムは有難い。絶え間ない流動性と無限の諸相を有する現実をとらえる際には、言葉に代表される分節認識体系ができるだけ多くかつ網目細かくあった方がよいと思う。やはり肩も手首も指も有難い。

◆仮現実(かげんじつ)(1)言葉という仮分節認識体系により対象を捉えるのであるから、世界は仮現実と表現すべきものである。仮であっても「現実」であるから通り抜けようとしてもぶつかる何かがある。しかし「仮」であるから現実認識の裁ち直しが可能となる。ここに人間の自由なる生の基礎がある。

◆現実とは厳然たるもの。気持ちの持ちようでどうにでもなるというものではない。他方で、言葉原理のコアをつかみ無限の分節層を自在にできれば、現実は新しい相貌をみせる。そこをつかむ。ないと思っていた次の足を踏み込む場が認識できれば、新しい一歩を踏み出せる。言葉の探究は実践論である。

安藤礼二氏の『縄文論』を読む。 『列島祝祭論』に続き一即多多即一がテーマになるとともに、特に一即多多即一を引き起こし動かすこと、「動的な媒介」が浮かび上がってくる。そして媒介としての言葉へ、象徴へ、「心」における分節へ。ここから”空海”へどうつながるか、楽しみφ(。。

レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(10) ”変身する媒介者”が世界を出現させる-空海の「心」と神話論理

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秋分の朝日と薄明光線 in Italy.

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レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(7) 二項関係は四項関係であり四項関係は二重の四項関係つまり八項関係である

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レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(2) 経験的区別を概念の道具とする

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レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(5) 人類の思考の”底”〜ニ段重ねの四項関係としての「構造」

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鈴木大拙の”霊性”について -鈴木大拙著『仏教の大意』を読む(1)

【読書メモ】山野弘樹『独学の思考法』15

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書かないという書き方 -空海『秘密曼荼羅十住心論』の最後のページを読む

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意味分節理論応用編(2) 詩的言語で表層の裏側ー表層でもなく深層でもない分かれつつある未分へ分け入る: 知る/知らぬ 橘/時鳥 永遠/今