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【第二の達人登場!】感覚統合の視点からの支援(川上康則:東京都立港特別支援学校主任教諭/『ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』より)
『クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』を一部無料で公開する本企画。今回で早くも3回目となりました。
前回に続き今回も達人にご登場いただきます。第二の達人として、感覚統合の視点からどのような支援が可能か、川上先生のアプローチに注目です!
「見る・見える」は目の機能だけにあらず
私は「感覚レベル」のつまずきに着目し、感覚統合という視点からマモルさんの支援を考えてい
発達障害と感覚統合 (利き手の定まらない息子の例から紐といてみた)
自分や子どもに発達障害があると堂々と話していると、「実はうちの子も・・・」と相談されることが増えてきた。そして、「診断がなぜいるの?」といった悲痛な声もよく耳にするので私なりの考えをまとめてみることにした。
2012年に児童福祉法の一部が改正され、それまでは障害別だった通所支援が一元化され”障害児通所支援”いわゆる放課後等デイサービスや児童発達支援施設が開設されだしました。それと比例して、発達障
感覚統合のこと〜母の目線から〜
前回、感覚統合について書くと決めてから数日。
どうやって書いたらいいかなとだんだん私は迷いはじめた。
感覚統合って本当に奥が深いし、簡潔になんてまとまらないし。
ましてや、その道の専門家の方の書いたわかりやすい書籍やブログなどは山ほどあるから、何も今さら私が綴るまでもないかと。
ただ、それでも私が伝えたかったのは何だったのか。
それは、やっぱり「感覚統合の偉大さ」についてだ。
そんなわけで、
OT(作業療法士)さんとの時間〜感覚統合って?〜
療育センターに通うようになって、息子が一番楽しんでいたのは作業療法の時間だったと思う。
まだセンターに通い初めの頃、私は、OTさんとSTさんの区別がつかなくてよく混乱した。
それぞれに正式名称はきちんとあって
STは Speech Therapist
OTは Occupational Therapist
の略だということを教わった。
そしてセラピストさんという意味と同時に
STは言語療法
OTは