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20230308-20241007 小松島新堤(仙台市) #風景誤読

[ある日の観察日記]


 『ヨウ素はコロナなどのウイルス(細菌)をやっつける研究結果がある』

このような内容をSNSで読んだ。
半信半疑のまま半年が過ぎてた ある日。あれは事実なのか、ここ最近また気になり出してきた。


早速、さっき歩いて拾ってきた
「普通の土」を使って実験開始だ~!


【実験内容】

☆材料☆
紙コップ、適当に拾ってきた外の土、ヨウ素のうがい薬、水道水

やり方(大まかな流れ)

①  雑草が生えてる周辺の土を適当に紙コップに入れる。

②  スマホのカメラのズーム機能で少し土を観察してみる。

③  段々、私の周りも土臭くなってきた。②に水道水を適量いれて再度、様子を見る。

水だけ入れてみた


④  水だけだとまだ周囲にも土臭さが残る。ここで、ヨウ素のうがい薬を“2~3滴”入れてみる。

微生物が分解されている…みたい


⑤  無臭の水になった。

土臭かったのが、きれいになってる…!

 「ヨウ素のうがい薬」をいれた途端 紙コップの水が綺麗になった。水も土臭さが無臭に変わり、次第に水が綺麗な3層構造に濾過されていた。…👀‼

普段、あまり目にする機会がない微生物の世界を見てしまったような実験であった。

…(・□・;)スゴイ


 外の土を適当に拾い集めた帰り道、1匹のトンボをみつけた。

家の外壁に向かって、飛びながら頭突きを繰り返している 謎のトンボ…。
それはまるで、体当たりの練習を懸命に繰り返している体育会系の部活のようにもみえた。
この前までは蚊がすごく飛んでいたけれど、季節はもう秋なんだ。

 そういえば、窓を開けながらフレスコ画の制作をしていたときに変な羽音が部屋の中で聞こえてきたっけ。

音の鳴る方向へ そろ~り…みてみると、部屋の壁にトンボが必死な様子でしがみついてて トンボと共に初めて制作した、在りし日の温かい思い出。


『都市計画』/フレスコ画
(「人が立ち入っては行けない土地」と「続々と更地に建物が作られていく土地」をテーマに制作いたしました。)


今回の作品テーマ


 1年前の3月、福島の原発被災地(沿岸部)で実際に起きたことをつたえる写真展が、百貨店の6階(エルパ○ク仙台)で開催されていた。

様々な衝撃的事実を知れた展覧会であったのだが、何よりも衝撃的だったのが
『人の手が入れなかった僅か数年で家の周りに生えていた木々が急成長し、民家を飲み込む』
という状況が福島の原発被災地で実際に起きていたことであった。


 
私には中学生のときに知り合った
福島の原発被災地から転校(避難)してきた友達がいる。

その子は どんなときでも本当に優しくて、
怒ることも気を荒げる姿を見たことのない友達だ。

その、穏やかさに満ちた友達からは
とても想像も出来ないような壮絶な福島の原発被災地の状況をその時、知ることが出来た。

.。o○
あの子は今、元気かな…
また友達たちと遊びたいな~( ´-`)


昨今の不穏な争いや、なんの罪のない市民が命を奪われるような現状が1日でも早く終わることを祈りつつ、平穏で武力に頼らない社会や世界になることを願って制作した、フレスコ画となった。

[りな]


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