マガジンのカバー画像

獲物の分け前。

214
その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
運営しているクリエイター

記事一覧

獲物の分け前〜『クリス ミュージック ブロマイド〜あの夏のカセット〜』

獲物の分け前〜『クリス ミュージック ブロマイド〜あの夏のカセット〜』

 昨日、『アマチュア・アカデミー40周年記念盤』の少し前にネット通販で購入したこれが届きました。
定価の半分以下で入手できた上にコンディションもバッチリでしたから嬉しかったです。まずは『アマチュア・アカデミー40周年記念盤』を先に聴いてから、お風呂上がりにのんびりライナーを読みながら内容をチェックしましたよ。
じゃ、行ってみよー。

・『クリス ミュージック ブロマイド〜あの夏のカセット〜』(MH

もっとみる
獲物の分け前〜ムーンライダーズ『アマチュア・アカデミー 40周年記念盤』

獲物の分け前〜ムーンライダーズ『アマチュア・アカデミー 40周年記念盤』

 ムーンライダーズの異名というか、ある意味自虐的に「ロック界の江夏」と名乗って(?)いた事を覚えている人はもう少なくなったのかな?とぼんやり考えてます。
何故、江夏なのか?を簡単に説明すると、名リリーバーだった江夏豊さんは一つの球団にとどまることなく、阪神〜南海〜広島〜日本ハム〜西武と移籍を繰り返した選手だった、と。
活躍はしてもどこか孤高な存在だったことがムーンライダーズを彷彿させたのかな?その

もっとみる
獲物の分け前〜来生たかお『Spakle+4』

獲物の分け前〜来生たかお『Spakle+4』

 ベスト盤が多数出ているアーティストはキャリアが長かったり、ヒット曲が多かったりするわけなんですが、その割に納得できる選曲のベスト盤が存在しないこともあるわけです。
来生たかおさんはソングライターとして実績を残している方なので、来生さん自身のヒット曲というよりも、提供曲中心の選曲になりがちなので、個人的には納得できるものがないんですよねー。

 今日取り上げるのは、来生さんのベスト盤ではなくて、大

もっとみる
獲物の分け前〜「TECHII 1987年3月号」

獲物の分け前〜「TECHII 1987年3月号」

 退院してからネット通販になかなか欲しいものが出なかったんですが、今月に入ってから急に狙っていたものが出品されて(しかもいい値段で)、割と頻繁に購入してしまってます。
「TECHII」という雑誌は割と人気がありまして、結構高額商品になってしまってます。
これは所謂ちょっと訳ありな商品のためかなりお手軽価格でしたよ。素晴らしい。
じゃ、行ってみよー。

・「TECHII 1987年3月号」(音楽之友

もっとみる
獲物の分け前〜小坂忠『ありがとう』

獲物の分け前〜小坂忠『ありがとう』

 部屋のCDを整理していたら、小坂忠さんのCDがはっぴいえんどのポニーキャニオン盤と一緒にあったんですが、アルバム『ありがとう』を現行盤で持っていないことが妙に気になってしまいまして、すぐポチりました。
小坂忠さんといえば『ほうろう』と『モーニング』がとにかく素晴らしくて大好きなアルバムなんですが、『ありがとう』に関しては昔買ったら初CD化された時の盤かなかったんですよ。
これじゃいかんとなったわ

もっとみる
獲物の分け前〜小西康陽『失恋と得恋』

獲物の分け前〜小西康陽『失恋と得恋』

 久々に純粋な新譜を購入したように思います。
よく利用する某大手通販サイトではバックカタログは発売から時間が経ったものについては割引されているものが多いので、新譜を慌てて買うことはなくなっています。正直言って。

 今回、小西康陽さんのアルバムを買おうと思ったのは、小西康陽名義では初のアルバムということだったのと、「ミュージック・マガジン」で見たジャケットでしたね、ホントに。
じゃ、行ってみよー。

もっとみる
獲物の分け前〜ヒカシュー『1978』

獲物の分け前〜ヒカシュー『1978』

 ネット通販サイトを暇さえあればチェックしてますが、割と欲しいCDがホントに出ない時期もありまして、そんな時は疲労してしまうわけなんですよ。
10月に入ってからそんな日々が続いていたんですが、このところ急に欲しいものが続けて出品されて、慌ただしく購入している今日この後なわけです。
本日、到着してすぐ聴いていたのはヒカシューのデモ音源『1978』なのでした。
じゃ、行ってみよー。

・ヒカシュー『1

もっとみる
獲物の分け前〜新田和長「アーティスト伝説  レコーディングスタジオで出会った天才たち」

獲物の分け前〜新田和長「アーティスト伝説  レコーディングスタジオで出会った天才たち」

 夕方、恒例の散歩中には地元ラジオ番組「四畳半スタジオ」を聴いているのですが、その中でニッポン放送「あなたにハッピーメロディ」という番組がネットされているんですよ。
今週も聴いていたら、ゲストがこの本の著者、新田和長さんだったのです。新田さんの写真は何度も見ていますが、こうした形で新田さんの声を聴けるとは。何でこんなにラッキーなんだろうと。
この本のプロモーションとしての出演ということなのだろうか

もっとみる
獲物の分け前〜原田知世『バースデイアルバム+』

獲物の分け前〜原田知世『バースデイアルバム+』

 一昨日に到着したCD3枚目です。
原田知世さんの熱心なファンだったことはありませんが、TOKYO FMホールでのライヴ拝見したことがありますね、そういえば。
それ以上に角川書店の「バラエティ」を購読していたり、とり・みきさんのファンでしたから、原田知世さんは特別な存在ではありましたが。
個人的には渡辺典子さんのファンでした、当時は。
じゃ、行ってみよー。

・原田知世『バースデイアルバム+』(U

もっとみる
獲物の分け前〜南佳孝『オールタイムベスト〜CUARENTA〜』

獲物の分け前〜南佳孝『オールタイムベスト〜CUARENTA〜』

 昨日到着したCDシリーズです。
南佳孝さんのデビュー40周年記念盤ですから、2013年発売ということになりますね。
はっぴいえんどのライヴは1973年9月21日ですから、去年は50周年だったという。
じゃ、行ってみよー。

・南佳孝『オールタイムベスト〜CUARENTA〜』(MHCL30176〜9/ソニーミュージック)

 南佳孝さんといえばかなりベスト盤をリリースしているアーティストですが、本

もっとみる
獲物の分け前〜堀江美都子『One Girl BEST』

獲物の分け前〜堀江美都子『One Girl BEST』

 明後日、私の誕生日ということで、自分用のプレゼントにに3枚CDを買ったんですよ。
それが今日の昼頃に届きまして、ついさっきまで集中して聴いてました。
早速感想書いちゃおうかな、と。
じゃ、行ってみよー。

・堀江美都子『One Girl BEST』(COCX41055〜6/コロムビア)

 今日届いた中では一番長く聴いている歌手である堀江美都子さんのベスト盤からにしますね。
堀江さんのファンにな

もっとみる
獲物の分け前〜ブレッド&バター『BREAD & BUTTER THE SINGLES -55th Anniversary All Time Best-』

獲物の分け前〜ブレッド&バター『BREAD & BUTTER THE SINGLES -55th Anniversary All Time Best-』

 入院前に入手してましたが、なんだかんだで退院してようやく聴くことができたわけなんです。
彼らは1969年デビューですから、今年2024年でデビュー55周年になるわけなんですねー。
ちなみにデビュー曲「傷だらけの軽井沢」は作詞が橋本淳さん、作曲&編曲が筒美京平さんによるものでして、岸部シローさんとのシローとブレッド&バターの活動を経てから、途中ブランクはあったものの55年間活動しているわけなんです

もっとみる
獲物の分け前〜『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST OVER 70』

獲物の分け前〜『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST OVER 70』

 鈴木博文さんの古希記念トリビュート盤をようやく入手しました。
上京した際に某CDショップで見かけて、大好きなアーティストの作品が入ってるわけでしたから、この機会に買うしかないと判断しましたよ。
ムーンライダーズ〜メトロトロン・レコード、あ、水族館レーベルもか、周辺の方々の作品でしたから。
じゃ、行ってみよー。

・『16 SONGS OF HIROBUMI SUZUKI -DON‘T TRUST

もっとみる
獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

 数年前の東京五輪の時、かなり話題になった事柄を掘り下げた本なのですが、リアルタイムではあまり興味なかったんですよねー、私。
なぜこの本を読んでみようかと思ったのもちょっとはっきりしない部分もあるんですが、読み進めるうちになんとなくはわかってきました。
この本についての感想というよりは音楽雑誌や書籍についてどう考えているかが明らかになった感じなんですよねー。そんな感じです。
じゃ、行ってみよー。

もっとみる