獲物の分け前〜ヒカシュー『1978』
ネット通販サイトを暇さえあればチェックしてますが、割と欲しいCDがホントに出ない時期もありまして、そんな時は疲労してしまうわけなんですよ。
10月に入ってからそんな日々が続いていたんですが、このところ急に欲しいものが続けて出品されて、慌ただしく購入している今日この後なわけです。
本日、到着してすぐ聴いていたのはヒカシューのデモ音源『1978』なのでした。
じゃ、行ってみよー。
・ヒカシュー『1978』(TOCT-9683/東芝EMI)
ヒカシューはとにかく初期のアルバム、『ヒカシュー』と『夏』が大好きで、中学生だった時にリアルタイムで友達の家に集まって聴いていた話をnoteでもした記憶があります。
個人的にはプロデューサーが近田春夫さん(と一部は加藤和彦さん)だったことが大きかったのでした。
近田さんの口調や文章、ファッションはとにかく響いたんですよねー。
その近田さんにデモ・テープを渡したのが、彼らのデビューのきっかけでしたから。
このCDを家にある『ヒカシュー・スーパー』と比べると、やはり近田さんがトリートメントしている感じが強くなりますね。
この『1978』は素に近い形なんだろうな、と想像できます。
勿論、巻上公一さんのヴォーカルの個性などは揺るがない部分でもありますが。
ついでに書きますと、確かこの『1978』は最初インディーズでリリースされたような?記憶がありまして、今回入手した東芝EMIからの盤はエンハンストCDであるのとブックレットが違うように思います。
テクノ/ニューウェイヴの波は長い期間ではなかったけど、短期間で(私と同世代の方々を中心に)多大な影響を与えたと思うわけですよ。
特にP-MODELやプラスチックス、ヒカシューというテクノ御三家は某動画共有サイトのコメントの多さにそれは明らかです。
リアルタイムで体験した私にも、未だに影響を与え続けている彼らに敬意を表します。ありがとう。
今日他にもCDが届いているので、明日以降も紹介していけたら、と考えております。
ではまたー。