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#レシピでつくってみた

きゅうりの水漬け

きゅうりの水漬け

この夏、とてもリピートしているレシピがあるので紹介したい。料理家の今井真実さんという方がツイッター(現在はX)で紹介されていてそちらを拝見したのが始まりだった。

和楽Webでそのレシピが紹介されているのでこちらを参考に作っていきたい。

材料はきゅうりとミネラルウォーターと塩と梅干しとにんにく。

きゅうり三本、にんにくひとかけ、梅干しひとつを準備します。

きゅうりは半分に割る。大ぶりに切ると

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江戸時代の調味料 煎り酒について

江戸時代の調味料 煎り酒について

煎り酒とは、誤解を恐れず言えば

「日本酒と梅干と鰹節を煮詰めたもの」である。

古くは室町時代の史料に登場するが
その実態が分かるのは江戸時代のことである。
醤油の普及につれて、影をひそめたが
近年煎り酒は商品化されその数を増やしている。
あらためて歴史をまとめるとともに
その魅力を探りたい。

1、史料に見る煎り酒①記録上、600年前には存在していた

煎り酒は『鈴鹿家記』という京都の吉田神社

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スーパーの刺身を昆布〆にする話

スーパーの刺身を昆布〆にする話

スーパーの刺身にひと手間加えて美味しく食べたい。そんな欲望が私にはあります。例えばマグロをサクで買ってきて塩をして30分くらい置いてから食べる方法は有名ですよね。今回はまた別のアプローチとして刺身の昆布〆を紹介したいと思います。

昆布〆とは昆布〆とは新鮮な刺身を昆布で挟み昆布の旨味を染み込ませる調理方法です。元々、富山県の郷土料理で、江戸時代に北前船が運んできた北海道の昆布と、富山湾で取れる魚を

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カレーが僕の生活を豊かにしてくれる

カレーが僕の生活を豊かにしてくれる

スパイスカレーブームが始まって久しいが、ご多分に漏れず私もそのブームに乗っかったひとりである。
大学生の頃に「市販のカレールーを使わないでスパイスから作ってみたい」という願望はあったものの、当時は情報も少ないしスパイスをどこで買ってよいのやらで、挑戦しないままでいた。

そこへスパイスカレーブームがやってきたのである。ブームは既存のスタイルを破壊する側面もあるが、玉石混交の情報が溢れるくらいに出て

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新生姜の梅酢漬け2024

新生姜の梅酢漬け2024

今年も梅仕事と同時に新生姜の梅酢漬けの季節がやってまいりました。紅生姜というべきなのかいつも迷いますが、市販のものとは一味違うしょっぱくて酸っぱい生姜を今年も目指します。
その前にまずは昨年漬けたものを漬け終わりとしていきます。

一年、梅酢に漬けておいたので真っ赤に染まっています。

こちらは千切りにし、冷蔵庫で保存していきます。

焼きそばに添えたり

そのまま日本酒のアテとして頂くとたまらな

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2024梅仕事②白梅干し

2024梅仕事②白梅干し

先日の梅シロップに引き続き今年の梅仕事第2段。今回は塩と梅だけで漬ける白梅干しです。塩分控えめはスーパーで買えばいいので、自家製は塩分高めの20%です。

梅干しには南高梅という品種の2Lサイズを2kg購入。このままでは青いので追熟という作業をします。

作業といっても新聞紙で包むとか段ボールに入れて蓋を開けておいて梅を熟させる工程です。

熟成前の写真です。まだまだ青いですね。直射日光には当てな

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2024梅仕事③はちみつ梅干し

2024梅仕事③はちみつ梅干し

梅シロップ、白梅干しと梅仕事を行ってきましたが、最終第3弾ははちみつ梅干しです。私はしょっぱくて酸っぱい梅干しが大好きなのですが、妻はそういった梅干しは苦手なので妻用の梅干しも仕込みます。

梅は南高梅という品種の2Lサイズのものを使用します。

そのままではまだ青く固いので、白梅干し同様、追熟という作業を行ないます。

6日間、熟させたので黄色く香りも強くなりました。

竹串でヘタを取っていきま

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