決めつけの幻想〜そこに「壁がある」と思ってた〜

知らず知らずのうちに、
私は決めつけていた。

決して越えることの出来ない
大きくそびえ立つ壁が、

そこにあると思っていた。

だから、

その壁を越えた先の世界を、
そこから覗く景色を、
私は決して見ることが出来ないと、

そう思っていた。

そしてそれは、

何者かによって、望んでもいないのに、
勝手に築かれてしまった壁だと思っていた。

けれど、
それはどうやら違ったみたいだ。

そんな壁は、
はじめから存在していなかった。

自分の内側で勝手に、
知らない間に築き上げてしまっていた
空想上の壁に過ぎなかったのだ。

幻想があったことに気付くとき、
初めて私はもっと自由だったことを知る。

自分が作り上げてしまっていた
物語の中の壁によって、

これまでいかに窮屈な思いを
してしまっていたのかに気づく。

それは、
壁の中にいるときには決して分からなかった。

だって、
それはまだ壁の中だったから。

でも壁の向こう側の世界へ、
えいっと思いっきり飛び込んで行ったとき、
それを初めて知ることができた。

そこには、

壁はもちろん、
私の行手を阻むような障害物は、
何ひとつ見当たらなかったこと。

助走もしっかりつけて、
高く飛び越えてみたけど、

そんなことをする必要は
はじめからなかったこと。

そして、

悠々と壁の向こう側の世界へ
歩いて行くことができたこと。

そんな当たり前のことに気がついた。

辿り着いた壁の向こう側の世界では、

辿り着いたことを、
何だかすごく歓迎してくれているように見えた。

こんなことになるとは、
全く想像していなかったから拍子抜けだった。

そりゃあそうか。

だって、
そこに壁があると思ってしまっていたからね。

自分の手で、
知らぬ間に築き上げてしまっていた壁。

それは、
私の勝手な思い込みに過ぎなかった。

無意識のうちに、
私が私を勝手に縛りつけてしまっていた、
決めつけに過ぎなかった。

そんな幻想に気づいたとき、
私の目の前には、
無限の可能性が広がっているように見えた。

何だかすごくわくわくしてきた。

そうか。
私ははじめから自由だったんだ。

りん

(今日の東京はガクンと気温が下がって、手が悴んで、冬すぎてびっくり🥶)

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りん【強迫性障害(精神疾患)/不登校を乗り越えたひと】
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