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臨床についてマジメに考えるnote

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マジメな理学療法士が考える臨床アイデアを書いたnoteをマガジンにまとめました。 主に脳卒中への介入戦略を書いています。 記事への質問はTwitterのDMでどうぞ。
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2020年9月の記事一覧

金銭状況はリハビリテーション戦略にも影響する

金銭状況はリハビリテーション戦略にも影響する

みなさん、お金は大事ですよね。

今回はリハビリテーションにおけるお金について書いてみたいと思います。

※理学療法士自身のお金の話ではないので、稼ぎ方とかが知りたい方には参考にならないかもしれません。リベ大の両さんの書籍(下記)なんかで学ぶことをオススメします。

日本という国は保険制度が非常に充実しており、年齢や収入によって自己負担額は異なってきますが、おおむね1〜3割負担で必要な医療・介護を

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理学療法士がコピーライティングを学ぶことで得られる2つの効果

理学療法士がコピーライティングを学ぶことで得られる2つの効果

『コピーライティング』をご存知でしょうか?

知っているという方、意識して文章を書いているという方にはあまり有益ではないので、ぜひ別の記事を読んでいただければと思います。有限な時間がもったいないので。

今回の記事では、『コピーライティング』が何かを知らない方、聞いたことはあるけど学んだことはないという方を対象に書いていきたいと思います。

この記事を読むと、
●コピーライティング何か?がわかる

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クレームによって理学療法士として成長できた理由

クレームによって理学療法士として成長できた理由

理学療法士をしていると、クレームや苦情を受けることは一度や二度ではないと思います。

病院に勤務していてもありますし、訪問リハや訪問看護だと更に多くなるように思います。クレームを受けると、けっこう落ち込んだり凹んだりしますよね。

いわゆる『モンスターペイシェント』は別として、クレームや苦情というのはまっとうな意見が多く、クレームへの対応の仕方がその後の自分の成長を左右すると言っても過言ではありま

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なぜ理学療法士が言葉について考えるべきなのか

なぜ理学療法士が言葉について考えるべきなのか

今週一週間、言語について書いてきています。

月曜日にアップした記事の反響がすごく、歴代PV数No.1を更新してしまいました。(それまでは装具の記事でした)

スキもたくさんいただいています。ありがとうございます。

さて、今日はようやく理学療法士らしく、言語が運動に影響を与えるというお話です。

理学療法士のみなさんは、言語が運動に影響を与えそうだというのはなんとなく感じているのではないでしょう

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現象を言葉に当てはめるのが危険な理由

現象を言葉に当てはめるのが危険な理由

Twitterでよく見かける言い回しとして、

「〇〇という現象に名前を付けたい」

「この現象に誰か名前を付けてほしい」

というのがあります。

個人的にはおもしろいので好きな言い回しです。

しかし、マジメに考えてみると、何にでも名前を付けてしまうのはあまり良くないよなぁ、と思ったわけです。

現象に名前を付けてしまうことがどういうことなのか、何が良くないのか。

先に結論から書くと、現象に

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理学療法士がメタファーを解釈すべき理由

理学療法士がメタファーを解釈すべき理由

前回、前々回と、言語聴覚士に見習うべき点を書いてきました。

前々回

前回

今回は、理学療法士が言語を解釈するということについて、その一例として『メタファー』というものを取り上げて考えてみたいと思います。

『メタファー』とは、日本語では『隠喩』と呼ばれます。何かを何か別のものに例える言語表現のことです。
「足が棒になった」というのはメタファー表現ですね。

一方、『シミリー』というものがあり

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理学療法士が言語聴覚士に勝てない理由

理学療法士が言語聴覚士に勝てない理由

タイトルを見た理学療法士さん、怒らないでください。

理学療法士と言語聴覚士は異なる専門性を持っています。

本来は比べるべきではないのかもしれませんが、少なくとも『言語』という分野においては理学療法士は言語聴覚士に勝てないのではないでしょうか。

前回の記事では、理学療法士が言語聴覚士から学ぶべき、『傾聴』を軸としたコミュニケーションについて書きました。

今回はもう一歩踏み込んで、言語聴覚士が

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理学療法士が見習うべき言語聴覚士の能力

理学療法士が見習うべき言語聴覚士の能力

医療・介護分野におけるリハビリテーション専門職は主に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士という3種類の職種で構成されます。

それぞれに専門性があり、そこに優劣はありません。

しかし、ごく一部の理学療法士は理学療法士が一番偉いかのように振る舞っていたり、言語聴覚士を卑下するような発言もあったりします。(Twitterでもそのようなツイートが散見されますが、気分悪いので引用しません)

私自身、個人

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ご存知ですか?運動学習は運動を学習することではありません

ご存知ですか?運動学習は運動を学習することではありません

理学療法士をしていると避けては通れない、『運動学習』というものがあります。

理学療法士なら誰もが持っている基礎運動学の中村隆一氏は、『運動学習』を次のように説明しています。

 運動学習は各種の運動技能を獲得する過程である。筋運動の関与する技能の獲得でもある。知覚と運動との相互作用は運動制御の視点から運動学習では重視されている。一方,リハビリテーション医療においては,機能回復,とくに中枢神経系障

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ヒトは損が大嫌い?行動経済学の臨床応用

ヒトは損が大嫌い?行動経済学の臨床応用

『行動経済学』という学問・研究手法を聞いたことがあるでしょうか?

行動経済学(こうどうけいざいがく、英: behavioral economics)とは、経済学の数学モデルに心理学的に観察された事実を取り入れていく研究手法である。
(Wikipedia)

簡単に言うと、人間の選好や行動パターンを研究し、より少ない介入で好ましい行動を導こうとする学問です。

最近ではこの『行動経済学』の考え方・

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患者さんの「嫌だ」という情動にどう対処しますか?

患者さんの「嫌だ」という情動にどう対処しますか?

ヒトには様々な情動があります。

情動はヒトを喜ばせたり、悲しませたり、怖がらせたりします。

誰しも「なんだか気分が乗らない」と感じるときはあるし、「今は何をしても気分が良い」と感じるときもあるでしょう。

これは全て情動が影響していると考えられます。

今回は、患者さん・利用者さんも情動に支配されていることについて書いていきたいと思います。

なぜなら、患者さん・利用者さんも情動を持つ人間であ

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脳卒中片麻痺の理学療法で忘れがちだが忘れてはいけない、当たり前の3つのコト

脳卒中片麻痺の理学療法で忘れがちだが忘れてはいけない、当たり前の3つのコト

脳卒中による片麻痺を患った方に対して理学療法を行う上で、どんなことを気をつけていますか?

今回は、当たり前すぎてあまり誰も言わないかもしれないけれど、絶対に忘れてはいけない3つのコトについて書いていきたいと思います。

本当に当たり前なので、これを当たり前に考えている方は読み飛ばしていただければと思います。

ただ、Twitterなどで様々な世代の方のお話を聞いている(読んでいる)と、これを忘れ

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更正用装具は作成して終わり?退院後の生活のために理学療法士ができること

更正用装具は作成して終わり?退院後の生活のために理学療法士ができること

脳卒中片麻痺の方で装具を処方・作成される方は多いです。

理学療法士としては、装具の選定やフィッティング、着脱の練習や、装具を装着した状態での歩行や生活動作の練習に携わることが多いと思います。

脳卒中片麻痺の方が使用される装具はその使用目的によって、大きく分けて治療用装具と更正用装具があります。

今回は更正用装具を作成した後、理学療法士がどのように関わっているのか、どのように関わるべきなのかを

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足元を見て歩くクライアントに何ができますか?⑤

足元を見て歩くクライアントに何ができますか?⑤

5回シリーズの最終回です。

1回目の記事はこちら。まだの方はこちらからご覧ください。

前回に引き続き、介入・練習の案をいくつか紹介したいと思います。

このnoteを読むと、
●足部の位置がわからなくなってしまう場合の介入方法がわかる
●評価結果から練習に結びつける考え方がわかる
●脳卒中片麻痺のクライアントに対する介入方法の引き出しが増える

足底と床との接触を確認する練習ICで足底と床の接

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