- 運営しているクリエイター
#私の作品紹介
読切短編 | 南千住駅の友情
(1)
年の瀬が近づいていた。長年温めてきた夢が叶う。私は久しぶりに南千住駅にほど近い小塚原刑場跡地で、玄白と会う約束をした。
いまだに使い慣れぬ天国LINEで、天国1番街に住む彼に連絡した。
「おお、良沢か。懐かしいなぁ。元気にしていたか?お互いに死んでしまっているけどな。閻魔大王様の『下界滞在ビザ』を取得できたよ。君と同じ、2024年12月30日に滞在許可がおりてよかった。では、小
資格試験必勝法💪あなたの本選びの基準は何ですか?
書店で何冊かの本を買うとき、基準にしていることはあるでしょうか?
話題の本だから読みたい、好きな作家の本だから読みたい、というように、特定のお目当ての本を欲しい場合は、その本を買いますよね。
けれども、あなたにとって、ある未知分野のことを知りたいと思ったときはどうでしょう?
たとえば、受験参考書や資格試験の問題集だったり、専門分野の本だったり、新しいことを学びたいと思って本を選ぶ
14行詩 | 自我の確立 | The Achievement of I
Who is near
I think I know.
Anytime anywhere
I'm here I know.
Once upon a time
I said "Akira is happy."
But in the passage of time,
I came to say "I am happy."
The achievement of "I"
was th
短編小説 | マリー・アントワネットの手紙
ギロチンとは
死刑に処される者の苦痛を
最小限にとどめるために
開発されたと言われている
みんなが喜んでくれることをすることが何故そんなにいけないことなのか、私にはわからなかった。
「パンがなければケーキを食べればいい!」
私の言葉として伝わっているようだけど、これはルソーの「告白」の言葉。「ある婦人が…」と書いてあるだけで私が言ったとはどこにも書いていないんだけど、私が言ったことになっている