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アート

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アート関連の記事をまとめています。 西洋絵画から浮世絵まで色々。
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6年ぶりにミュシャ美術館に行ってみた

6年ぶりにミュシャ美術館に行ってみた

みなさんこんにちは。
実は10月に大学時代の中のいい先輩がプラハに遊びににきてくれて、プラハの街とウィーンに観光しに行っていました。

プラハ市内に住んでいても観光地にいくことはほとんどないため、私もかあん高客気分でプラハの観光スポットを巡ることができリフレッシュできました。

今回の旅でプラハのミュシャ美術館とウィ=んのヴェルべデーレ美術館にいったので、その2つをブログに記録しておこうと思います

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チェコの国立博物館が超オススメなわけ

チェコの国立博物館が超オススメなわけ

皆さんこんにちは。
ここ半年間ろくにブログ更新出来ていなかったので今日は半年間の間に行ってきたチェコの国立博物館の魅力をお伝えできればと思います。

無料開放デー

実は国立博物館はに毎月最初の月曜日は入場無料なんです。
月初めの月曜日に行けば、通常の展示は無料でお楽しみいただけます。展示数も物凄くあるので、無料開放デーというお得な楽しみ方を使わないてはなですね。

また、通常に購入される場合は以

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Life is art

Life is art

先月の話ですが、プラハの装飾美術館に行ってきました。

もともと家具、インテリア食器類に興味があり、家のインテリアも好きなものを集めたり、絵も彼と自分で描いたものをインテリアに合わせて飾ったりしているのですが、今回は様々なインテリアのアイデアをもらいに行く、という観点で装飾品を見に行きました。

1914-1948 the housing reform movement  
Žijeme lids

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クロード・モネ最後の連作『睡蓮』

クロード・モネ最後の連作『睡蓮』

みなさんこんにちは。
本日はモネについての記事を書こうと思います。

言わずと知れた印象派の巨匠。
モネは生涯に数多くの連作を残していますが、その中でも彼の最後の大作なのが『睡蓮』。
いつかモネの連作睡蓮をこの目で見てみたいと思い、オランジュリー美術館に行ってきました。今回はその睡蓮について簡単にまとめられればと思います。

モネの睡蓮はどのようにして生まれたかモネはフランスのノルマンディー出身で

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印象派の最年長 カミーユ•ピサロの作品集

印象派の最年長 カミーユ•ピサロの作品集

みなさんこんにちは。

久しぶりの投稿になってしまいました・・・。
というのも1月末から新しい仕事が始まり、新しい環境に慣れるのに現在格闘中の状況です笑。
少し落ち着くまではブログの更新も少しゆっくりめになるかなと思っています・・・。

さて、実は仕事が始まる直前に3日間弾丸でパリに1人アートに浸るため旅行に行ってきました。その際に印象派の作品が多く展示されているオルセー美術館に訪れました。

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一度は見ておきたい作品 ~プラハナショナルギャラリー編~

一度は見ておきたい作品 ~プラハナショナルギャラリー編~

皆さんこんにちは。

つい最近、一番行きたかったチェコの宝庫ともいえるのプラハナショナルギャラリーの常設展にいってきました。

今回はそこに展示されていた私のおすすめ作品を5点ご紹介いたいと思います。

1.『JOBⅡ』 アルフォンス・ミュシャ  チェコを代表するアーティストと言えば、ミュシャ。
プラハにはミュシャ単独の美術館も存在するほどチェコ人の誇りでもある画家です。

実際にプラハ市内をぶら

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一度は見てみたいマリー・ローランサンの作品

一度は見てみたいマリー・ローランサンの作品

小学生の頃、漫画で描かれた世界の歴史上人物の本が大好きで、学校の図書室で何度も読み返した記憶があります。
なかでもお気に入りだった作品はヘレンケラーとマリーローランサン。この2つの作品はなぜか好きで好きでたまらず4、5回は借りて読んでいました。

ついこの間中之島の美術館に行った際に、名古屋県立美術所蔵のマリーロランサンの作品を見て、「わああ、漫画で読んだマリー・ローランサンだ!」と心が踊りました

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モディリアーニの展覧会

モディリアーニの展覧会

昨日大阪の中之島美術館で行われているモディリアー二の展覧会に行って来ました。

中之島美術館は今年の2月に新しくできた美術館で開館記念の展示会にも足を運んだのですが、大阪に住んでいる人間からすると親近感が湧くような風景画やたくさんの巨匠の作品に出会える豪華な展示会でした。

さて、
今回の本命はずっと行きたかったモディリアーニの展示。

力強い線で縁取られているけれども女性らしさを感じる美しい曲線

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リニューアルした藤田美術館に行ってみた

リニューアルした藤田美術館に行ってみた

週末、2022年4月にリニューアルオープンした藤田美術館に行ってきました。

藤田美術館は実業家である藤田傳三郎のコレクションが展示されている東洋美術に特化した美術館です。
JR京橋駅、大阪メトロ京橋駅から歩いて徒歩5分くらいのところにありアクセスもいいので大阪以外からの方も観光ついでに是非よっていただきたいところです。
美術館の後には大阪城公園で一休みするのもいいかも知れません。

外観はこんな

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浮世絵の楽しみ方

浮世絵の楽しみ方

日曜日に大阪心斎橋にある浮世絵美術館に行ってきました。

実は、、何を隠そう私は浮世絵初心者なのです。ですが、そんな私でも作品を楽むことができ、更には浮世絵の魅力に気づけたので、今回は浮世絵の楽しみ方や展示の見どころについて語りたいと思います。

展示について
2022年7月現在の展示テーマは『浮世絵匠の技』。
誰もが知っている葛飾北斎や歌川広重をはじめとする江戸時代後期ー大正までの浮世絵師が手が

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ゴッホが日本で愛される理由

ゴッホが日本で愛される理由

皆さんはゴッホの絵が好きですか?

世界の誰もが知っているであろうゴッホ。私たち日本人が大好きな画家の1人ではないでしょうか。もちろん、私もその中の1人です。
印象派画家の巨匠と知られるモネやルノワールも日本では大人気。一体彼らが人気な理由はなぜなのか。今回は私の1番好きな画家、ゴッホがにスポットライトを当て考えていきたいと思います。

印象派とは絵画はいくつものグループに分類されており、印象派は

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新印象派 ポール•シニャック

新印象派 ポール•シニャック

印象派の中でも後期の画家ポールシニャックについてまとめてみようと思います。今回は駆け足で作品の特徴や絵に込められた思いなど、シニャック作品の魅力に迫りたいと思います。

シニャックは印象派というグループに分類されている画家ですが、印象派についての記述は以前のブログで少し触れていますので、興味のある方はぜひそちらの記事を見てみてください。

新印象派 ポールシニャックと絵の特徴ポールシニャックはフラ

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スコットランド国立美術館 特別展 見どころは?

スコットランド国立美術館 特別展 見どころは?

イギリスの北部に位置するスコットランド。今回はそのスコットランド国立美術館所蔵の特別展、『THE  GREATS 美の巨匠たち』に行ってきました。こちらは豪華な巨匠たちによる89点に及ぶ展示で、ルネサンス期〜19世紀の作品まで一挙公開されています。その豪華な作品の数々はまさに圧巻。

現在会期中の神戸市立博物館による企画でサタデーナイトフォトアワー(土曜の夜17:30ー19:30まで全作品写真撮影

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イギリス人画家 アルフレッド・シスレーとは

イギリス人画家 アルフレッド・シスレーとは

先週神戸のスコットランド美術館展に行った記事をあげたのですが、そこで紹介できなかった素敵な作品や画家がたくさんあります。
(単純に、たくさんの作品をお見せしすぎてはあまり美術館にとって良くないと思うため)

私は美術史初心者なので、展示に行くたびに新しく知る画家がいます。そして気になった画家の作品をもっと知りたいと思うこともしばしば。
今回は私がアイルランド美術館展で新しく出会った画家、アルフレッ

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