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私たちは「実力派」を増やせるか。(2020年の振り返り等)
日付と同時に年も変わった、その数分後。毎年早々に済ませる「振り返り」をしていないことが急に気になり出す。遠足前夜の忘れ物チェックみたいなもので「まぁ、そんなにかからないだろう。」ともぞもぞディスプレイをタップしていく。眩い光。「寝る前のスマホはエスプレッソ2杯分」なんて言説が、数十分前に流し込んだ缶ビールの前にあえなく敗北した事実を、瞼の裏まで透ける朝の陽光で知るのだった。
…等というまどろっこ
「明日、選挙でもやりますか?」
新型コロナウイルスに関する情報がネット上に溢れている。ウイルスの増殖に比例して、1月頃は楽観的な、2月頃は同情的な、3月に入り扇動的なものが目に見えて増えた。
いい迷惑だ。
デマや嘘や憶測を拡散する「デマクラスター」は、意図的かつ瞬時に拡散し、人の思考を奪う点でコロナウイルスのクラスターよりはるかに質が悪い。
マスクには効果がない、つけなくても大丈夫、日本人はBCG接種してるからどうの、外人
怒りは道具である、という話。
・怒りとは何か
怒りが発露することがある。言い換えれば、衝動的にばーっと言いたくなる時がある。言わなくても、書きたくなる時、書かなくても「代弁してくれる声」に賛同したくなることがある。
怒りが発露する時とはいつだろう。答えは相手をひれ伏せたい時ではないだろうか。「ええい、この分からずや!」と内心思いつつ、ボルテージを上げ、いよいよ融通が利かない時にどす黒い感情が渦巻く。
・道具としての怒り