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総合化学メーカー。人間関係、育児、経済コラム中心に、身近な「はてな」を言語化。社費で語…

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総合化学メーカー。人間関係、育児、経済コラム中心に、身近な「はてな」を言語化。社費で語学留学。 Twitter @nemutai86608814 (非常にまったりと更新…🐌✏️)

マガジン

  • 意思疎通の潤滑油。

    あらゆる悩みに根を張る対人関係。毎日を前向きに送るための潤滑油。

  • 着想と例えばなし。

    表現のヒントになる、ちょっと新鮮な「視点」や「例え」を。

  • 才能さがし。

    自己の振り返りや、強みの分析について。

  • 政治経済、ビジネスのはなし。

    取っつきにくいテーマを噛み砕いて。几長な知識ではなく、ヒントとなる【視点】を提供します。

  • 文章を書く。

    フォロワー、テクニックが無くても、誰でも一段上の文章が書けるポイント。

最近の記事

  • 固定された記事

文才の無い私たちの、「文章の"作り方"」のかけら(15,365字くらい)

(時間の無い方→3~6へ。※本書をヒントに書かれたnoteは必ず読みに行きます。ご連絡ください。追記要望などお気軽にどうぞ。) 文章を書くノウハウは身の回りに溢れています。有りすぎると言っても良い。ところが活用する段で大抵上手くいきません。「で、どうしたらいいの・・?」と。キャリアや経験に裏打ちされたもの(プロのノウハウ)だったり、肝心な悩み所が端折られていたりして、絵にかいた餅になりがちです。本noteでは「書けない呪縛」から解き放たれる具体的な方法・思考パターンを例を

    • 短い振り返り。2022年。

      2022年を簡単に振り返る。 4月に国内営業の統括となり、8月以降はマーケティングマネージャーとして、日本の主要顧客、北南米、ヨーロッパ、アジアの一部も担当してきた。前半は混乱の残るサプライチェーン、ジェットコースターのような需給バランスと、後半は時差に言葉にコミュニケーション、忍び寄る景気後退、環境変化とどう向き合うか。特に、エラストマーという分野において、SDGsやEV化の荒波が眼前で崩れかかってくるような、近い将来の劇的な変化を感じずにはいられなかった。 2016年

      • 才能とレッテル。

        エアコンの聞いたオフィスでカタカタとキーボードを叩く。すると、いつの間にやら他愛ない雑談が聴こえてくる。 アイツはできるとか、彼は良い人だとか。仕方のないことだけれど、どうにも好きになれない。 できる人にも、できない時、失敗する時がある。失敗した時にも、発揮されている力や才能がある。 全てを掬う理想論は、行動ベースで評価が行われることではないか。 「あの時の準備は良かったけど、今回はそれができていなかった。」 とか、 「1件目のアポイントの導入は良かったけど、2件目の

        • 夏の日のミニオン。

          夏休みも終盤戦。 休みと言っても休むのは4歳の息子、その人だけである。本日から私は仕事に戻り、妻は日中、息子にかかりきっきりになる。それは文字通り戦いに他ならない。 ビジネスシーンでは、基本的に「そうですね。」とお膳立てがあるものだ。スーツに負けないくらいみんな社会人を着飾り、物事がパパパッと進んでいく爽快感。こちらは、そうもいかない。 ゆっくり回る室外機、電車の玩具の車輪の具合、絵本に出てくるキャラクターの振る舞い、STAFF ONLYのドア文字に、果ては勤務先のオフ

        • 固定された記事

        文才の無い私たちの、「文章の"作り方"」のかけら(15,365字くらい)

        マガジン

        • 才能さがし。
          35本
        • 着想と例えばなし。
          57本
        • 意思疎通の潤滑油。
          36本
        • 政治経済、ビジネスのはなし。
          13本
        • 文章を書く。
          41本
        • ケム川にかかる橋
          21本

        記事

          営業の葛藤①(値上編)

          事業部門に異動し、営業職として早1年。 「君には判断することを任せたいから。」と、9か月で国内営業統括になり、予算も任され、今月からは突発的な要因もあり、輸出業務も担当することになった。 お世話になった一部の国内顧客には交代挨拶も早々に、しかし何度目かの、恒例になりつつある価格改定の申し出を行う。昨年、名刺とともに、震える思いで初めて臨んだその作業も、この1年の激変する市場環境の所為で、過去の先輩方の、数年分に勝る経験をしている。 「業界の前例踏襲は芸がない。素人ほどさ

          営業の葛藤①(値上編)

          ウクライナ問題で「増収・減益」のワケ。

          2023年3月期の4-6月(1Q)決算が出揃いつつある。目立つのは「増収・減益」というキーワード。こと素材系メーカーにおいて顕著だ。  IMFによれば、4-6月の世界経済は、ウクライナ戦争に端を発する欧州地域の不透明感に加え、インフレを背景とした米国における消費者支出の停滞、昨年から続く半導体等の各種部材調達難に上海をはじめとする中国ロックダウンの影響が重なり、マイナス成長となった。 世界経済見通し 改訂見通し、2022年7月 (imf.org)  このような中、各企業が

          ウクライナ問題で「増収・減益」のワケ。

          異動と仕事の本質。

          辞令発表日は、例年、祭りのような熱気を帯びる。○○さんはどこそこらしいとか、△△さんの役職がどうとか、ビル全体が忙しない。どうせ数日後には分かるのだが、卸業者宜しく、せっせと配達を済ます。ビジネス哲学なる学術分野があれば、「日頃が往生」なんて太字の下線付、テスト最頻出の重要フレーズだ。 「来月から事業部に異動です。希望していた営業職らしいよ。出きるところから後任に引き継いでください。」 相応の淡白さ。時間と発信元とで、事前に、ああ、と合点が行っている。今年は僕か。100%

          異動と仕事の本質。

          初めてのリサイタル。

          2歳9ヶ月。なかなかの腕前だと思う。 僕が、初めて音楽に触れたのは、確か6歳くらいの時。 地元のピアノ教室は、確か二階にあって、窓越しに陸橋をかけあがる車がぼんやり見えた。 家には1台のピアノ。 グランドピアノでは無いけれど、黒くてカッコいいYAMAHA製。両親はきっと「音楽のできる子」に育って欲しかったことだろう。 ピカピカの楽器は、やがてインテリアに成り下がり、やがて従兄弟の家に渡った。それから、もう二十年近く経つ。 子供が一歳になる頃、ピアノを買った。

          初めてのリサイタル。

          勉強を嫌いになった自分が、勉強を好きになった話。

          高校時代、国語が嫌いだった。 物語と無関係の作問者。なぜ作者や登場人物の心情を、彼らが勝手に決めて良いのだろう。 教師用の解説付テキストも買ったけど、解説通りに発想できない。納得がいかない。本文も問題文もしっかり読めるのに、いつも正解が分からない。 数学も同じ。 限られたスペースに、味気ない解説。そぎおとされた部分が知りたいのに。 何を言っているのか、何をしたいのか全く分からず、抵抗する気力さえ残されていない。コンピューターにできることを、人が習う意味ってある?

          勉強を嫌いになった自分が、勉強を好きになった話。

          「はたらく」と両親とマヂカルラブリー。

          働くって、一種のコントだよな。 スーツ着て、敬語を操って、せっせとお金を稼ぐ。高そうな時計、おしゃれな鞄、磨かれた爪に、セットされた髪。私服の会社だって似たようなもの。パジャマやジャージ、下着で出社したりしない。 眠い目をこすりながら、行ってきま~すと鍵を閉める。コントインの合図。ピン、コンビ、トリオ。それぞれの芸風でみな演じている。バスに電車、行儀よく揺られていく。 何のために働いているんだろう。 生きるため、お金を稼ぐため。名誉、地位、人脈。 困らないくらい全部あ

          「はたらく」と両親とマヂカルラブリー。

          ローソンとセブンイレブンに関する退屈な話。

          三が日。少し静かな年始が静かに終わってゆく。 今年の年末年始は年休奨励期間だったが、ついに取得しなかった。大多数の人の能力に大差は無い。差がつくのは休んだ時だ。そうやって日付が変わるまで働いた時期もあるが、どこかで「違う」と気づく。それは一種の保険にすぎない。頑張ったという「同情」の保険。目的達成のためには正しい努力が必要だと気づく。 単に、今取得を奨励される意味がないのだ。奇をてらうことなく、淡々と凹凸なく静かな日常を送り続けること。「3むだらり」という言葉があるけ

          ローソンとセブンイレブンに関する退屈な話。

          久しぶりに家で髪を切ってもらった話。

          幼少期、両親に髪を切ってもらったことがある。 父は、通勤用の定期券を駆使してとなり町の格安スーパーまで生鮮食品を買いに行くような筋金入りの節約家だ。近年、マイルを貯めることにハマっている所を見ると、もはやそういう趣味と見える。私の散髪もその一環、いや実験くらいの意図はあったのでは。そう勘ぐりたくなってくる。 父は、従業員五百人、売上高数十億円規模の企業にエンジニアとして就職した。大学では希望の研究室に入れず、働き口も教授から紹介された、理想と程遠いものだった。母曰く、子供

          久しぶりに家で髪を切ってもらった話。

          私たちは「実力派」を増やせるか。(2020年の振り返り等)

          日付と同時に年も変わった、その数分後。毎年早々に済ませる「振り返り」をしていないことが急に気になり出す。遠足前夜の忘れ物チェックみたいなもので「まぁ、そんなにかからないだろう。」ともぞもぞディスプレイをタップしていく。眩い光。「寝る前のスマホはエスプレッソ2杯分」なんて言説が、数十分前に流し込んだ缶ビールの前にあえなく敗北した事実を、瞼の裏まで透ける朝の陽光で知るのだった。 …等というまどろっこしい描写は省き、サクッと振り返ろう。一年の計は元旦にあり。ものぐさの言い訳も前向

          私たちは「実力派」を増やせるか。(2020年の振り返り等)

          年の瀬のZoom忘年会で、僕なりの変わった幸せを実感した話。

          「気を悪くしないで聞いて欲しいんだけど。」 Zoom越しでも分かる赤ら顔は、お酒のせいと見て間違いないだろう。現実世界より少し粗めの画素も、中学以来の付き合いとなれば些細な問題である。声のトーン、もっと言えば、数文字のテキストメッセージからだって読み取れる情報は案外多い。 「高校時代、僕は君のことを"大したこと無い"やつだと思っていたんだよ。」 そうかー、と一度相づちをうつ。驚きや戸惑いはない。実際、彼の指摘は僕の認める所であるし、何よりこの告白を受けるのはこれが初めて

          年の瀬のZoom忘年会で、僕なりの変わった幸せを実感した話。

          結局、「宝くじ」を買う気分にはなれなかった。

          誕生日を目前に控えた12月半ば。昼下がりの晴海通りを、銀座方面から日比谷公園に向かって歩く。何の気なしに羽織ったジャケットの繊維から染み込む冷気。冬支度を始めた街路樹の下を、腕組みしながらゆっくり進む。 「御成門の銀杏、良かったわね。」 確かに。空に伸びる無機質な赤と黄色い地面のコントラストが印象的だった。「ぎんなんの匂いに顔をしかめていたのは誰だっけ。」なんて指摘が野暮なことくらい分かる年齢。歩速と会話、乱さないに越したことはない。春と秋。確かに3ヶ月ずつあるはずなのに

          結局、「宝くじ」を買う気分にはなれなかった。

          英語と子供の未来について感じたこと。

          子どもは凄い。何でも柔軟に吸収する。 面白いので、母音を何回か発すると、その通りにコピーする。それならばと、英単語を音読する。bus、truck、etc。小気味のよい"ʌ"の音素が、まだあどけない口から鋭く発される。 「こんな発音していたら、外で笑われるね。」 そう夫婦で笑いあった後、ハンマーで頭を殴られたような感覚に陥る。「こうやって、英語が話せなくなるのか。」 日本語の母音はa/i/u/e/oの5つだが、英語には長短、約20種類の母音がある。幼少期に発音を身につけ

          英語と子供の未来について感じたこと。