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#自分と向き合う
あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。
「みなさんに、退職のご報告があります。」
部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。
実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。
そして、考えた。
もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?
しばらくの間、放心状態になってし
あの日、燃え尽きてしまったわたしへ。いま贈りたい3つの処方箋
昨年の4月に念願の社内表彰をされてから、わたしは生まれてはじめて、いわゆる「燃え尽き症候群」の状態に突入した。
巷では何度かその言葉を聞いたことがあったけれど、実際に体験したことはない。
だから、自分が突然「なにもやる気が起きない」という状態になったとき、はじめは「長い期間頑張っていたから、疲れが溜まっていたのかなあ」くらいにしか思っていなかった。
あれ、ちょっといつもと違うかも……?
と
自分のための「ストレスとご褒美リスト」
自分の身体のことは、自分が一番よくわかっている。
…つもりだったのに、どうやらそうじゃなかったみたい。
そのことがわかったのは、数日前のことだった。
一週間前。
首まわりに突然、虫刺されのような赤みが生じて、夜も眠れないほどの痛みと痒みに襲われた。
虫刺されの薬を塗っても一向に良くならず、むしろ状態は悪化するばかり。
見た目も痛々しいから、病院に行っておこう…と思って足を運んだ数日前、先生
もう"誕生日"は特別な日じゃない。日常を愛せるようになった、25歳の小さな取り組み。
25歳、最終日。
いつもより早く出勤して、いつもより遅くまで働いていたわたしは、帰りの電車の中で、「あれ?」と思った。
「誕生日が、自分にとって特別な日じゃなくなってる…」
去年までのわたしは「誕生日」という日を、1年で1番大切な日だと思って生きてきた。だから「前日・当日に何も予定がない」ましてや「仕事で帰りが遅くなる」なんてことは、絶対にあり得ないことだった。
それなのに、今年は何の躊躇
幼くなったんじゃなくて、自分が戻ってきただけだった。
「なんだかわたし、歳を重ねるにつれてどんどん幼くなってる…?」最近、そんな考えが頭をよぎることがある。
自分を俯瞰してみたときに、前よりも人に甘えることが増えたし、人間関係のしがらみから自由になってきているなあと思うことが、わりと高い頻度である。
25歳、社会人4年目。
もういい大人なのに、「年齢と逆行してる…?」と、少々不安になる。
大人に近づけば近づくほど責任は重くなるし、ルールや世間
"義務感"から心を解放するために、「自分だけの決まり」をつくる。
何をしていても、自分の行動の源泉には"義務感"があるなと気づいたのは、ひとりで過ごすと決めて出発した、旅先でのことだった。
何をしていてもつきまとう"義務感"わたしは「心をまっさらにして、自分のあるべき姿に戻る」ために、6日間ひとりで過ごそうと旅に出ることを決めた。
それなのに、旅先で食べるご飯を選ぶとき、「Instagramに投稿するならどちらが受けがいいか」という基準で考えてしまったり、