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マガジン3 #教育

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教育について書いた記事をまとめています
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#家庭教育

「親ガチャ」について考える

「親ガチャ」について考える

最近ネット上などで議論になっている「親ガチャ」の問題。

ソーシャルゲームの若者世代への流行、定着によって広まった「ガチャ」という言葉。

スマホゲーム上で「ガチャガチャ」を回し、
運次第で強いアイテムやキャラクターが出たり弱いそれらが当たったり、というものです。

その若者世代に定着した「ガチャ」が、
「子は親を選べない」というものと結びつき、
「親ガチャ」という言葉になった、という流れです。

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いじめ=弱い者いじめは時代遅れ?

いじめ=弱い者いじめは時代遅れ?

いじめ=弱いものいじめ。

もし、こう思っている方がまだいるならば、
それは時代遅れです。

ジャイアンがのび太をいじめる時代はもうとっくに終わっています。

強い者が弱い者をいじめる、といじめについて捉えていると、
解決なんてできません。

のび太はタイマン、つまり1vs1で戦ってジャイアンに勝つことはできません。
しかし、スネ夫やしずかちゃん、出木杉くんなど、複数人やクラス全体などで、
強い者

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僕がやりたい事業案③Te-Channel

僕がやりたい事業案③Te-Channel

さあ、3日に渡ってお送りしたこの「僕がやりたい事業案」シリーズも遂に最後の1つとなりました。

ホントはもっとあるんですが、記事にして書くほどの輪郭は見えていないので、また後日書きたいと思います。

3つ目は「Te-Channel」です。



てぃちゃんねる。と読みます。

そうです。ひろゆきさんが管理人を務めていたあれを意識しました。

特に信者ではありません(笑)

このてぃ

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僕のやりたい事業案①Co-食

僕のやりたい事業案①Co-食

今回から、「僕のやりたい事業案」シリーズと題して、僕が現在やりたいと思い、企んでいる事業案を、皆さんに紹介するとともに、
僕の記録としても残しておこうと思います。

とりあえずは、実現可能性は置いておいて、アイディアの種として優しく見守ってもらえればと思います。

まず、1つ目として「Co-食プロジェクト」を紹介します。

このプロジェクトは、昨今問題となっている子どもの「孤食」問題を解決するため

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僕が不登校だった時に母が読んでいた本を読んでみた

僕が不登校だった時に母が読んでいた本を読んでみた

以前の記事で読んだ方は知ってくれているかもしれませんが、
僕は中学生活の半分以上を不登校で過ごしました。

そして、現在は不思議な縁で不登校や引きこもりの生徒の学習を見る講師をしています。

子どもの不登校や引きこもりは、
立派な社会問題であると同時に、
僕が無くしていきたいと願う「生きづらさ」の代表格でもあります。

その為、自ずと不登校や引きこもり、いじめなどをテーマにした本を読むことが最近は

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漢字ドリルと「冷蔵庫見てきていい?」

漢字ドリルと「冷蔵庫見てきていい?」

先日、いつも通り小学生の家庭教師に行った時のことです。

iPadとタッチペンで漢字アプリを一緒にやっていました。
「星」という漢字がわからず、
「ひ」という字に「うまれる」っていう字だよ!
あ、ファイヤーのほうの「火」じゃなくて…(笑)
みたいなやり取りをしていました。
「星」という字の上の「日」はやっとこさわかったけれど、どうしても下の「生」がわからない。

そこで、「生醤油の生」「生ビールの

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「やりたいことがない」若者を減らすには?

小中学生、高校生、大学生年代など、広い意味での「子ども」に関わる仕事をしていて思うことがあります。

全員ではありませんが、一様に「やりたいことがない」と言います。

僕は生きる上で、「やりたいこと」は必須ではないと思っています。

現在の社会全体で若者にやりたいことはないのか、と尋ねる
「やりたいことハラスメント」には僕もうんざりします。

そんな僕はやりたいことだらけで困っているのですが。

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「ゲームは現実逃避の道具」と子どもに言わせてしまう社会

「ゲームは現実逃避の道具」と子どもに言わせてしまう社会

NHKの「ウワサの保護者会」という番組があります。
子どもたちや親、教員が抱える教育の悩みや問題について、ゲストや当事者の保護者を招いて検証、討論する番組です。

その「ウワサの保護者会」の
「ゲームとどう向き合うか」という回を見ました。

ゲームばかりして勉強をしない、時間制限のルールを守らない、取り上げると暴言を吐く、つい「勉強をしたらゲームの時間を伸ばしてあげる」と言ってしまうなど、
保護者

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赤信号、みんなで渡っても最後尾の人は轢かれる?

赤信号、みんなで渡っても最後尾の人は轢かれる?

家庭教師の仕事で、生徒のお母さんにこんなことを言われました。

「赤信号はみんなで渡っても最後尾のやつは轢かれるかも知らんやろ?」

僕はこの話に、「はあ〜、なるほど」と唸らされたのですが、
どんな話だったかというと、
始まりは生徒の読書についての話からでした。

学校の授業の一環で、週に一回「図書の時間」というものがあり、
その時間にみんなで図書室に行って好きな本を選び借りて帰るそうです。
個人

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