うつ病 うつ病に処方される薬の話

うつ病はどんな薬を飲んで、どのような状態になるのか(個人差があります。あくまでも私見です)今日は私が今処方されている薬の話をしようと思う。

まずはミルタザピンが45mg(30と15を1錠ずつ)。
NaSSA系。ミルタザピン(リフレックス)

NaSSAとは「Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)」の略称。

うつ病では脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンなどの働きが不調となっているため、
脳内でノルアドレナリンの遊離を促進したり、セロトニンの働きを改善することで抗うつ作用をあらわす。
ノルアドレナリンとは、

激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質。 
ノルアドレナリンが交感神経の情報伝達物質として放出されると、交感神経の活動が高まる。
交感神経とは
自律神経のうち、交感神経と副交感神経の、相反する2つのうちのひとつ。
昼間活動時にや、緊張、ストレスを感じると活発になる。

副作用には、うとうとする、口が渇く、体がだるい、便秘、体重の増加、めまい、頭痛、肝機能検査値異常などが現れることがあります、とある。

これを少量からはじめ、体に徐々にならしていく。
実際飲み始めはとにかく眠く、だるく、一日中微睡みのなかにいた。

体重増加という一文が気になって仕方なかったが、今のところトータル5キロほど減ったまま落ち着いているし、私は特に食欲が増加することはなかった。
ただし体重が減ったのは治療前で、治療が始まってからは変わっていない。
以前より食べる量が減っているのに、変わらないのは脂肪が蓄積しやすくなっているからなのでは?と思う。

実際リフレックスの体重増加は、
抗ヒスタミン作用によって食欲があがる
鎮静によって代謝を抑制され、脂肪などが蓄積しやすくなる
ために生じるとしているサイトもあるので、太りやすくなることは確かだろう。

飲み始めて5ヶ月、今は日中もぼんやりはしているが、眠くはならない。


次にSSRI系レクサプロ20mg

体重増加以外はミルタザピンとほぼ効能も副作用も同じ。
こちらも飲み始めは少量からはじめ、体にならしていく。
ミルタザピンより先にこちらが処方され、後にミルタザピンが追加された。

正直言って、レクサプロにミルタザピンが追加されたことで良くなった、またはラクになったという実感はまるでない。
医者はろくに話もせずに、薬だけをどんどん追加する。

うつ病になるまで、精神科とカウンセリングを混同していた。
毎回時間をかけて話をするのかと思っていた。
実際は初回のみ30分。
あとは全て5分も話さない。
でも、薬は増える。

SSRIとは

一度放出されたセロトニンの細胞内への再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニン濃度を上昇させ、神経伝達をスムーズにして、抗うつ作用および抗不安作用を示す薬。
セロトニンとは

人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で「レアルアドレナリン」「ドーパミン」と並び体内で特に重要な役割を果たす“三大神経物質”の一つ。
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れ、暴力的になったり、うつ病を発症する原因となる。
現代人の多くはセロトニンが不足した状態にある。

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更年期鬱子の部屋
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