海外で体調崩した時の対処法 海外旅行·海外出張の極意 その3.2 便秘 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
海外生活してる中で体調崩した時の対処法を載せて欲しいとのことで…
フリークエントフライヤーだった(過去形。何故なら今は現役ではないリタイヤ組なので(笑))私が実践してきたことをご紹介しますね。
0)海外では体調は崩さない
1) 海外では体調崩した時の為の備え
2)海外では体調崩した時の為の情報の整理
万が一に備えて事前に情報源を準備しておく
3)大使館・総領事館の活用
最終手段のお話です。
ということで3.0xシリーズでは、そもそも海外で体調崩す前のお作法をお伝えしました。
3.1以降海外で体調崩した時の対処法の実例をご紹介しています。
3.1では台湾でのウイルス性の風邪から細菌性の風邪を併発し、抗生剤を使用した例を再掲させて頂きました。次いでイスラエル駐在時にパレスチナ自治区の政府高官宅にお邪魔した時の例をご紹介しました。
そして今回は北米に駐在していた時の便秘の話です。北米には2回駐在しました。
1回目は1990年代の初めに家族帯同で。その時は吾妹の食事管理下でしたので体調は安定していました。
一方2回目。1990年代中頃の駐在は単身で食事は専ら外食、それも昼もごく少量のランチビール、夜は行きつけの寿司屋でお刺し身と軽くビールと枡酒。
その後家に戻っておつまみとビールといった感じ。しかも多忙な時は食事を抜いたりしていました。ビールは利尿作用が有り1Lのビールを飲むことで、1.1Lの水を失うと言われています。利尿作用に加えてとアセトアルデヒド分解に大量の水が必要ですので水の大量摂取が必須です。
水分補給が足らず便秘気味だったのですが、ある週末ついに便秘になってしまいました。水分を補給しても追いつかず、結局ビオフェルミンを投与して、大腸皮膚を傷つけないように配慮しながら使い捨てのプラスチックのスプーンで物理的にカチカチの個体を少しずつ崩して排除するという地味な作業する羽目になりました。
管理に一工夫必要なのが生理現象全般。
ハマると厄介ですので、ともかく早め早めの対処が決め手。くしゃみ、咳、鼻水、おなら、小、大、それ以外にも自分の性に依存した生理現象も早め早めに処理することです。
が身に沁みた瞬間でした。便秘気味という兆候があったのに放置してしまったことが敗因でした。
家族の居ない週末に駐在先で大の大人が不始末の処理を黙々と個室で作業して居る自分の惨めさに笑えてしまいました。
我が妹の食事管理の有難さも身に沁みたシリコンバレーの週末というお話。
蛇足
恥ずかしい話なのですが、本稿を読まれている読者の方が同様な事態を回避されることを願って公開させて頂きました。ある意味で下ネタ(笑)なので本来は憚(はばか)れますが、ご高配賜りたく。