見出し画像

「どうせ失敗するなら、早めに」という考え方

こんにちは。たかっちです。

「完璧な準備をしてから」

この思い込みが、どれだけ私たちの可能性を潰してきたか。
今日は、ある若手社員との出会いで気づいた、
新しい挑戦の仕方についてお話しします。


「これ本当に必要ですか?」

Web担当になって初めての大型プロジェクト。
新しいECサイトの立ち上げに向けて、私は徹底的な準備を始めていました。

競合分析、市場調査、ユーザー動向... 毎晩遅くまで資料と向き合い、分厚い企画書を作り上げる。
「これだけやれば、きっと大丈夫」

3ヶ月かけて、ようやくローンチにこぎつけました。
自信に満ちていた私を待っていたのは...

「使いにくい」
「探しているものが見つからない」
「もっとシンプルにして」

容赦のない、ユーザーからの声。
3ヶ月かけた準備が、まるで砂上の楼閣のように崩れていく。

そんな時、新入社員の一言が私の世界を変えました。

「まず簡単な試作品作って、お客さんの反応見てみませんか?」
「でも、失敗したら...」
「だから早めに失敗しましょう!」

その屈託のない笑顔に、私は目が覚める思いでした。
そうか、私は「失敗しないこと」に囚われすぎていた。

完璧な準備より、早めの失敗。
失敗は恐れるものじゃない。
むしろ、賢く失敗する技術が必要なんです。

だって考えてみてください。
完璧な準備に3ヶ月かけて大失敗するのと、 1週間で小さく失敗して軌道修正するの、 どっちが賢いですか?

"賢い失敗の仕方"を3つご紹介します。

1 「小さく」始める

・まずは最小限の機能で試作品を
・フィードバックをすぐに集める
・修正コストを最小限に (失敗談:最初から完璧を求めて大規模開発→修正が困難に)

2 「早め」に動く

・「これくらいで」と割り切る勇気
・反応を見ながらすぐ改善
・失敗を次の成功の種に (成功談:簡易版を2週間で作成→ユーザー反応で軌道修正)

3 「オープン」に共有する

・失敗を隠さず、チームで共有
・みんなでアイデアを出し合う
・次の一手を素早く決める (体験談:週1でユーザーの声を共有→チーム全体のスピード向上)

先日、あの新入社員が笑いながら言いました。
「最近攻めてきましたね!」

私は答えました。
「いや、賢く逃げ道を作ってるだけだよ。早めに失敗して、早めに修正できるように」

彼は首を振って、 「それ、攻めてるってことですよ」

確かに、昔の私からすれば、 これは大胆な「攻め」かもしれません。
でも、不思議と怖くない。 むしろ、仕事が楽しくなってきました。

PS:この記事も、完璧を目指さず早めに公開。
もし失敗してたら、次回の記事で挽回します(笑)


この内容が役立ったら、ぜひスキ、フォローやコメントしてくれるとうれしいです!


いいなと思ったら応援しよう!

たかっち@🎈
読者の皆様、いつもありがとうございます!私のnoteが少しでもあなたの役に立てていたら嬉しいです。ご感想や応援メッセージ、ぜひチップと一緒に送ってください。