なぜか続けられる人の"モチベーション管理術"

こんにちは。たかっちです。

「続ける秘訣って何ですか？」

よく聞かれる質問です。
でも実は、「続ける」ことよりも大切なことがある。
それは、「途切れた時の立て直し方」を知ることなんです。

Web解析士の資格取得を目指していた時のこと。

最初は意気込んで毎日3時間の学習計画を立てました。
でも、1週間も経たないうちに挫折。

残業や急な会議。
子供の体調不良。
自分の疲れ。

様々な理由で計画は崩れ、 そのたびに自己嫌悪に陥る日々。

「やっぱり私には無理かも」
「こんなんじゃダメだ」
「でも、どうすれば...」

そんな時、ふと思い出したのは 製造現場でよく使っていた「異常処理票」。
「異常」を記録し、その後の処理を管理するための書類です。

機械が止まった時、 大切なのは「誰のせいか」ではなく、 「どう再開するか」だった。

その考え方を、自分の学習にも活かしてみることに。

途切れた時こそ、冷静に状況を分析。
なぜ止まったのか。
どうすれば再開できるのか。
次の一歩をどうするか。

「途切れることは、次の始まり」

完璧な継続なんて、実は幻想なのかもしれない。
大切なのは、途切れた時の受け止め方。

そう、まるで呼吸のように。
吸うだけでなく、吐くことも大切。
その「間」があるからこそ、 次の深い呼吸ができる。

モチベーションも同じです。
上がり下がりは、むしろ自然なこと。
その波を受け入れ、活かすことで、 より長く、より深く続けられる。

"モチベーション管理"の3つのポイントをご紹介します。

１　「記録」を取る

・途切れた理由をメモ
・その時の状況を振り返る
・再開のきっかけを見つける

２　「責める」をやめる

・自分を追い詰めない
・環境要因を冷静に分析
・できなかった理由を理解する

３　「再設計」を楽しむ

・より実現可能な計画を立てる
・小さな目標から再スタート
・新しい方法を試してみる

結果、Web解析士の資格は取得できました。
完璧な学習計画とは程遠かったけれど、 その分、自分なりの学び方が見つかりました。

先日、若手社員が悩みを打ち明けてくれました。
「勉強を始めても、すぐ挫折しちゃって...」

私は答えました。
「それ、むしろ順調だよ。 大切なのは、どう再開するかを学ぶこと」

PS：実はこのnoteも、何度か更新が途切れそうになりました。
でも、その経験が逆に「再開する勇気」をくれる。 なんだか不思議な循環ですよね（笑）


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