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私とうつ。

やっとうつについてこのnoteでも大っぴらにお話出来る。

クライアントが絡むと、なまじ健康上の病気については公には話しにくい。

けれど今はフリーなので、自分の病気のことをやっと話せることが出来る。

主人が毎朝わたしに発する最初の言葉は

「今日は元気そうだね」

「今日は体調悪そうね。。。」

という体調面である。

彼がわたしに対して最も懇願しているのはマンガでの成功でも家事を完璧にこなすことでもなく、


健康になってほしい

ということ。

一緒に暮らす伴侶からしたら、わたしはひどく不健康でご飯も食べない、寝る時間もバラバラ、お菓子ばかり食べている、本当にアンタは治す気があんのか、と突っ込みたい状態らしい。

ご飯は本当に食べれない時が多い。 

アボガド🥑としらす、温泉卵と「丹精」という納豆をかけた、オリーブオイルと醤油、すり黒胡麻を回してかけたどんぶりばかり食べている。

お肉を食べるときは生野菜を一緒にたくさん食べる。
肉が強過ぎて野菜で中和させている感じだ。

魚はお刺身以外口にしない、煮物や野菜類のおひたしなども口にしない。

フレッシュな生に近い食材を好んで食し、煮物やお味噌、漬け物などの醗酵品は避ける傾向にある。

今や私の養分はローソンのチョコレートデニッシュと、どらもっち、時に
あの高いGODIVAとのコラボのクレープ、ミントアイスで持っている。

日常的に摂取している健康食といえば、卵とアボガドと納豆、しらす、黒胡麻、オリーブオイル、バナナ、ブロッコリーくらいである。。。

飲み物は鶴瓶の198円で買えるパックの麦茶をいつも飲んでいる。
お茶以外の飲み物はオーツミルクとスイカジュース以外飲まない。

台風や雨の日は寝込むことが多い。

だるさと頭痛、下腹の痛み、憂鬱、上からコンクリートみたいなものでズン、と押されて圧迫されている感じ。。。
酷い気象病で、天候と気圧に左右される。

生理の時は酷い時とそうでない時の差が激しい。

外出は半径2キロメートルの日常。

パニックは少しづつ良くなっている。
しかし、西東京や繁華街、人混みは避けている。
夜の出歩きもしない。
電車は30分程度なら普通に乗れる。
地下鉄も少しづつ乗れるようになっている。

人様に迷惑をかけたくないので、電車で出かける時は1人である。

飛行機と新幹線は怖くてまだ乗れない。
パニックになるのがこの二つの乗り物だからだ。。。。

こんな具合で里帰りもできないから、人との交際も休止している。


唯一自分の症状を知っている友人は、わざわざ北千住まで来てくれる。
本当にありがたい🙏

そして、ポストクロッシングやポストユナイテッド、noteのおかげで
人とのコミュニティを楽しんでいるので、今の自分にはちょうどいいと思っている。


便秘が酷い。
粉物を食べ過ぎているせいかと思う。
そろそろ限界です...という時は、百毒下しを飲んでいる。

資料以外の、本やマンガを読むエネルギーがほとんどない。
家事を終えた夜になると、もう活字ではなく、ヤフオクという駆け引きをするのがルーティンになっている。

今日も下腹の重い痛みを感じながら、一体いつからこんなになってしまったのだ。。。。と思う。

十代のキラキラした活発な時期に戻りたい。

戻りたいと思うが、よくよく思い出してみると、よく先生や親から

「顔色が悪いよ」

と言われていた。

元来ナマケモノ程度のエネルギー量しかなかったのに、24時間戦う戦士のように過ごしていた。

十代は無理や無茶が効いたけど、今はその時期が去ったのだな。。。と自分の一度きりの人生の節目節目が終わる二度と戻らない切なさをうつつにたゆらう。


子育てや育児や家事が苦手だ。
元来子供自体苦手なのである。


それでもやらねばならないので、エネルギーがもってゆかれる。
学校でおとなしい分、家ではハイテンションになる娘についてゆくのは時にキツい。

私の貴重なエネルギーが。。。。。


お風呂は、ここ一ヶ月、再び3日後に一度という微妙なラインになっている。
3日後になると頭が痒い。めっちゃこめかみが痒い。
けれど入れない。痒い。煩悶が続く。
そういう時は30秒で済まそうという心持ちでシャワーを浴びる。


とにかく総エネルギーが絶対的に欠如しているのが鬱である。


うつや健康について時に他人からアドバイスをくれたりする時があるが、

ほっといてほしい。

という想いが強い。

歩くことは身体にいい、健康的な食事も素晴らしい、気晴らしの外出も楽しい。

けれど、そもそもお散歩するエネルギーや食事を用意するエネルギー、駅に電車に乗って遠出するエネルギーさえないのである。
風呂に入ることさえできぬ身にそれらのハードルは高すぎるのである。。。。
情けないことに、子供の相手をするだけで今や精一杯なのだ。。。。

そっとしておいてほしい。


うつの人の多くはそう感じているのではあるまいか。。。。

なので、病気や健康面のお話をnoteでつける時はコメント欄はオフにしている。

健康な人と、そうでないものとは、大きな壁があるからだ。
壁が壊されると戦争になる。

チャーチルは自身のうつ病のことを「黒い犬」と称した。

なんだかかっこいい言葉だ。

わたしは自分のうつを、「黒いナマケモノ」と思っている。

ほとんど食べない、動くのも精一杯、うんちは週に一回。。。。
まさにピッタリだ。

今日もまた、黒いナマケモノがわたしのそばでニヤニヤしながら眺めている。