スピード この映画が独創的だったのは、バスに仕掛けた爆弾が、時速80km以下になると爆発してしまう。それが物語に緊張感を与えた。スピードを維持する為のあの手この手が面白い。犯人のデニス・ホッパーが最初から姿を現している所が良い。つまらぬ犯人探しが無い。ド派手なラスト、娯楽大作だ。
映画の映画ってたいてい狂気じみている。デニス・ホッパー監督の〝呪われた映画〟とも言われた「ラスト・ムービー」もそう。当時はかなり前衛的だったのかしら。久しぶりにDVDを借りて映画を見た。