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映画『OK牧場の決斗』から学ぶライフ・コーチング ~思考するときの心の状態はどうですか?~
昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『OK牧場の決斗』を観ました。
ワープ家とクラントン家のケンカ話。
両家族にとって良い解決案を考えるには、そのときの心の状態がとても大切ですよね。
おはようございます。
とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『OK牧場の決斗』の学びを書かせていただきます。
この映画からの学びは、それは
感情的になると抽象度の高い解決は難しい
ということです。
お話しはこんな感じです。
牛泥棒のクラントン一家を追ってフォート・グリフィンにやって来たダッジ・シティのマーシャル、ワイアット・アープは、町民からリンチされそうになっていた賭博師ドク・ホリデイを救い出す。以来、ドクとワイアットにはある種の信頼関係が築き上がる。
ダッジ・シティで女賭博師ローラと出会ったワイアットはやがて彼女と共に第二の人生を歩もうと決意するが、そこへトゥームストンの町で保安官をしている兄バージルから救援の報が届けられる。
クラントン一家との対立がいよいよ本格化してきたのだ。こうして、ワイアットは今や固い友情で結ばれたドクと共にトゥームストンへ・・・。
1881年にアメリカ・アリゾナ州のOKコラル近くの路上で実際に起こった銃撃戦を題材した映画です。
ワープ家とクラントン家の家族同士のケンカですよね。これって。
銃撃戦にまでつながった背景には色々あったようですが‥‥。詳しくはウィキペディアをご覧ください。
決闘前日、本当に必要な対決なのか、という発言をするのは、ワープ家とクラントン家のそれぞれの女性。
より高い視点、長期視点での言葉を発言するのですが、当事者ど真ん中の男性陣には耳に入らない様子。
こんなときコーチ的存在の人がいたらどうなっていたのでしょう。
その家族が持つゴールは何なのか? を考えさせるよう促していたと思います。
けっしてワープ家やクラントン家のゴールが、相手の家族を倒すことではなかったのであろうと信じたいです。
両家族にとって、住んでいる街にとって、地域や国とって良いと考えるゴール設定ができていたら、他の家族を倒すという方法にはなっていないはず。
抽象度の高いゴールが設定されていれば、違う結果になっていたと思います。
このような自分だけでなく、より広い地域や人やモノを含めた抽象度の高い思考をするときには、自分がリラックスしている状態でいることが重要です。
少なくとも、家族が殺されたという心の状態で重要な決断をすべきでありません。
重要な決断をするときには、自分の心の状態も大事にしています。
例えば、
・ 心の状態は穏やかであるか?
・ ワクワクするか?
・ 未来側から考えた決断になっているか?
など、を僕は自問するようにしています。
ご参考にしていただけばうれしいです。
最後に映画の話しに戻ります。
こちらの映画にデニス・ホッパーが出演していました。
若すぎて最初は気づきませんでしたが、確かにデニス・ホッパーです。
晩年のちょっとエキセントリックな役とは異なり、ここでは純粋な好青年を演じております。
この後「イージーライダー」へ繋がっていくのかと考える、と彼の演技がとても初々しく思えます。
映画の内容について気になる方は是非ご覧になってください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。