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霜田山雅の前半戦を振り返る<チーム編>

久々のnoteです。 仕事の事情もあって割り切って一時休止していましたが、それもひと段落してきて再びnoteに手をつけられるようになったので、再びできる範囲で頑張っていこうと思います。 ということで、ちょうど戻ってきた時期と前半戦の終了の時期が重なったので今回は前半戦の振り返りを行います。どこかで聞いたような話も多いかもしれませんが温かい目でお願いします……! 「チーム編」と「個人編」の2本立てで行く予定なので、まずは「チーム編」です ■各種データ・勝ち点 まずは基本

霜田山雅の前半戦を振り返る<選手編①>

前回チーム編として全体の総括を行った。 そして、今回は選手編の前編。GK・CB・SBを振り返っていく。 ■選手総括<GK> ・村山智彦 10(10)試合 900分 0G0A Y0/R0 開幕からしばらくサブGKとしての期間を過ごしたが、6、8節、12節以降から現在までスタメンとして定着している。飛び出しやコーチング、地上での繋ぎが評価されている模様で、ポジション争いから1歩抜け出した。外から見ていても熱さを感じられるのは魅力的。現状を見るとチームとして大きく崩れさえし

鳥取戦レビュー~網を超えるのは槍か回り道か~

<両チームスタメン>・松本 優位に試合を進めた愛媛戦からメンバーは変更なし。 安永は加入後から3戦連続先発。国友も同じく3戦連続となった。 サブは宮部に代えて龍平が今治戦以来のベンチ入り。 また、榎本に代わって住田がベンチ入りしている。 ・鳥取 前節は鈴木の出場停止を受けて4バックにシステム変更。これが功を奏し、北九州を相手に3-1で快勝。 増本監督からは北九州の5バックを想定してのイレギュラーなシステムという話は出ていて、加えて今節は鈴木が戻ってきた代わりにSB

相模原戦レビュー~ケチャドバのち大荒れ~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは5名変更。 GKはビクトルから村山に変更。 DFは出場停止の野々村の代わりに橋内、前節崩されての失点が多かった右サイドでは宮部が今季初スタメンに。 ボランチは負傷退場の安東に代わって前節途中から入った住田。 前線は出場停止の菊井の代わりに滝が第6節北九州戦以来の先発に復帰。 ベンチには出場停止の2人、負傷の安東、山本に代わって喜山、米原、國分が入った。 ・SC相模原 スタメンは2名変更。 GKには竹重に代わって初先発の古賀

讃岐戦レビュー~堅実と葛藤の3連勝~

<両チームスタメン>・松本山雅 前節今治との6ポイントゲームを制した山雅はスタメンは変更なし。 野々村・菊井の出場停止から橋内は3試合連続でスタメンに、滝もこれで3試合連続左サイドでの先発に。 ベンチは米原・龍平に代わって、喜山・国友が入った。 ・カマタマーレ讃岐 前節は盛岡を相手に思い切った選手起用が功を奏し、8試合ぶりの勝利を挙げた。その流れを継続してスタメンは変更なし。 出遅れて前節で初出場となったCB宗近やそれまで出番の少なかったGK今村、左SH福井、そして

鹿児島戦レビュー~失意の中に見えた成長~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは4名変更。 GK、CB、ボランチは変更なし。 SBにはダービーで不在だった下川と藤谷が復帰。 前線は渡邉がトップ下の位置では初先発。 右WGは榎本に代わって村越。 左WGとCFには菊井・小松がそのまま入る。 ベンチメンバーも大幅に入れ替え、新外国人のルーカス・ヒアンが初のベンチ入りとなった。 ・鹿児島ユナイテッド スタメンは1名変更。 GKには岩手から加入した松山。 CBは昨年からの広瀬・岡本のコンビ。 SBは星・薩川が不

天皇杯長野戦レビュー~成長、誤算、未来に向けて~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは3名変更。 GKはビクトルを継続。 4バックは龍平、常田、野々村、橋内。 前節今季初出場を果たした橋内は今季初先発。 中盤は同じく米原が今季初先発、安東とのコンビに。 FWは榎本に代えて滝。小松、菊井、村越との前線に。 ・長野パルセイロ スタメンはGK以外の10名変更。 山中、藤森が初先発、高橋、森川が初出場となり、ほぼフルターンオーバーを敷いてきた。リーグ戦では前節初のベンチスタートとなった杉井、佐藤、三田らがこの試合に照

長野戦レビュー~屈辱の連敗~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは3名変更。 GKと4バックは天皇杯から変わらず。 ここまで主力として活躍してきた下川・藤谷が共に欠場。 ボランチには米原に代わってパウリーニョが先発に。 FWはトップ下に国友が入り、左に菊井がスライド。 ベンチには負傷離脱中だった宮部、渡邉が復帰した。 ・長野パルセイロ 天皇杯ではGK以外の10名変更していた長野はメンバーを7名を変更。選手を入れ替えつつ、この試合にベストメンバーを合わせてきた。 GKは金。 CBは総替えし

北九州戦レビュー〜ここを伝説の始まりに…〜

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは3名変更。 GKはここまでフル出場を続けていたビクトルに代わって村山が今季初出場。さらに途中出場から良い動きを続けていた龍平も初先発で左SBに。右SHには村越に代わって滝が2試合ぶりに先発に復帰した。 ・ギラヴァンツ北九州 スタメンは1名変更。 前節復帰してボランチに入っていた永野がベンチ外に。大卒ルーキーで開幕までこのポジションに入っていた高吉1試合で先発復帰。 <記録>・ゴール(11) 5:小松 2:菊井、村越 1:パ

沼津戦レビュー~4局面で見る山雅の現状~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは2名変更。 GKは村山から再びビクトルに戻す。 さらにここまで全試合出場の滝がベンチからも外れ、榎本が3節以来のスタメンに。これまでとは違う右サイドでの起用。 ・アスルクラロ沼津 スタメンは2名変更。 3トップの内、ブラウンノア・佐藤の2枚を代え、CFに和田、左WGに鈴木が入る。さらにベンチには森が今年初のメンバー入り。前節から新たにスタメン・ベンチ入りした3人が全員結果を残すことになった。 <記録>・ゴール(14) 6:

宮崎戦レビュー~生まれ変わりの途中~

2勝1分けの無敗、首位でアウェイ連戦を終え、絶好の形で迎えたホーム開幕戦。激しい終盤の打ち合いの末に同点で終えた約1年前のホーム戦、昇格の最後の可能性を閉ざされた約4か月前のアウェイ戦と昨季苦い思いを味わされた宮崎との対戦となった。 あいにくの雨で絶好のホーム開幕戦日和とはいかなかったが、霜田監督のもと取り組んでいる新たなスタイルをホームの地で直に味わえたこの1戦を改めて振り返っていく。 <両チームスタメン>・松本山雅 スタメン変更は3名。 パウリーニョが不在のボランチ

どこよりも遅い2023シーズンJ3ガイド

2023年のJ3リーグが開幕した。(公開が遅すぎますが笑)。J1・J2と比べると、J3はどうしてもメディアで取り上げられる機会は少なくなる。しかし、このJ3というリーグのおもしろいところは、ポテンシャルの塊がたくさん眠っていることである。楽しみな若手の宝庫となっている。また、日本サッカーのレベルアップに伴い、J3のレベルも年々上がっており、実績のある選手も多く顔を揃える。今年もまた過去最強のJ3になるだろう。さらに、組織としての戦術レベルも高く、理想を追い求めるチームが多いこ

岐阜戦レビュー~リスクを超えていけ~

重要な開幕戦を2-0の勝利で乗り越えた山雅。 新スタイルの幕開けということで、結果はもちろん、実戦で手ごたえを得る、サポーターに新しい姿を示すという意味で大きな1勝だった。 ただ、シーズンはまだ始まったばかり。 確固たるスタイルがある一方で、JFLからの新参チームだった奈良とは打って変わって、第2節はクラブ・選手共に豊富な経験を持ち、上野新体制での初勝利を目指すFC岐阜が相手となる。 お互い新監督ということで、まだまだスタイルの構築中の対決となったが、岐阜は山雅のスタイ

鳥取戦レビュー~肩透かしの矛矛対決~

<両チームスタメン>・松本山雅 スタメンは2名変更。 前節ベンチ外のパウリーニョが1試合で復帰した一方、喜山はベンチ外。これまで4試合連続先発だった滝に代わって村越が今季初先発になった。 また、ベンチには大卒ルーキーの國分が初のメンバー入り。 ・ガイナーレ鳥取 スタメンは2名変更。 GKの井岡がベンチ外になり、糸原に。SHとして出場を続けていた牛之濱もベンチ外で代わりに開幕には出遅れていた富樫が今季初先発。 ここ4試合は全て複数得点、しかし失点も3試合で複数失点を喫

23シーズンJ3全20チーム展望①

■ヴァンラーレ八戸■オフの動向&予想布陣 ・昨年は10位 ・後半戦順位5位とチームを建て直した志垣監督が退任 ・富山を退任していた石崎監督が就任 ・17選手が移籍や満了、主力も入れ替え ・システムは3バックが濃厚 ・長身選手を多く獲得し、サイズUP ・ソニー仙台とのTRM(30分×3)は0-1で敗戦 ■スカッド雑感&展望 ・GKは正守護神の服部が満了に。 ・経験のある大西(→鹿児島)や若手の相澤(→青森)の補強で穴は埋まるか ・CBは下堂(→富山)、板倉(→FC大阪)

神戸戦レビュー~初めの1歩~

2月4日に行われた今年初の公開試合となったPSM神戸戦。 開幕を2週間前に控えたJ1のチームとこの段階で対戦できるチームにとっては非常に貴重な機会であり、サポーターにとっても約2か月のオフシーズンの期間で霜田山雅を目にすることができる数少ない場となった。 まだ現段階なので完成度はもちろんまだまだだったが、今年やりたい事や現段階で重要視していることなど見えることも多かったので、今更ではあるが自分も新シーズンに向けてのトレーニングも兼ねて、簡単に試合の感想をまとめていきたいと思

23シーズンJ3全20チーム展望②

・ヴァンラーレ八戸 ・いわてグルージャ盛岡 ・福島ユナイテッドFC ・いわきFC ・Y.S.C.C.横浜 ■松本山雅■オフの動向&予想布陣 ・J2最下位で降格、前線はほぼ解体状態でJ3に ・前半戦をいわきと同勝ち点の2位で折り返すも最終的には4位 ・名波監督は退任。スタッフ陣も総入れ替え。 ・監督には元JFAの技術委員長で、直近では山口・大宮でも監督を務めた霜田氏が就任。 ・HCには横浜FCから早川コーチ、さらに鹿島から坪井コーチ、山口から武石テクニカルコーチも就任。 ・

松本山雅FC🆚ガイナーレ鳥取 マッチプレビュー(ざっくり)

まずは宣伝から。これを見れば、J3の掴みの部分はわかると思うので飛ばし飛ばしぜひ。https://note.com/210j1/n/nd93b19b3fbe1 現在勝ち点8で首位に立つものの、1位から10位までの勝ち点差はわずか1で、首位というのは嘘のようなもの。リーグ中盤戦に自力のあるチームとの対戦が多い中、この序盤戦で勝ち点を積み上げる作業はもちろん、内容の部分も求め、ディテールを詰めていくことも必要になってくる。今節は、勝ち点1差の鳥取戦。リーグ屈指の攻撃力を誇る超攻

「踏み台にしかならんクラブ」のその先へ

松本に負けた。 これで3戦勝ちなしである。一時はクラブタイ記録となる5連勝を果たし、昇格に向けて勢いに乗ったかのように見えた愛媛FCだったが、そううまくはいかないのが現実というものらしい。 J3リーグは残り11試合、現時点での昇格圏との勝ち点差は9だ。目標である「1年でのJ2復帰」は、客観的に見て、かなり難しくなったと言わざるをえない。 昇格なんてやはり無謀だったのだろうか。営業収益も観客動員も十分でない地方クラブには、所詮J3が身の丈に合っているのかもしれない。そんな後

23シーズンJ3全20チーム展望③

・ヴァンラーレ八戸 ・いわてグルージャ盛岡 ・福島ユナイテッドFC ・Y.S.C.C.横浜 ・SC相模原 ・松本山雅FC ・AC長野パルセイロ ・カターレ富山 ・アスルクラロ沼津 ・FC岐阜 ■FC大阪■オフの動向&予想布陣 ・JFLで優勝の奈良クラブと同勝ち点を稼いで2位で昇格 ・最終戦では1万2183人を集客。「ホーム1試合平均2000人超の集客」(ホーム15試合)をクリアする。 ・J3を指揮するのに必要なS級ライセンス未交付の塚原監督は勇退、強化部ダイレクターに

ボールと「夢」を追いかけて。

2022年9月11日、YSCC横浜対SC相模原。 J3神奈川ダービーを4-0の大量点差で制した後にゴール裏で喜ぶ選手たち。 あの時僕は、泣いていた。 肩を組んだ選手達とスタンドのファン・サポーターが向かい合って飛び跳ねて、皆笑顔で盛り上がって勝利を称える。 このクラブでこういう光景が見たくて、こういう楽しい思いをしたくて、僕はSC相模原を応援しているんだと改めて感じた。 J3。決してサッカー最高峰ではない国の、3部リーグ。 去年SC相模原を応援するようになったが、それま

霜田監督×松本山雅 ポジション別補強展望<後編>

GK・SB・CBの前編はこちら ■中盤・どんな選手を使っていた? 中盤の先発回数。()はアンカーでの起用数。 山口時代の18~20年まで全て4-3-3でシーズンイン。 そこからアンカー脇を使われるなど失点が増えてくると2ボランチにし、それでもダメなら1トップ2シャドーの3バックにする傾向にある。つまりうまく内容と結果が噛み合わない年ほどシステムは4-3-3から変更しがちである。 起用していた選手の話に戻ると、1、2年目は霜田チルドレンの筆頭・三幸がシーズンフル稼働。そ

霜田監督×松本山雅 ポジション別補強展望<前編>

ついに霜田山雅爆誕!12月5日 霜田監督の就任が発表。 下條SDの報道対応にもあったように『やろうとしているサッカーは明確』な点は特徴的で、これまで率いてきた山口・大宮でも結果が出ていようがいまいが、自身の哲学・サッカー観が色濃くチームに反映されていた。 そのスタイルを評価して、霜田監督へのオファーを出したということは恐らく来年の山雅はその方向性になるのだろう。ということはこれまでのチームの傾向からおおよその補強の展望・方向性も明らかなはず。 実際に以前指揮していたチー

松本山雅全選手個人総括やってみる<MF編>

続き <個人総括>※登録ポジション別、出場時間順 ■MF・下川 陽太 出場試合:32試合(32)、出場時間:2781分 成績:1G2A、警告・退場:0枚・0枚 FPの出場時間堂々の1位。右に左にCBに様々なポジションで起用され、安定したプレーを披露し続ける。特に単純な1対1の対人性能や球際の争いではほぼ負けなし。完全にやられた相手は恐らくA岐阜戦での窪田くらい。あとは強さ・速さ・うまさなどで隙を見つけるのは難しく、逆に保持時も簡単に取られないキープ力も圧倒的。前半戦で

松本山雅全選手個人総括やってみる<FW編>

<個人総括>■FW・菊井 悠介 出場試合:32試合(30)、出場時間:2482分 成績:2G3A、警告・退場:4枚・0枚 12人がプロに内定した流通経済大学からのルーキー。高校時代は2トップの1角、大学時代は433の3トップやIHで起用されていたが、山雅にはあまりいなかったタイプのFWでどのように起用されるか?は注目されていた(どちらかというと2トップ想定っぽかったし……)。 しかし、シーズンが始まるとその答えは早々にピッチで出される。開幕戦で後半から出場するとSHの位

推しの今季初ゴールを見て泣いた話

ゴールシーンは何を見ても、胸が熱くなる。心の昂りを抑えられずに涙を流すこともある。 けれど、7月23日、J3リーグ第18節・SC相模原対愛媛FC戦でゴールを目の当たりにした時に出たのは、安堵の涙だった。 サッカー、そしてSC相模原と出会って2年目。 僕には今季、初めて、いわゆる"推し選手"ができた。 2022年のSC相模原でストライカーナンバー・背番号9を背負う、浮田健誠選手。 シーズン開幕前、推すきっかけになったのは、最初は些細なことだった。 過去の動画を見て、ゴー

WALK TO THE DREAM

出会いとは、偶然であると思う。 だけどそれは、必然でもあると思う。 きっかけを創った人々がいて、 それを受け取った自分がいて、 今がある。 そのどちらも無かったのだとすれば、 出会うことすらできなかったのだから。 「あの日、あの動画に出会ったから、  あなたに会う事が出来ました」 「あの日、あなたに会いに行ったから、  こんなにも大好きになる、素敵なクラブを知ることができました」 「あの日、あなたに会えたから、  試合に行くたび、娘の笑顔がたくさん生まれています」

大混戦で注目のJリーグ終盤戦。「#J2推し」「#J3推し」で、1枚の写真とともにあなたのJ2、J3への愛を語ってください!

2月に開幕したJリーグの2022シーズン。各カテゴリーで優勝・昇格・残留争いが激しさを増すなか、今季も残り1ヶ月余りを残すのみとなりました。 そんなシーズン最終盤のJリーグの中で、今回noteは煌びやかなJ1ではなく、あえて下位のリーグに注目しました。3年振りにJ1参入プレーオフが行われる明治安田生命J2リーグは、10を超えるクラブがプレーオフ進出の可能性を残す混戦であるとともに、降格争いも拮抗しています。上がれば歓喜、落ちれば落胆の熾烈をきわめた戦いは最終節までもつれるこ

長野戦レビュー~用意された「動」と「静」~

<メンバー>・松本山雅 今治との上位直接対決を制し、連勝を飾った山雅だが藤枝との勝ち点差は2。引き分けすらも許されない中でダービーを迎えたが、天皇杯、リーグ戦とどちらも90分では決着がつけられなかった長野を相手に90分での「必勝」が求められる試合となっている。 スタメン・ベンチはともに今治戦から変更なし。 ・長野パルセイロ 一方、長野も相模原・YS横浜を相手に複数得点を挙げての連勝。 山雅と同様に良い形でこの試合を迎えたが、この試合では宮阪が欠場。それ以外は変わりなく

いっしょにあーそぼ

ずっと考えていたことがある。 この温もりをどう表現してみようかと―――。 今年、いわきFCに出会い、たくさんの人達と出会い、家族一同とても楽しい毎日を過ごすことが出来ている。 奥様は奥様でみんなとの交流がとても楽しそうで、娘は娘でいろんな人に声を掛けてもらって嬉しそうで。 自分としても、まさかこんなにもたくさん人と知り合い、楽しい日々を過ごせるとは、今年の初めには思ってもいなかった。 そのぐらい、充実した幸せな日々を過ごさせてもらい、感謝の念に堪えない。 距離感という関

浜を照らす光たち

今から20年前。 2002年6月、日韓W杯開催にあたりアルゼンチン代表がJヴィレッジへトレーニングキャンプに来た。 当時双葉郡はアルゼンチンの国旗が街中に飾られてて盛り上がってたと記憶してる。 その時から好きなスポーツはサッカー。 いつの間にか緑の芝のフィールドが大好きになっていた。 2006年6月、ブラジルW杯出場にあたり日本代表がJヴィレッジへ最終調整合宿に来た。 当時は日本代表の練習が見たくて両親にお願いして連れてってもらった思い出がある。 学生時代は練習試合で何度か

相模原に生きて、SC相模原に夢を見ている話。

サッカー、そしてSC相模原と出会って早1年半。 気付けば、週末は毎週ホーム・アウェイ問わずSC相模原の試合を見に行くようになった。 けれど、元々よく遠出する癖はあったものの、自分が1つのJクラブの、それもカテゴリとしてはJリーグ内では一番下に位置するJ3のクラブの試合に通うようになるとは、夢にも思わなかった。 つい数年前までは、そこそこ熱心な巨人ファンだった。 幼少期から両親に東京ドームの外野席に連れられ、高校生になってからは自分でチケットを買うようになり、相模原から水道

岐阜戦レビュー~待ち焦がれたヒーロー~

<メンバー>・松本山雅 スタメンは2名変更。 負傷の大野に代わって今シーズン初めて篠原がメンバー&スタメン入りで右HVに、そして中央には野々村が入る。さらに右WBで下川→宮部が変更となった。 ベンチメンバーには変更なし。 ・FC岐阜 コロナの影響で8名の選手が離脱した岐阜だったがスタメンの変更は1名のみ。チームの中核の庄司→ヘニキへと変更、ボランチを本職とする選手が他にいなかったため、ここのやりくりは苦労したように見えた。 ただチームが6戦勝ちなし(4敗2分け)と不

推しチームのお話。

サッカーの知識が無くてもハマれる。 自分のJ3の推しクラブは『いわきFC』です。 …恐らく相当長い文章になると思いますがお付き合いいただければ幸いです。 自分は結成当時の2016年からずっと応援し続けてます。 よく周りから言われる事が、よくそこまで熱くなれるよね〜って。 まあ、応援エリア真っ只中にいる人たちに比べたら全然かわいいレベルではあるんですが、興味ない人たちから言わせたら熱いサポーターになるらしい。 でも…サッカー知ってる人とは詳しい話は出来なかったりしま

僕は福島ダービーを見るのが怖かった。

私は福島ユナイテッドというJ3のチームを知って7年、応援し始めて5年ほどになる。 応援するようになったきっかけは下記を読んでほしい。 (書いたのが古すぎるし拙いのでいつか書き直そうと思っている) フィナーレの向こう側へ。 | サッカーは片手間に。 (ameblo.jp) 福島県のサッカーを語るうえで避けられないチームがある。 それが今季J3に昇格した「いわきFC」というチームだ。 2015年にいわきFCという存在が生まれたことは福島県のみならず、全国のサッカー界にとって

【日々反省、日々成長】J3 第26節 松本山雅×Y.S.C.C.横浜 マッチレビュー

スタメン5連勝中と勢いに乗る松本。さらに、外山凌と常田克人が出場停止から復帰し、肩の負傷で離脱していた横山歩夢もベンチ入りするなど好材料が多かった。勝っている時はスタメンを固定しがちだが、そこに食い込んできたのは中山陸。抜群の存在感を発揮していた佐藤和弘をベンチに追いやり、右インサイドハーフに入る。たしかに移籍加入してからの数試合、攻守に効いていたので継続して使ってみようということなのだろう。 一方のYS横浜は、シーズン序盤に対戦したときとはまるで違うメンバー。中でも気にな

2022シーズンを終えて

3月に始まったJ3リーグも 11/20をもって全日程、全試合終了。 ヴァンラーレ八戸は 18チーム中、10位 勝点43 12勝 1分 19敗 得失点差は-14 一時期は17位まで落ち込んだ彼らでしたが 終盤の10試合で 怒涛の追い上げ(三連勝、負、三連勝、負、二連勝)見せてくれました! 実はある選手から 本当に今年はなかなかまだチームとしても個人としても上手くいっていないですが、  絶対今年 が終わる頃、このチーム最高やった! 途中から の巻き返しがすごかった! 

ガイナーレ鳥取を好きになった「だらず」野郎の話

私のことを知っている大抵の方は私について、ガイナーレ鳥取と紐付けて認知していると思う。 それは全く正しいし、そのことは私のあらゆることを阻害しない。私の行動原理だ。 実際、観戦予定は、ナイターシーズンを除けば、よほどのことがない限りガイナーレ鳥取が最優先だし、2002年の東山でのSC鳥取との出会い以来、名前が変わろうと何しようと、ガイナーレ鳥取は私の良き友であり続けている。それを誰も否定できない。否定なんぞされてたまるか。 上の記事を見ていただいてもわかると思うが、まあ、正

その日の勇者たちよ、僕らはやり遂げた。

試合終了を告げるホイッスルが鳴った瞬間、大部分の静寂の中で歓喜の雄叫びと太鼓の音を響かせた。 2022年9月25日、Y.S.C.C.の今シーズン5勝目。2位を走る松本山雅FCにアウェイで1-0で勝利した。声出し応援の対象となったこの試合での勝利は、のちにジャイアントキリングや衝撃的な一戦としてセンセーショナルに取り上げられる。しかし僕にとって、僕らにとって、この勝利にはそれ以上に重要な意味があった。 2009年12月5日、全国地域サッカーリーグ決勝大会第2戦。松本平広域公

息子と娘といわきFC

 私、私の家族が推しているチームはJ3いわきFCです。  私たちは茨城県に居住しています。  茨城にはJ1、J2に所属するチームもありますがいわきFCを推しています!  私はサッカーが大好きです。  国内に推しのチームはありませんでした。  息子もサッカーを始めたばかりで、推しチームはありませんでした。  今年の夏、妻は仕事だったため、私は息子と娘を連れて福島県へ遊びへ行きました。  とても天気の良い日で福島県の食事や温泉などを楽しみました。  子供が    喉が渇いた

YS横浜戦レビュー~逃したチャンス、掴み取ろう再び~

<メンバー>・松本山雅 常田・外山が出場停止から帰ってきて、徐々に戦力が揃いつつある山雅は橋内、佐藤に代わってこの2名がそのままスタメンに復帰。前節右WBに入った中山は本職に近いIHでスタメン継続となった。 ベンチにはTPJ、住田に代わって、怪我の状態が不安視されていた横山が復帰。前例から考えるとかなり早期での帰還と言えるだろう。 ・YSCC横浜 スタメンは2人変更。不動の存在だったCB宗近の代わりに花房、シャドーの神田の代わりには元日本代表の松井が入り、ボランチとし

AC長野パルセイロに彩られた風景

#J3推し 僕がパルセイロについて覚えている一番古い試合は、長野パルセイロが当時”地獄の地域リーグ”と呼ばれていた北信越リーグ時代に見に行った試合です。(当時の北信越リーグは、Jリーグ加盟を目指しまくっていた長野パルセイロ、松本山雅、ツエーゲン金沢に加えて、JFL加入を目指しまくっていたジャパンサッカーカレッジが優勝を争う異次元のスーパーリーグだった) 当時、暇と時間を持て余しまくっていて、何かしら生サッカーを見たいと思った僕がサッカー不毛の地・長野県でサッカーを見る方法

ガイナーレ鳥取2022十大ニュース+α

以前、ブログでやっていた企画を、noteでやってみる、という安直さであります。 でも、今季は上半期の時期に1ヶ月近く入院してたこともあって、試合をろくに見てないのに、大丈夫かって気はしますが…。ま、やってみます。 第10位:12勝5分17敗勝ち点41の第12位でフィニッシュ まあ、第6節鹿児島戦(アウェイ)から第10節いわき戦(アウェイ)までで5連敗したり、第15節沼津戦(アウェイ)から第18節福島戦(アウェイ)までで4連敗したりもしましたしね。 あと、10発上旬の第27

ヴァンラーレ八戸と共に!

ヴァンラーレ八戸の試合を初めてみたあの日から 7年が経とうとしてます。 その時はまだ、JFL。 JFLとJリーグの違いも分からない ちんぷんかんぷん 一個下の子が当時選手だったから たまたまヴァン車を見て、試合があるって知ったから ホームタウンに住んでる人は半額で見れたから 五戸で試合だったから という理由で、初観戦。 もともと、応援することは好きだったけど ここまでハマるとは思わなかった。 そんな私のヴァンラーレ八戸推しポイントをいくつか発表させてください🙇‍♀

腐れ縁。

思えば、2002年の夏から続く、ガイナーレ鳥取との20年ほどの縁だ。 他にもシンパシーを抱いているチームはある。だからガイナーレ鳥取一筋かと言われると、そうでもない。 だが、別に推したいんだから勝手に推してるに過ぎない。自分とガイナーレ鳥取とはそういうつきあいをしているつもりだ。 おかげでクローゼットの肥やしが貯まる一方だ。だが、何だかんだ言いつつも、まだコレクションは終わりそうな気配がない。ホント、バカじゃないかと思ってしまうが、こればかりはもう仕方がない。 この20

福島×YS横浜の試合で赤兵衛さんたちを見に行った件(2022岩手・福島遠征2日目)

こんばんは。前回の記事からかなり時間が経ちましたが、続きを書いていこうと思います。 前回の記事はこちら。 マスコット中心の記事はこちらをご覧ください。この記事、半分ぐらい私のツイートが入っているのですが、今はマスコットの皆さんのファンたくさん増えて、たくさんの方のツイートが集まるようになりましたね。 なかがきさて、岩手の翌日に、宿泊地の仙台からいけそうな試合は八戸か福島がありました。とりあえず帰りも仙台空港からの便にしたので、それまでに仙台に戻ってくる必要があります。 時

初めて山本凌太郎くんに会えた日⚽️💙

2022.11.20 𝐒𝐮𝐧𝐝𝐚𝐲 Jビレッジスタジアム⚽️ いわきFC VS YSCC横浜戦を観に行きました❕ 私がただただカッコよくて一目惚れした山本凌太郎くんに会いに今年3回目のJビレッジへ✌🏻 2時間前のスタメン発表。すごいドキドキしてました。『21.山本凌太郎』って書いてあってスタメンに選ばれててホントに嬉しかった⋆⸜♡⸝‍⋆ 私がずっと会いたかった凌太郎くんが目の前でプレーしてる姿をみてホントに感動した😭😭💕 試合中はずっと凌太郎くんをしっかり目で追ってた🍒プレー

エリート

スタジアムで見かけるチビちゃんたち。 Jリーグでも、 地域リーグでも、 リーグ戦でも、カップ戦でも。 ユニ着て友だちに会う 芝生でごろごろする 声援送る 通路で旗振る 小さな音の手拍子する 背番号で数字覚える わかる数字が推しになることも なかなか呼べない選手もいる 発音がむずい たまに遠くまで連れていかれる 大きなスタジアムで応援団に混ざる 得点と同時に掲げられる 笑 どんな思い出になってくかな… 大事なところで眠くなって力尽きてしまうけど それもいいよね。 スタジ

J3の推し⚽️🫶🏻

私はFC岐阜、AC長野パルセイロ、YSCC横浜の個サポしています⚽️🫧岐阜エピソード多めです💚文章能力がないので間違ってたりするかもしれません!語彙力もないですがそこは多めに見てください🙏🏻笑 FC岐阜💚⚽️私の推し選手は3.三國スティビアエブス選手、21.松本拓也選手、29.松本歩夢選手、45.ンドカチャールス選手です⚽️💚エブくんは水戸でプレーしてる時から応援してます🫧✌🏻松本拓也選手は9月25日Jビレッジスタジアムで行われたいわきFC VS FC岐阜の試合の時に私が座

3連勝とアウェイの感想。

9/17 FC岐阜 3-1 win 9/25 SC相模原 2-0 win 10/2 愛媛FC 1-0 win 相模原戦で、3年ぶり(1036日ぶり)の連勝 そのままの勢いで臨んだと思う8位の愛媛戦 ウノゼロで見事勝利しました!! いやーーー!長かった。 2019年にJに参入して初めての3連勝。 最後に3連勝したのはいつ?なんだろう…? 探し方が悪いだけかもしれないけど 遡って見つけれたのは 2017年の開幕3連勝だった。(5年前!) たぶん、開幕5連勝とか負け無しじゃ