幼いころから推してる小説家さんがまだ続けてくれているありがたさ。幼い私が帰ってきた思い。諦めが悪く現実に負けそうな私を励ましてくれたのは美しいラノベでした。ずっとずっと続いていきますように。
敬愛する有川浩さんが帯で絶賛していたので、電撃小説大賞の大賞受賞作、紅玉いづき『ミミズクと夜の王』を注文したら、意外なことに、ミミズクは人間で、夜の王は魔王だった。新鮮で牽引力の強い物語で、一気呵成に読了。好きな作家が称賛する作品にハズレはない、と改めて実感。有川さんに感謝です。
『ミミズクと夜の王 完全版』読了。 結末を知っているのに、それでも、そこにある人々のあたたかさに涙しました。 そして、『完全版』として新たに書き下ろされた、物語の「その先」。彼ら彼女らの人生を再び知ることができて、これ以上の幸せはありません。 ありがとうございました。大好きです。
塾に行く前、ふらっと有隣堂に寄るのが癖でした。それまでほとんど本屋さんになんて行かなかった。紅玉いづきさんデビュー作を初版で、しかも発売当日にたまたま手に取ったのもその有隣堂。塾なんて行きたくなかったけれど紅玉いづきさんに出会わせてくれたから感謝している。
一番面白いと思う本はなんですか?ときかれると、ちょっと困ってしまう、その時好きなものなんてころころ変わるけれど、確実に影響を受けたから好き、なら答えられる。紅玉いづきさんの『ミミズクと夜の王』です。