感想『神曲』(ダンテ 山川丙三郎訳)上巻地獄
イタリア古典文学『神曲』地獄編です。
訳名に反して内容は、賢い弥次喜多の地獄めぐりです。
しかし再読必須だと思います。
初読は「尻が喇叭となりぬ」の、悪魔のおならのインパクトの他は、グロ以外印象が残りづらい!(本でなく頭のせいでは?)
再読するとしみじみと厨二病の心を揺さぶる、大量の註釈ワールド!
ルシファー登場時、ラテン語で「地獄の王の旗進む」ってカッコよすぎだと思うんですよ!
流石あらゆる厨二病の元ネタ!
あ、でも、グロは本当にスゴいので……。苦手な方はご注意ください……