現代詩文庫「松下育男詩集」を読みました! 「江戸川」を1回目に読んだとき、声を立てて笑いました。
何を言っているのかまったくわからないのだが、ただ、言葉それ自体が異様な存在感をもって迫ってくる。網膜に膠着し、黙読しているのに、鼓膜に張りついて離れない──そんな現代詩の魅力を私に教えてくれた詩人の一人が、谷川雁だ。