小池陽慈☆『マンガ森の彷徨いかた』

執筆業、予備校講師。修士(学術)。著作は、『14歳からの文章術』『"深読み&…

小池陽慈☆『マンガ森の彷徨いかた』

執筆業、予備校講師。修士(学術)。著作は、『14歳からの文章術』『"深読み"の技法』(笠間書院)、『評論文読書案内』(晶文社)、『ぼっち現代文』(河出書房新社)、『現代評論キーワード講義』(三省堂)、編著『つながる読書』(筑摩書房)、他。現在、放送大学大学院博士後期課程。

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著作の紹介(刊行順)

神保町の書店「PASSAGE SOLIDA」【小池陽慈の本棚】 *オンラインでの購入も可能です!【共著】紅野謙介編『どうする? どうなる?これからの「国語」教育』(幻戯書房)【単著】『無敵の現代文 記述攻略メソッド』(かんき出版)【単著】『大学入学共通テスト 国語[現代文]予想問題集』(KADOKAWA)*2021年度用【改訂版】がありますので、お買い求めの際には、そちらをお願いいたします。 【単著】『一生ものの「発信力」をつける 14歳からの文章術』(笠間書院)【寄稿】「

    • 抗い

      「読んだけどわからなかったこと」は、「読んでわかったこと」などよりも、その先、きっと、はるかに大きな意味を持つ。わたしが、あなたが、生きていくうえで。

      • 三浦哲郎『ユタと不思議な仲間たち』、好きなんですよね…

        YouTube[ちゃんねるヨージ]に、ショート動画[本の紹介]をアップしました。今回紹介するのは、 三浦哲郎『ユタと不思議な仲間たち』(新潮文庫) です。都会から来た少年が、自然豊かな風土の地で座敷わらしたちと触れ合い、たくましく成長する物語。 三浦の他の作品を少しでも読んだことのある人なら、「え、あの三浦哲郎が、こんな物語を…?」と驚くかもしれません。 児童文学ということにはなるのでしょうが、私は、50歳を迎えようとしている今でも、この物語が大好きです。 そして、

        • 小熊秀雄の詩「ねんねの唄」を解釈してみたよ!

          ちゃんねるヨージに新しく動画をアップしました。小熊秀雄という詩人がいるのですが、その「ねんねの唄」という詩に出合い、思わず息を飲んでしまう迫力に、解釈せずにはいられませんでした。 皆さんなら、この詩にどのようなことを感じ、どう読まれるでしょうか。ご視聴いただければ幸いです。 ちゃんねるヨージでは、これからも、気軽に見て楽しむことができ、かつ、ちょっとした学びにもなる、本や読書や「国語」や現代文などについての動画をたくさんアップしていく予定です。チャンネル登録、ぜひよろしく

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          教学社の運営する「赤本チャンネル」に、ショート動画でデビューしました。ご覧くださいませm(_ _)m https://youtube.com/shorts/Nh1AJMPAIYY?si=8KezXjWXX3nds4Q6

          教学社の運営する「赤本チャンネル」に、ショート動画でデビューしました。ご覧くださいませm(_ _)m https://youtube.com/shorts/Nh1AJMPAIYY?si=8KezXjWXX3nds4Q6

          ショート動画[本の紹介]をアップしました!(2024 11/8)

          ちゃんねるヨージに新しくショート動画[本の紹介]をアップしました。今回紹介するのは、 芥川龍之介「河童」 です。数多くの傑作を残した芥川ですが、「一つを選べ」と言われれば……私は、「河童」かな……もしくは「歯車」。 〜宣伝〜 小池陽慈『ぼっち現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門』(河出書房新社) 小説、物語、詩、童話、エッセイ、評論……いろいろな文章を読みながら、いわゆる「国語」的な読解力のみならず、解釈し、人生や人間について深く考える読み方を紹介してい

          ショート動画[本の紹介]をアップしました!(2024 11/8)

          新しくショート動画をアップしました! (2024 11/7)

          [ちゃんねるヨージ]に新しくショート動画をあげました。今回は、 [本の紹介]梶井基次郎「Kの昇天」 です。 私、梶井の小説ではこれがいちばん好きかもしれません。遠い昔、学部生の頃にゼミでこの作品の解釈を発表して先生に褒めてもらったことを思い出しながら、今でもやはり嬉しくて、ついついニンマリしてしまいます。 ちゃんねるヨージ 〜宣伝〜 小池陽慈『スマホ片手に文学入門』(笠間書院) 超短編をじっくり精読しながら、解釈の具体的な実践例を紹介する一冊です。楽しいですよ!

          新しくショート動画をアップしました! (2024 11/7)

          書くことの、楽しみを。

          書くことは、そりゃ、しんどいです。でも、とてもとても、楽しくもあるんです。「文章なんて書けないよぉ!」と苦しむ子たちと、その楽しさを分かち合うための一冊です。高校生・受験生はもちろん、先生方にも、ぜひ読んでいただきたいです。小池陽慈『小池のたった7時間で小論文』(Gakken)。よろしくお願いいたします。

          ショート動画[本の紹介]をアップしました!(2024 11/6)

          [ちゃんねるヨージ]に、新しくショート動画[本の紹介]をアップしました。今回は、 周司あきら・高井ゆと里『トランスジェンダー入門』(集英社新書) を紹介しています。私は、この本と出会ったことで、自分の残りの人生の大きな指針を手にすることができました。ダメすぎる自身の半生を振り返りながら、せめて、残された時間は、少しでもマシな自分を生きていきたいと思っています。 〜宣伝〜 小池陽慈『マンガ森の彷徨いかた』(三省堂) 批評理論を使ってマンガを解釈し、マンガを楽しみながら批評

          ショート動画[本の紹介]をアップしました!(2024 11/6)

          もっともっともっと、もーっっっと、たくさんの皆さんに読んでいただけますようにッ! 小池陽慈『マンガ森の彷徨いかた』(三省堂) 文学理論・批評理論の入門の入門ですッ! https://www.sanseido-publ.co.jp/np/detail/36169/

          もっともっともっと、もーっっっと、たくさんの皆さんに読んでいただけますようにッ! 小池陽慈『マンガ森の彷徨いかた』(三省堂) 文学理論・批評理論の入門の入門ですッ! https://www.sanseido-publ.co.jp/np/detail/36169/

          死へのストレッチ

          自らの老眼を笑い、節々の痛みを自嘲し、食欲の減退を「やれやれ」と冗談気味に言う。そのようにして、自身の肉体が確実に衰えゆくことへの折り合いをつけようとする。私たちは、日々、死を受容するためのストレッチに励んでいる。

          「読む」ことは「葛藤」であるはずなのに

          疑わずにはいられないのに、それでもすがらなくては生きていけない──言葉をめぐるそうした葛藤を直視し、経験するために、「国語」という教科があるのではないか。少なくとも、「国語」における「読む」とは、一義的な情報の処理などではあるまいよ。

          「読む」ことは「葛藤」であるはずなのに

          [ちゃんヨジ]原民喜の詩「ある時刻」を解釈してみたよ!

          [ちゃんヨジ]原民喜の詩「ある時刻」を解釈してみたよ!

          書くって楽しいかも

          ……と、一人でも多くの高校生・受験生に思ってもらいたい。そんな願いを込めて書きました。 良い本になったと思うです。

          小池陽慈『マンガ森の彷徨いかた』(三省堂で、批評理論に入門の入門してください。きっと世界がぐぃぃぃぃぃん!って広がります。 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784385361697

          小池陽慈『マンガ森の彷徨いかた』(三省堂で、批評理論に入門の入門してください。きっと世界がぐぃぃぃぃぃん!って広がります。 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784385361697

          [ちゃんヨジ]草野天平の詩「雪の朝」を解釈してみたよ!

          [ちゃんヨジ]草野天平の詩「雪の朝」を解釈してみたよ!