溝口健二監督の『武蔵野夫人』、戦争終結間際から物語が始まりますが、配給で希望者に自決用の「青酸カリ」が配られるシーンがありました。なんとも壮絶で、これが物語に暗い影を落とします。原作は睡眠薬だったみたいです。調べてみないと…
溝口健二監督の『武蔵野夫人』を観た。大岡昇平の原作ですが、あの「野火」と同じ時期に執筆された作品だということです。恋愛の話です。自由とは道徳とは?それを上回る誓いとは何か?という哲学的なお話でもありました。自分の中に誓いがあるという生き方はとても強いなと思いました✨