九年前に揮毫した作品。
今年の漢字は「金」清水寺貫主が達筆で揮毫が難解。 心なしか空しい辰年の歳末だ。雨冠を付した「震」 のほうが適しているのでは。地震に始まり、国内外 も震え続けている。心を震わせられた人たちの旅立 も多かった。でも死は終わりではなく区切り。 向こう側から見ると、出現であり始まりなのだ
昔話で恐縮だが。 師匠の米長邦雄先生に揮毫を頂いた。 「女房は 宝である」 これじゃたまらんので、「先生、何とかしてください!」と頼んだら、 翌週また1枚頂いた。 ぶったまげた! 「亭主は 〇宝である」 〇には「めずらしい」という漢字を入れて欲しい。 やられっぱなしである。
金華山黄金山神社の新嘗祭に参加してきた。女川港からフェリーで40分ほどの孤島で、金運によいと僧のあいだでも評判な場所でもある。帰路、飲食店の看板の揮毫依頼が早速きたことを皮切りに、仕事の依頼が立て込んだ。神社で願い事をしなくなって久しいが、ただ居るだけでよいということなのだろう。
3月1日に投稿した記事 今月の揮毫に追記しました! https://note.com/unmeiron_tgw3a/n/n13862fcbcebd 書いてほしい文字や言葉のリクエストを 募集します! 記事を読んだ方も、これからの方も よろしければリクエストお待ちしてます!
無断転載やパクリはする奴が悪い。でも本来「禁無断転載」と警告するくらいなら、きちんと作者のサインを入れるのが普通。 作家が揮毫するのは、作品に対する責任所在の証明でもある。作品は揮毫を入れることで初めて完成するのだ。 https://togetter.com/li/1877437